行程・コース
この登山記録の行程
月見が丘駐車場(08:40)・・・分岐(09:23)・・・両国牧場跡分岐(09:48)・・・道後山(11:20)・・・両国牧場跡分岐(11:43)・・・岩樋山(11:57)・・・分岐[休憩 20分](12:30)・・・月見が丘駐車場(13:20)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
2013.9.24(火)晴 1人 11,112歩 約7.0㎞ ↑264m↓288m 5h25m
落合から高速道で東城ICまで走る。2時間25分、132km走行して道後山キャンプ場に到着、スキー場リフトの終点から、さらに少し登ったところに月見が丘と言うなだらかな丘の周辺がキャンプ場になっている。
標高が1000mあり、岩樋山の中腹になる。トイレの横にキャンプ場の道がありそこから取り付く。しばらく進んで砂防堰堤を越えると本来の登山道に合流して登って行ける。ツリフネソウ、ゴマナ、ミゾソバ、ミズヒキ、ワレモコウ、オタカラコウなど見ながら広葉樹の木陰を気持ちよく進む。途中でツリバナの木が数本、沢山実をぶら下げている。こんな光景は初めてだ。
山麓を南側に回りこんだところに、休憩舎が立っていて南側に広島の山々や猫山の景色が広がる。2分ほどで道後山へ近道1.7kmと書かれた分岐に出る。岩樋山直登ルートと山麓を回りこんで道後山に向かうルートの分岐となる。月見が丘の駐車場から0.8kmの地点だ。
ここは、山麓ルートを選択し、帰りに岩檜山へ回る予定。ミズナラ、クリ、カシワ、マユミ、サワフタギ、クロモジなどの木陰を、なだらかな土の登山道が伸びていて、気持ちよく歩ける。ネジキの木肌などを確認しながら気持ちよく進んでいると、イチイの大木がある、消えかけた看板がついているのでそれと知れる。このあたりはイチイ林になっていて、これも目新しい光景だ。
潅木林が途切れてくると、山頂尾根に出る。指導標の立っている石の段差を何気なく超えてみると、東西に伸びた石コロの土手であることがわかる。石を積み上げて牧柵としていた名残で、西の岩樋山に延びている。
道後山と岩樋山の鞍部に出た。この縦走路からまた石の柵を越えて、今度はくだり気味に道後山山麓を大池方面へ再び山麓を巻いて行く。マツムシソウ、ウメバチソウ、ツリガネニンジン、センブリ、シラタマノキ、アケボノソウ、ギョウジャニンニクなど山の花々を見ながら下ってゆく。
大池まで下ると今度は登り気味に道後山の東斜面に向けゆっくり巻きながら登る。岡山県側の山々が見えてくると道後山東稜線につく。北東に大山南壁がかすんでいる。道端にリンドウが迎えてくれる。リンドウとホソバヤマハハコの花が転々と笹原に生えているマユミなど撮りながら登ってゆくと道後山山頂はすぐだ。
まだ昼前なので、西に見えている岩樋山まで稜線縦走して帰ることにする。道後山からのくだりには、立派なケルンがいくつもあり感心する、これはもともと草地の中のグリ石を1っ箇所に纏めて置いたものだろうと思う。なだらかな稜線にはいくつも登山道がありどこを下っても、最初に超えた石の柵のある鞍部に帰る。
ここから岩樋山へ登り返すが、200mほどで頂上に出る。ここは道後山より少し斜度があるが、早足で登ってみても何とか頂上まで息が続く。この天辺も1271mで道後山と同じ高さだ。リンドウとマツムシソウが咲いているなだらかな丘のような山頂で、ちょうどお昼のサイレンが聞こえる。
足元に西側の月見が丘の駐車場が見えている。昼にするつもりだったが日差しが強く暑いので、休憩舎まで下ってからに方針変更。ここでも石の柵を超えて下りに向かう。最初は日当たりの良い牧場跡を下るが、しばらく下ると樹林の中を九十九を折って下って行く。
ここは、登ったときの林とは雰囲気が違うカラマツなどの針葉樹が混じっていて多少暗い感じのルートになっている。30分で休憩舎まで下りやっとお昼。泥の緩やかな登山道が多く、山様も女性的な優しい山、綺麗は花々に迎えられた山行でした。
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