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両神山~天理岳~(遭難?!)

両神山( 関東)

パーティ: 2人 (登登路 さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 外環自動車道~関節自動車道~花園IC~国道140号線~皆野寄居有料道路(\420)~県道37号線~県道279号線~日向大谷口バス停付近有料駐車場(\500)

この登山記録の行程

日向大谷(有料駐車場 4:50)・・・会所(5:38)・・・八海山(6:33)・・・清滝避難小屋(7:05)・・・両神神社(8:02)・・・両神山山頂(8:35)・・・東岳(9:30)・・・前東岳(9:40)・・・天理岳(12:40)・・・<道間違い~道迷い>・・・坂本バス停(15:10)

コース

総距離
約12.1km
累積標高差
上り約1,782m
下り約1,920m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

日向大谷口(駐車場)へ向かう途中、「両神山日向大谷口まで行けません(通行止め)」と書かれた看板がたくさん出てきますが行けます。あまりにもたくさん看板が出てくるので不安になりますが、行ける所までは行ってみよう思い行ってみたところ日向大谷口まで車で行けました。実際、両神山荘まで今は車でいけます。土砂崩れの補修工事を行っています。夜が明ける暗いうちに到着しました。晴れていると星空がとても綺麗です。プラネタリウムの中にいるような感覚になるくらい素敵です。ヘッドライトを付けていざ山頂へ!有料駐車場\500は両神山荘で支払ます。山頂までは川伝いに登って行きます。途中川の水にも触れることができ森林浴にはとても良いコースです。それほど急勾配もありません。途中、短いクサリ場がいくつかあります。クサリを使わなくても十分登れますが安全のため使った方が良いです。今回は山頂から天理岳行くコース計画です。両神山山頂から前東岳の分岐を探しましたが見つからず。東岳へ到着しちゃいました。そこでしばしお茶。湯を沸かしコーヒーを飲みながらマップから分岐がどの辺りかにらめっこ。東岳から両神山山頂へ戻る途中、分岐がどこにあるか注意深く探しながら進んだ所、とてもわかりずらい所に分岐を発見!見つけてしまいました。普通に歩いていたら決して目に留まらない所に分岐がありました。ここから天理岳へはマップにも書かれていないところ。整備もされていないため、道と呼べるかどうかも怪しい。何となくわかってはいたものの天理岳へ向けてしゅぱーつ!思った通り道とは呼べない所でした。木々も多く、手がかりは木に付けてあるマーカー(色のついたテープ)だけ。それも短い間隔ではなく、割と距離が長い間隔にマーカがあるので、歩いているといささか不安になります。天理岳へはこれしか目印になるものがありません。標札など何も無いので、木の茂った稜線を外れてしまうとたちまち遭難してしまいます。道も悪く、どっちへ進めば良いのかわからなくなるポイントが数か所あります。それでもマーカを頼りに天理岳へ何とか到着できました(祠があります)。良く着いたと思うくらいです。それくらい天理岳までのルートが酷く、そしてわかりずらい。安心した所でマーカーを頼りに下って行きました。しかし、これが悪夢の始まりでした。マーカーを頼りに下っていく・・・その思い込みが悪夢を呼びました。大分下ったところで、ルートがおかしいことに気づきました。両神山は携帯電話の電波が入りません。しかしGPSは使えるのでマップ使い位置を確認してみたところ、なんと駐車場のある日向大谷口とは全く逆の方へ下りてしまっていたのです。マーカーもありルートは1つしかないものと思い込んでいました。気づいた時には大分下ってしまっており、マップで見た感じだと、尾ノ内渓谷入口方面へ向っていることがわかりました。この時点で心も折れ、体力も精神もすり減っており、ここまでのルートで足もガクガクで、登って戻るなんてできない状況にありました。幸い、尾ノ内自然ふれあい館近くまで下りてきていることがGPSを使ってわかったので、その付近の駐車場を目指すことにしました。いつのまにかマーカーも見失っており、よく山を登っているとき山道から外れた山の斜面を歩いている感じでした。それはもう歩いていると言うより、斜面を滑り落ちているって感じです。そんなこんなで山の中からガードレールが見えた時は喜びがこみ上げました。良かった助かる!アスファルトの上を歩けることが嬉しくてたまりませんでした。
きっと遭難ってこんな感じでおきるんだろうなと、つくずく思いました。
こんな経験、もう二度としたくないですね。そこからは坂本バス停まで歩き、バスで小鹿野町役場へ行き、そこからタクシーで日向大谷口まで戻りました。惨敗感いっぱいです。でも、遭難しないで戻れたことに感謝です。
帰りは温泉で汗を流し、途中見つけたお蕎麦屋さんで新そば+天ぷら+そばがきを食べて(すごいおいしい)、おなかいっぱい幸せいっぱいになって帰りました!!

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ サングラス 地図 ノート・筆記用具 腕時計
カメラ ナイフ 健康保険証 ホイッスル 医療品 行動食
ライター カップ

この山行で使った山道具

みんなのコメント

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  • ぶ、無事下山。。。よかったです。
     迷わないのが一番?なんでしょうが、
     迷ってからのリカバリーですよね。。。大事なのは。

    じゃーリベンジで自分が迷わず逝ってまいります。
    ちなみにですが、天理岳からスタート地点に戻るってコースですよね?

    ここー神様がいる山だよねー

  • 2015山さん、コメントありがとうございます。山で迷った時は戻った方が良いそうです。
    ただ、大分下ってから気づいたので、戻る気力はありませんでした。
    携帯電話のGPSはとても使えました!もっと早く確認すれば良かったと悔やんでます。
    是非、両神山⇒天理岳へ行ってみてください。いつもと違った楽しみ方ができます。

    >ここー神様がいる山だよねー

    遭難事故で亡くなってる方も多いようです。

登った山

両神山

両神山

1,723m

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