行程・コース
天候
曇り、強風、濃霧
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
前日の21時30分に家を出発。立山駅に1時に到着。道中終始雨で、高速道路でワイパーが吹っ飛びそうなほどの大雨が降ってきて怯んだ。立山駅でケーブルカーの始発に乗るために車中泊をする。駐車場は空きが多かった。
この登山記録の行程
7:00 立山駅発(ケーブルカー、バス)
8:07 室堂駅
8:55 室堂駅出発
9:11 みくりが池温泉通過
9:26 立山室堂山荘
10:38 一ノ越山荘
11:15 一ノ越山荘出発
12:15 雄山
12:36 雄山下山開始
13:24 一ノ越山荘
14:40 室堂駅(ケーブルカー、バス)
16:11 立山駅
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
3000メートル級の山の洗礼を受けた登山だった。雪渓歩き、濃霧、暴風、寒さ。天気が良く、霧もなし、しかも風もなかったらまた違う印象の登山になったと思う。
室堂駅を出てから終始強風と濃霧で、さらに寒さが厳しい。雄大な山々の展望も全く拝めず数十メートルくらいがかろうじて見れる。出発後みくりが池を回って天気の様子を見る事にした。
立山室堂山荘を過ぎてから、雪渓が登山道を覆っているところが何か所か出て来た。アイゼンがなくても行けたけど、あった方が絶対にいいと思う。滑って谷底に行くような場所もあった。融雪だが六月いっぱいは軽アイゼンくらいはあった方がいい。
一ノ越を過ぎてから、雪渓は無くなり、岩が点在する急登に変わった。それにしても相変わらずの濃霧。さらに風と寒さが増してきた。何度も体が突風にふらついた。
雄山到着後、避難小屋で休憩。雄山神社はまだ閉鎖していた。雄山から大汝山まで行こうと思ったが風が強すぎて断念。下山を開始した
一ノ越を過ぎたあたりの下山途中、初めて霧が晴れて、雄大な山々の景色が見ることが出来た。絵に描いたような雪の白と山の黒。空の灰色。良かった。立山三山、素晴らしい。
「まさか」が本当になった登山だった。ダウンジャケットがいる、アイゼンがいる、手袋がいる。甘かった。登山にもっと真剣にならないといけないと思った。気温もあんなに寒いとは思わなかったし、風もあんなに強いとは思わなかった。3000メートル級の山に登るときの持ち物を考え直さなければいけない。