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秋最盛期の朝日岳

朝日岳( 東北)

パーティ: 1人 (モリゾー さん )

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行程・コース

天候

1日目;晴れ、2日目;雨

利用した登山口

古寺鉱泉駐車場  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 古寺鉱泉まで舗装された道です。県道289号は細く片側通行で、また工事を実施しており(2015年11月20日まで)、月曜から土曜までは通行時間の規制がありますので注意が必要です。

この登山記録の行程

【1日目】
古寺鉱泉駐車場(08:32)・・・古寺鉱泉(08:36)・・・ハナヌキ峰分岐[休憩 10分](09:46)・・・小朝日岳[休憩 10分](11:18)・・・大朝日小屋(12:51)・・・大朝日岳[休憩 20分](13:04)・・・大朝日小屋(13:30)

【2日目】
大朝日小屋(05:08)・・・小朝日岳(06:23)・・・鳥原山[休憩 10分](07:26)・・・畑場峰(08:38)・・・古寺鉱泉(09:19)・・・古寺鉱泉駐車場(09:23)

コース

総距離
約18.6km
累積標高差
上り約1,967m
下り約1,967m
コースタイム
標準10時間50
自己8時間23
倍率0.77

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今年の百名山巡礼の締めとして、朝日岳を訪れました。
朝日岳は山域が広く色々な計画を立てることが可能です。朝日鉱泉や古寺鉱泉は勿論、祝瓶山からも以東岳からもと本当に多種多様。しかし大朝日岳を経由しようとするとどれもロングコースにならざるを得ない山深い山域です。そんな中最短で大朝日岳を登れるのが古寺鉱泉からの登山道。往復で18~19kmと日帰りもなんとか可能ですが、車での移動距離があるため、ゆっくりとスタートし、一泊して帰る計画にしました。

古寺鉱泉からハナヌキ峰分岐へは朝陽館の左脇を通り登って行きます。左脇を通るとすぐに右手の斜面を登る登山道に入り、いきなり急な坂を登ることになりますが、すぐに稜線に出ます。しばらくはダラダラとなだらかな余り見通しの効かない森林の坂を登ります。ここは中々紅葉が綺麗で紅葉刈りを楽しみながら登りました。ハナヌキ峰へは直登せず南斜面をトラバースし、一服清水の水場を経て(今回選んだコースにある水場は水量が豊富で、水を余り持たなくてもどうにかなってしまいそうな位でした(田代清水が少し細いくらい))、ハナヌキ峰の分岐に至ります。ハナヌキ峰分岐から古寺山まではだんだんと登りがキツくなっていき、丁度休みたいかもと思うようなタイミングで三沢清水の水場に辿り着き、一息ついてもう少し頑張れば稜線に出ます。稜線からは森林限界の緩い坂になり、見通しがすこぶる良くなります。古寺山に到着すると目の前に小朝日岳と大朝日岳がどっしりとした佇まいで現れ、北の方を望めば以東岳なんかが望めます。ここで小朝日岳の登山道がはっきりと見えますが、まぁキツそうな坂が待っているのがよくわかりますが、そこで気を落とさずに頑張って登りましょう。小朝日岳に辿りつけば、目の前には大朝日岳に至る稜線道が望め、登頂意欲を掻き立てます。また南には中々イカした格好の祝瓶山が佇んでいます。小朝日岳から鞍部までは急登の坂を下り、鞍部からは険しいが紅葉が綺麗な小朝日岳の裏の顔が見えました。ここからは気持ちのよい稜線歩きで、だんだんと近付く大朝日岳に心躍らせながら進むと銀玉水の水場に到着。この水場からはキツめの坂となり、ここを凌げば大朝日小屋に至ります。ここに荷物をデポして一気に大朝日岳の山頂を目指しましょう。大朝日岳の山頂は360度見渡せ、蔵王山、飯豊山やらを望むことが出来ました(余り天気良くなかったので、本当はもっと色々見えるのだと思います)。
泊まりは大朝日小屋。愛想のよい管理人さんがおり、リピーターも多いようです。一泊1500円で小屋での飲食類の販売はありませんので、注意下さい。小屋が一杯になると外にテン泊することも可能です。ちなみに場代はかからないそうです。この日は50人近くが宿泊したそうです。
帰りは小朝日岳から鳥原山を経由して古寺鉱泉に戻りました。小朝日岳の登りがキツイですが、そんなに長くはないので頑張りましょう。小朝日岳から鳥原山までは途中までは見通しのよい尾根歩きですが、森林帯に入ります。鳥原山周辺の紅葉は秀逸で本当に綺麗でした。紅葉目当てでしたらこの辺りを散策して戻られるのも良いと思います。鳥原山からダラダラした下りが続きます。地面は湿っていると滑りやすいところがありますのでご注意を。下の方はまだ少し紅葉は早かったので10月中旬から下旬頃が見頃そうです。長い下りが終わると古寺鉱泉に到着です。

しかし近場の百名山はほとんど完登してしまったことから、近頃は未踏の山を登るとなるとどうしても現地までの移動距離が長くなってしまうこともあり、3連休位では中々予定も組みにくくなってきました。何とか今回は予定を組んで登りましたが、本来その山の持つ魅力を十分に堪能して登れているかと考えると疑問です。こういうところ(登る数に拘ったりとか、日帰りで慌ただしく登ったり…とか)は今後の課題だなと感じています。

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フォトギャラリー:44枚

古寺鉱泉に続くこの道からスタート

古寺山へは朝陽館の左手の脇から登ります

最初はちと急な坂、紅葉はまだ

急な坂を抜けるとなだらかな尾根を歩きます

標高を稼いでいくと段々と色付いていきます

この辺はいい感じ

ハナヌキ峰は左手(南)の斜面を巻きます

一服清水は水量豊富

古寺山方面はかなり色付いていて、いい感じです

ハナヌキ峰分岐到着

紅葉きれーヾ( ^ω^)ノ

三沢清水も水量豊富

古寺山周辺は眺めがよいです、月山方面

小朝日岳登場、登りキツそうです

古寺山到着

この時点では大朝日岳はご機嫌斜めでした

小朝日岳周辺で大朝日岳が姿を現してくれました

古寺山方面、赤々として綺麗です

小朝日岳到着

大朝日岳に続く稜線、うーん素敵♡イャン(*/ω\*)♡

小朝日岳の斜面は紅葉が本当に綺麗でした

こう見ると小朝日岳は立派です

銀玉水到着、水量豊富でしたよ

小朝日岳はもうあんなに小さくなってしまいました

西朝日岳登場

大朝日岳の山頂はもうじきです

大朝日小屋到着

大朝日岳到着<(`^´)>

祝瓶山から続く稜線

袖朝日岳方面

小朝日岳方面

中ツル尾根方面

次の日の帰りに見た、小朝日岳から月山方面

大朝日岳にお別れの挨拶中

鳥原山の紅葉は期待できそうですよ(((o(*゚▽゚*)o)))

鳥原山に向かう途中で小朝日岳を

鳥原山周辺は本当に紅葉が綺麗でした

鳥原山の展望台到着

朝日鉱泉との分岐にある湿原

下っていくと紅葉は淡くなっていきます

この辺もいい感じでした

田代清水は少し細かったですが、十分に水が取れました

古寺鉱泉手前はまだ紅葉は早いようです

帰還(/・ω・)/

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ 着替え 地図 コンパス
ノート・筆記用具 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 健康保険証 ホイッスル
医療品 ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ ストーブ
燃料 ライター カップ クッカー
【その他】 地酒

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登った山

大朝日岳

大朝日岳

1,870m

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11時間40分
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