行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
大弛峠(09:13)・・・朝日峠・・・朝日岳(10:04)・・・金峰山(11:30)・・・砂払ノ頭・・・大日小屋(14:12)・・・富士見平小屋(15:20)
【2日目】
富士見平小屋(10:30)・・・瑞牆山荘(11:15)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
大弛峠から金峰山方面へ樹林帯を登って行くと、20分ほどで左手に富士山が見えてくる。
この日は雲の海に浮かぶ大きな島のような富士をおがむことができた。
朝日岳山頂の前後は岩場となり、慎重に進む。転倒事故の多くはよそ見が原因という。
景色に見とれてつまづかぬよう、足元に気を配りながら歩くことを心掛けている。
日曜日とあって登山者で賑っていたが、前日にはヘリが出動する事態もあったらしい。
金峰山の尾根道からは一気に展望が開ける。八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、冠雪した北アルプスまで見渡すことができた。大きな岩を超えるなどして山頂へ至ると、鞍部へ少し下りたところにそびえるのが有名な五丈石(岩)。
翌日は未明からの雨が激しくなり瑞牆山登山は中止とする。
富士見平小屋のご主人と同宿の方々との歓談で過ごした。ご主人からは近頃の事故や道迷いのあきれた実情や、ご専門のレスキューのことなどとても貴重な話を伺うことができた。
ここのテント場もよさそうだし、またもう一度来なければならない所が増えてしまった。
結果的には標高グラフを見ると"登山"というより"下山"という感じだが、金峰山から瑞牆方面への下りもザレた急斜面や鎖場があるのでけして楽な下山道ではなかった。