行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
バス
その他:
行き:小田急線伊勢原駅からバスにて大山ケーブル駅
帰り:広沢寺温泉入口からバスで小田急線本厚木駅へ
この登山記録の行程
大山ケーブル駅(7:50)ー男坂を経由して下社(8:30)ー大山(10:00)ー雷の峰見晴台(11:30)ー日向薬師(13:00)ー七沢温泉(13:50)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
逆単身赴任で日本に戻ってきたことを機に、20年ぶりに登山再開。最後に登ったのは北穂高岳だった。登山を再開するに当たって、ちょうど良さそうな山として丹沢の大山を選んだ。このコースはまったくの登山初心者というよりはやや慣れてきた健脚向きかと思われるが、日帰りで大山からの展望もあり、温泉も下山口にある。大山ケーブル方面から山頂までは、かなりの急登が続くが、体力に自信がなければケーブルカーを途中まで利用することもできる。
大山阿夫利神社下社は、参拝客や観光客で溢れている。ここからも石段が続き、やがて登山道らしくなる。途中、20丁目からは富士山を望めるようになり、登りの励みになる。大山山頂からは富士山などの展望も良い。山頂から日向方面に道をとると、登山者は減るが、良く整備されたコースで迷う心配はない。雷の峰見晴台ではお弁当を広げている人も多く、休憩に良い。
<日向薬師を経て日本の名湯百選、七沢温泉へ>
日向薬師は、創建716年という古刹。茅葺の堂々たる本堂もあり、趣がある。ゴールは、神奈川県で唯一日本の名湯百選にも選ばれている七沢温泉、七沢荘(無休、入浴料1000円)とした。神奈川県の温泉といえばまず箱根を思い浮かべるのでちょっと意外だ。旅館だそうだが、日帰り入浴の登山者も快く迎えてくれる。ここには大きな庭園風の露天風呂もある。小田急線本厚木駅と結ぶ広沢寺温泉入口バス停までは徒歩5分ほどで、この点でも好都合だ。
<山登りはいいな>
バスに揺られて登山口についたとき、「ああ、帰ってきた」という強い感動を覚えた。まだ登ってもいないけれど、「俺はやはり山登りが好きなんだなあ」と感じた。
長年のブランクと自分の年齢の割には楽に登れたという安堵と、大山というのはこんな傾斜がきつい山だったのかという矛盾する感想。週末のランニングなどで、それなりに脚力をつけてきたつもりだったが、やはり登山(正確には下山)に使う筋肉は部位が違うようで、翌日は筋肉痛に悩まされた。
新緑の丹沢は、爽やかで美しい。やはり山はいい。脚力が不足しているならトレーニングをすればいい。山はそんな気にさせてくれる。
<出戻り登山者が痛感する装備の進化>
20年前とは登山用品が、より機能的に軽量になったことを痛感した。例えばすぐ乾き、汗冷えしにくい下着やシャツ、また登山靴が劇的に軽くなっていることに驚いた。学生時代に重い皮革製の登山靴、ニッカーボッカーをはき、キスリングザックを背負い、ゴム引きの合羽を羽織っていた自分からすれば、最近の山道具は機能性が高い上に軽い。これなら衰えた自分でも山登りが続けられるかもしれない。
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