行程・コース
天候
曇り
登山口へのアクセス
タクシー
その他:
マイカー規制がかかった最後の週末だったため、須走ICを降りてすぐの場所にある臨時駐車場に車を置き、ちょうど回送してきたタクシーに乗り登山口へ。
この登山記録の行程
須走五合目登山口(5:00)・・・山頂(12:00)・・・お鉢めぐり(1時間40分)・・・昼食休憩(40分)・・・山頂(14:20)・・・須走五合目登山口(16:40)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今年は富士山に登ることを目標の一つにして春先からトレーニングを積んた。長野県に住んでおり、2,500m超の山が近くにたくさんあるため、トレーニング場所には困らない。居住地も1,000mに近い場所であるため、高山病の心配はしていなかったが、数か月前から鉄分の摂取を心掛けた。
8月下旬から9月上旬は天気がよろしくなく、9月に入った最初の土曜日に天気が安定したところを狙って、不本意ながらマイカー規制中の須走口へ向かう。やってはいけない弾丸登山を決行したが、天候の安定する日が翌週もほとんどなく富士山が閉山直前であったため、(来年登るという選択肢以外には)選択の余地がなかったから。
2時間の仮眠の後、夜中1時半に自宅を出発し4時過ぎに須走臨時駐車場に到着。できるだけ早く出発するため5時始発のシャトルバスを待たず、ちょうど回送してきたタクシーに乗り登山口へ。五合目は雲の中だったためご来光は拝めず、早々に山頂へと向かう。
須走口を選択したのは、六合目付近まで続く樹林帯を楽しむことが目的の一つ。ダケカンバの美しい林と花を楽しみながら登る。登っている間は、ほぼ霧の中で展望もなかったが、途中一瞬の晴れ間に山頂を望むことができた。八合目を過ぎると歩きにくい単調な砂利道が続くが、3,200mより上部は空気の薄さをヒシヒシと感じて、単調どころではない。山頂直下の岩場でハードな動きをすると、すぐに息が切れて回復に時間がかかる。とにかくゆっくり登ることが肝心。私は角谷道弘さんの書籍にあった通り、1時間に高度を240m上げるペースを維持して登頂したため、高山病の兆候もなく、山頂に到着した段階でも十分な余力が残っていた。
天気が安定しているうちにお鉢めぐりに。火口の景色は一見の価値あり。馬の背に悪戦苦闘して剣ヶ峰にたどり着いたものの、剣ヶ峰には人の順番待ち渋滞が起こっており、最高峰は断念した(十分な満足感があったのでOK)。その後ランチ休憩をはさんで下山道へ。
下山は砂走りを楽しむことが目的。そのためサングラスとスパッツ、マスクを用意した。砂が厚く堆積しており地面が柔らかいため、調子に乗って走って下り始めたところ、途中で膝と腰にものすごい負担がかかっていることを感じる。その後はゆっくりと下ることにしたが、それまでの蓄積が効いたのか、私も同行者も膝痛を感じながらの下山となった。
観光客も多く登っている山であり、長野県内の山とは全く様子が違う。八合目から上部では高山病に苦しむ登山者も多く、ザックを同行者に持ってもらって、やっと歩いている女性もチラホラ見られた。コースに難しい場所はないが、やはり高山。十分な準備が必要な山だと思う。
フォトギャラリー:13枚
さあ、行きましょう!
素敵な樹林帯(*^。^*)
ピンボケしてる…
雪の重みで曲がったのね~(+_+)
あっ、山頂!
フジアザミ
ホタルブクロ?
雲海が!!
酸素、薄い!!(-.-)
火口 もう氷柱が!
剣ヶ峰 渋滞中
お鉢巡り いいですよ
砂走りは膝を痛めないように…
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
| 傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
| 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 健康保険証 |
| 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | ストーブ |
| ライター | カップ | カトラリー |




