行程・コース
天候
初日:登山口~苺平近くまで小雨、砂払岳から晴れ。翌日:午前中まで晴れ、後曇り
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
ペンション北地蔵に前泊し、車で夜叉神峠登山口へ
この登山記録の行程
【1日目】
夜叉神峠登山口(07:15)・・・夜叉神峠[休憩 10分](08:30)・・・杖立峠[休憩 20分](10:15)・・・苺平[休憩 10分](12:15)・・・南御室小屋[休憩 30分](12:55)・・・薬師岳小屋(15:15)
【2日目】
薬師岳小屋(05:20)・・・観音岳[休憩 60分](06:20)・・・薬師岳小屋[休憩 60分](08:00)・・・南御室小屋(09:40)・・・苺平(10:30)・・・杖立峠[休憩 20分](11:55)・・・夜叉神峠[休憩 20分](13:20)・・・夜叉神峠登山口(14:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
1)鳳凰三山の登り
6/5日曜日6:50に宿を出発、夜叉神峠登山口は小雨だった。合羽を着用して7:15出発。夜叉神峠8:30とスローペースだ。杖立峠10:15、苺平12:15と時間を挽回、南御室小屋12:55、砂払岳14:55で晴れ間見え薬師岳の二本のツノが見えるではないか!天候回復、山々が見えるので嬉しくなってここで30分遊ぶ。
途中、若者10名程度のグループ2組、ソロ数名、カップル3組の下山者とあったが登りは我々だけだった。
薬師岳小屋に15:15到着、宿泊者は我々だけのようだ。荷物を置いて薬師岳山頂を目指す。標識のあるところは少し広くなっており、実際のピークは厳しい岩場で立ち入り禁止か?ロープが張られていた。
2)鳳凰三山:薬師岳小屋宿泊
日曜日の今宵は薬師岳小屋を3名で貸切だ。小屋は8/末で解体し9月から新築工事が始まるようだ。ロケーションは良いのでお客様は増えることだろう。
ご主人によると、マナーを知らない、登山用語を知らない、自然を大切にしようという気持ち不足の登山客が増えているとのことであった。鳳凰三山でも滑落事故、ストック先での他人への怪我などが発生しているとのこと。
そんな話を聞いた後、ジジババ談義をしながら寒いのでお茶をがぶ飲み、これが就寝してから大変だった。夕刻消灯八時の室温は4℃、ダウンを着用しておやすみなさいのあと、寒さとお茶のせいでトイレに2回も起きた。外のトイレだから寒い。
翌朝は4:30起床、嬉しいご褒美!晴れだ!荷物を預けて観音岳をめざし5:20出発。写真を撮りながらゆっくり、1時間後の6:20観音岳に到着。地蔵岳を見ると登山者がいるのが見えたがここまで、山も全部貸切状態だ。
素晴らしいパノラマだ。薬師岳方向は富士山のシルエット、北岳、間ノ岳、農鳥岳、仙丈、間近に地蔵岳オベリスク、甲斐駒ヶ岳とその遠方は北アルプスで槍ヶ岳も見える。八ヶ岳方向はシルエットだが大満足。
観音岳から一旦下りアカヌケ沢ノ頭まで行きオベリスクを眺めて下山する予定だったが、帰り時間とジジババメンバーの体力を考慮して観音岳を15分ほど降りたところで地蔵岳と甲斐駒ヶ岳など充分目に焼き付けて、薬師岳小屋に引き返した。観音岳7:15に出発し8:00に小屋到着、朝食弁当をいただき、荷物を詰め直し8:45に下山開始。
3)鳳凰三山の下山
薬師岳小屋を8:45に出発、砂払岳8:55、南御室小屋9:40ここで嬉しいのが水補給(薬師岳小屋は水場は無)。
朝あんなに晴れていたのに南御室小屋ではすっかり曇り空だ。苺平10:30、杖立峠11:55ここで昼食弁当20分、空は一段と暗くなる。夜叉神峠手前ではもう冬の夕刻のような暗さだった。
夜叉神峠13:20到着、ここまで下山するとホッとするが、大事にしてきた膝が少し痛がっている。20分ほど同年輩のご夫婦と山話をして、最後の下りだ。膝を励まして50分、夜叉神峠登山口に14:30到着。駐車場は、月曜日しかも曇天とあって10台もなかった。
峠までなら落葉樹が多く、紅葉ハイキングも良さそうだ。
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