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27-25来た者だけが見られる県下一の絶景かな

櫛ヶ峯( 東北)

パーティ: 1人 (ハンター さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 猿倉温泉奥の登山口に駐車

この登山記録の行程

南八甲田登山口(06:13)・・・矢櫃橋(07:34)・・・乗鞍分岐(08:25)・・・駒ヶ峯分岐(09:26)・・・御鼻部山分岐(10:00)・・・櫛ヶ峰(上岳)[休憩 60分](11:21)・・・御鼻部山分岐(12:54)・・・駒ヶ峯分岐・・・乗鞍分岐(13:48)・・・矢櫃橋(14:20)・・・南八甲田登山口(15:23)
所要時間:9時間10分(休憩含む。)

コース

総距離
約21.9km
累積標高差
上り約901m
下り約901m
コースタイム
標準11時間5
自己8時間10
倍率0.74

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

10月19日に北八甲田縦走を行った時に「次は南八甲田」と決めていた事と、休みと好天の好条件が重なり、直ぐさま計画する。
下調べでは、避難場所がない、携帯電話不通、猿倉岳経由(山道コース)は酷い藪こき、泥濘と水たまりの悪路、人気がない等の悪評ばかりであり、この時期は日も短く、また単独行動でもあるため無難に旧道コースを選択する。
距離もあり時間見積もりでは、休憩はあまり取れず、日の出から日の入りの時間いっぱいのぎりぎりの行程となったが、そこはそれ、危険予知をやりつつ、夜間の考慮と寒さ対策、非常食の充実で、自分を信じれば行けると確信し、実行に移る。
この日の朝は、19日とは比較にならないくらい気温が下がり内心、ラッキーと思った。
気温が下がれば泥濘や水たまりは凍り、悪路が良路に変わると思ったからだ。
出だし、落ち葉のふわふわ道を進んでいたが、高度が上がるにつれ段々と落ち葉も無くなり、日陰では泥濘が氷と化し、雪の道へと変わっていった。天は我に味方した。
登山道の所々から高田大岳が見え、高田大岳の神様に向かって、再び感謝した。
松次郎清水に立ち寄り、水を飲んだところ、何とも旨い!帰りに持って帰ることにした。
先に進めど氷の道が続き、靴は全く汚れず、紅葉やお花畑を望まなければ、今の時期が最高のねらい目ではないかと感じた。
櫛ヶ峰入口から草紅葉と木道が続き、素晴らしい景色が展開し始めた。
おいおい、櫛ヶ峰~いいぞ~!!つい、声を出していた。
櫛ヶ峰山頂からの景観は多分、青森県内では1、2番になるのではないかと感じた。
と言うより、私にとっては間違いなく1番である。
ここに来た者でないと見ることのできない絶景!本当に鳥肌が立った。
山頂で昼食、いつものカレーヌードルを食べ、写真やビデオを時間を忘れずっと撮っていた。
岩手三山の岩手山、早池峰山、姫神山が一度に一望できる。特に岩手山は間地かに感じる。
八幡平、七時雨山、秋田駒ヶ岳、その後ろに鳥海山、森吉山、白神山地、岩木山、北八甲田連峰、戸来岳と十和田湖、十和利山、十和田山、折爪岳・・・etcこんな景色見た事な〜い!!
と、時計を見ると1時間近く時間を取ってしまっているではないか。あわてて帰り支度をし、お日様との競争が始まった。日暮れが早いか!下山が早いか!よーいドンである。
とは言え、怪我をしたら元も子もない。しかも櫛ヶ峰の下りは滑る。とにかく滑る。道脇の草むらを歩きつつも、何とかクリアー。田中陽希さんばりに小走りのできる所は小走りで、とにかく時間の短縮を図った。しかし、帰路にも白玉の花や絶景が目に入り、そのたびに写真を撮り、時間がない~っ!と、言いながらも山を楽しんでいる自分がいた。
松次郎清水に立ち寄り水をフル補給。時間を確認すると、ある程度の余裕が確認できた。
途中、行きに見つけられなかった猿倉神社を探し、お参りと思ったが、多分雪で潰されたか悲惨な状態となっていた。
15:23登山口に無事到着。お日様との競争に勝った自分を称えた。
今回の山行で分かった事は、先ず、本日の入山者は自分1人だけ。松次郎清水は旨い。櫛ヶ峰からの景観は県下1。日帰り登山は健脚に限られる。時期は気温が下がる今頃が最適。である。
雪の南八甲田、是非とも攻めてみたいと感じました。
次は、岩手山でも行ってみるか。

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フォトギャラリー:83枚

登山口から霜だらけ

落ち葉の道が続く。

泥濘が凍り、この様な状態に

猿倉岳

矢櫃橋、霜が張っていて最初金属製の橋に見えた。

高田大岳

松次郎清水

猿倉岳と後ろに高田大岳

氷の芸術

駒ヶ峯

後方、岩手山

駒ヶ峯入口、凄い笹薮

駒ヶ峯入口の状態。ひどい笹薮で道が分からず。

岩手三山勢ぞろい 早池峰山は左かなり後方

後方、戸来岳

乗鞍岳

櫛ヶ峰入口

櫛ヶ峰山頂到着

櫛ヶ峰三角点

北八甲田をバックに

岩手三山

森吉山、その右かなり後方に鳥海山

岩木山

岩手山と十和田湖

戸来岳、十和利山と十和田山

北八甲田連峰

カレーヌードル食し中

駒ヶ峰入口

白玉の花

乗鞍岳入口

松次郎清水

潰れた猿倉神社

登山口到着

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ
修理用具 ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け
熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ トレッキングポール
ストーブ 燃料 ライター カップ クッカー
【その他】 携帯トイレ、AMラジオ

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登った山

櫛ヶ峰

櫛ヶ峰

1,517m

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