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尾瀬はどうかな

燧ケ岳、尾瀬、至仏山( 関東)

パーティ: 1人 (T.Sugou さん )

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行程・コース

天候

ほぼ晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 秋田からR7と日本海東北道の混合磐越で新潟~会津若松~R352他で桧枝岐村~御池
後はテント背負って歩き

この登山記録の行程

160503尾瀬燧ケ岳
5/4(水)雨~曇 南会津町~檜枝岐 燧ケ岳登山
雨の中を檜枝岐目指して出発村へ到着とても歌舞伎の幟が並ぶなど雰囲気のある村です。
御池に到着(この先国道・酷道352は通行止め)駐車場に入って登山の準備をして雨が
小止みになるのを待ちます。
トイレも綺麗でしかもウオッシュレット付とデラックスです8:08これ以上待っても
同じと判断し登山口を出発し斬絶の中燧ケ岳登山の始まりです。
しばらく森の中残雪を歩き先行の福島市の夫婦を越して進み雨の中広沢田代に到着木道が
滑ります、休憩なしで行きます、やや急な森の中を抜け熊沢田代に到着すると晴れ間が
出て山並みが湿原の池塘に映って綺麗です10:00もう頂上(俎板グラ)付近が見えるので
残雪の急登を登り11:30頂上(俎板グラ)到着です。
風が強く雲がすごい勢いで湧き上がり流れます素晴らしい景色に感激です尾瀬沼そして
尾瀬ヶ原の向こうに至仏山が有ります、遠くの山々も青白く輝いています。
岩陰に隠れて風をしのぎお昼にします、いつものカップヌードルにコーヒーで暖まる。
思いのほか早く着いたのでゆっくり一時間景色を満喫して下山開始12:45、八合目まで
降りたところで下で一緒だった福島市の夫婦に遭遇、他の何人かと変な方向に向かって
いたので「こっちだよー」と声掛け「良かった―もう疲れた」との感想です。
下りは残雪をどんどん降ります熊沢田代13:30着(早)だいぶ雪解けが進み池塘が鏡の
ように周りの景色を映しています。
14:00広沢田代着スキーを持った人と会いますがこの時間からどうするのだろう。
最後の森の中を歩いて登山口に到着14:45さすが雪道を下るのはけっこう早い。
燧ケ岳から尾瀬の眺めは素晴らしく、また燧ケ岳も湿原やダケカンバの森そして頂上
付近の荒々しくダイナミックな景色が印象的な面白い登山でした。
早く着いたのでロッジで休憩しイワナの干物と飲み物と情報をゲットしいったん檜枝岐村
に戻り温泉に入ります「燧の湯は」川沿いの高台にある温泉で眺めがよくゆっくり手足を
伸ばして疲れを癒しますなかなかの賑わいです。
情報を聞き村内の酒屋によってテント泊の友に酎ハイやナッツ他の食料を調達して御池に戻ります、隣の車は奥さんが大曲出身で話が弾みますやはり故郷の言葉は良いですね。
夜は素晴らしい星空ですが冷えますダウンベストが役に立ちます。
夜中に雨が降り驚きましたが明け方には上がり今日は良い天気になりそうです。
5/5(木)晴 御池~沼山峠 尾瀬沼 白砂峠 見晴 尾瀬ヶ原 山の鼻
あっけない程に朝日が昇りいつの間にか隣の車が入れ替わっているようです。
トイレはウォッシュレット付で快適(これが一番助かる)手早く朝食をすまし荷造りをし
シャトルバスで沼山峠へ出発6:00(バス停近くで3Gの電波有)バスを降りていざ峠越え
出発6:30残雪の中で人と鹿の足跡を間違えるもすぐに気が付き正しいルートへ復帰して
大江湿原へ7:22尾瀬らしい湿原とせせらぎの中に水芭蕉の花が咲いています(良いね)。
尾瀬沼ビジターセンター分岐着7:41寄らずに見晴らし方向へ歩を進めます。
尾瀬沼沿いに行くと昨日登った燧ケ岳が堂々として良い眺めです(長英新道が通行可)
途中の白砂湿原を過ぎると雪の残った白砂峠を越えますダケカンバやブナの原生林を歩き
ようやく見晴らしに10:00到着12kmは歩いたかな(荷物が重く体に効きます)休憩に
檜枝岐小屋でホットミルクを一杯砂糖もいれて元気回復します。
いよいよ尾瀬ヶ原です休憩して体力も少し回復し至仏山の麓をめざして出発10:30
山々に囲まれた広い湿原の中を木道が通り時々歩荷さんが歩いています(尾瀬だなー)
白と緑の水芭蕉と黄色いリュウキンカがとても鮮やかで綺麗です。
福島と群馬の県境を過ぎてから竜宮小屋と東電小屋の辺りに水芭蕉が沢山咲いていました
早いと思っていたのでラッキーです。
ゆっくり尾瀬ヶ原を歩きようやく山の鼻キャンプ場に到着13:10「至仏山荘」でキャンプ
の受付をしてテントを設営し近くの植物見本園などを散策します、両隣のテントは共に
東京の女性でした(写真好きの若い子と山好きのベテラン)。
半端な時間ですが昼と夕食を一緒で食べます、夕日はちっとも紅くならないのですね。
漆黒の夜空に星は綺麗に輝いていますがとても寒い、シュラフカバーとダウンベストが
役に立ちます、明日への体力温存のため早く寝ます。

5/6(金)晴 山の鼻~至仏山 鳩待峠 山の鼻 尾瀬ヶ原 見晴
夜明け前のセピア色が鮮やかで目が覚めました4:40トイレを済ませカメラを片手に散歩
隣のテントの女の子も忙しそうに写真を撮っていました。
朝食を食べて準備終了いよいよ至仏山に向けて出発6:00最小限の荷物なので軽くて快調
最初は大きな木々の中を歩きますが一時間くらいで森林限界になり眺望が開けます。
尾瀬と燧ケ岳や周りの山々を見ながら高度を上げて行きます。
半分残雪の中を行きます8:34頂上到着、素晴らしい景色です北は飯豊連峰や南は日光の
山々が連なり素晴らしい眺めです(燧ケ岳のような頂上付近の荒々しさは無い)。
しばらく景色を楽しみ下山開始9:00ここからはずっと残雪の中を歩きます、気温が高め
で半分融けかかっているので滑りますが実はこんな雪を歩くのが得意なのです、若い二人
がアイゼン(簡易タイプ)を付けるのをしり目に半分ずらしながらミニスキーの要領で滑りながらスイスイ降りて行きます後半は林の中(森吉や東吾妻山みたい)をわずか一時間
半10:26に鳩待峠に到着。
バス乗り場の売店でソフトクリームを買って文明の味に浸ります(美味い)。
ここは携帯の電波も有るし広い駐車場だし群馬側は福島と比べると便利な感じで人も多いようです。
休憩して10:50山の鼻キャンプ場へ向けて出発、緩やかな川沿いに一時間歩いてキャンプ
場に到着12:00思ったより時間が早いので予定を変更して見晴まで歩いておくことにする。
撤収前に昼飯を済ませ何故かほとんど人のいない尾瀬ヶ原を歩きます山の鼻13:00出発
空は曇り風が寒くなってきた。
竜宮小屋14:17見晴15:12到着、そろそろ限界キャンプ場受付の「燧小屋」に行くと
ここで泊まると御池の駐車料金が無料になるとの事で天気も悪くなってきたし人も少ない
し風呂も入れるというので素泊まり決定(後で聞いた話でこの小屋は料理も評判らしい)
部屋に入るとすぐ雨が降って来るというタイミング、すごいですね。
小屋には木道補修工事の人が宿泊しておりお話が出来ました、大変な仕事のようです。
16:00過ぎに風呂に入ります大きめの木の浴槽がありシャンプーや石鹸は使えませんが
体の隅々まで血がめぐり元気を回復して行くのが判ります。
スーパードライを一本(450円鳥海山や飯豊より安い)買って夕食タイム「染みるなー」
今夜はゆっくり暖かく眠れそう。

5/7(土)曇 見晴~沼山峠 御池~秋田
朝はさすがにゆっくりでした5:40起床トイレに行き朝食を済ませ6:40小屋を出発
「ありがとー次はご飯もねー」いきなり白砂峠ですが変形した巨木を楽しみながら歩き
ます(最後の下りが踏み抜き多く大変)、峠を下りると尾瀬沼のほとりでこの先高低差は
少なく咲き出した水芭蕉を見ながら歩きます。
途中小屋のある尾瀬沼東湖畔に寄りましたが人が少なく淋しい感じでした。
沼山峠はまだ残雪ですが10:00に休憩所着、売店の人や運転手さんたちとしばし会話し
道路や尾瀬の情報をゲット10:30御池に向けて定期バス出発、途中でバスの前を鹿が
うろうろしてビックリ11:00御池着。
ザックを降し片付けて居ると私の恰好を見てこれから登る人たちが情報収集に来ました
デジカメで説明し激励(若そうだから大丈夫か)御池を出発11:30途中のブナ坂の清水
で名水を詰めて帰ります。
檜枝岐村の観光センターのようなところで温泉に入りお昼に名物の「裁ちそば」を頂いて
(切り方が変わっているだけのようだ)帰路につきます13:00、R352~289の交差点近くでガソリンを満タンにします。
5/3 秋田~南会津町 R7新潟、会津若松経由 走行450km
5/4 南会津町~檜枝岐村、御池 走行50km
登山 御池~燧ケ岳 往復10.0km 6.5時間
5/5 御池~沼山峠 バス520円
沼山峠~見晴12km~山の鼻6km 片道18.0km 6.5時間
5/6 山の鼻~至仏山~鳩待峠 7.5km 4.5時間
鳩待峠~山の鼻 3.3km 1.0時間
山の鼻~見晴 6.0km 2.0時間
5/7 見晴~沼山峠 尾瀬沼湖畔経由 12.0km 3.5時間
檜枝岐村は牛乳が売っていないPが少ない
燧小屋は料理評判
檜枝岐村の施設に泊まると御池のPの1000円無料
群馬側のアクセスが良い
フォレスターの走行距離970+50km
歩行距離(山+尾瀬57*1.3+その他10)84km
持ち物、ザック・アイゼン・ピッケル・ストック・靴(縦走用)・バーナー他いつもの小物
テント・シュラフ・カバー・ダウンベスト・フリース・ベース長袖・タイツ

コース

総距離
約55.6km
累積標高差
上り約2,568m
下り約2,373m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

山は残雪が多いが湿原はもう春です
夜は寒いので注意(東北の人は大丈夫でしょう)

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フォトギャラリー:3枚

装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 サンダル バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス
ヘッドランプ タオル 帽子 グローブ サングラス
着替え 地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ
登山計画書(控え) ナイフ 修理用具 健康保険証 ホイッスル 医療品
熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食 テント シュラフ
シュラフカバー テントマット ストーブ 燃料 ライター カップ
アイゼン ピッケル スノーシュー

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登った山

至仏山

至仏山

2,228m

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