行程・コース
天候
曇り
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
新中の湯登山口に10台程度停められる駐車場がある。そこに車を置いて出発。
帰りは上高地バスターミナルからタクシーを利用(3,800円)。
この登山記録の行程
焼岳登山口(06:15)・・・中の湯新道分岐[休憩 10分](07:45)・・・焼岳北峰[休憩 30分](09:35)・・・中尾峠[休憩 60分](11:00)・・・焼岳小屋(12:05)・・・峠沢[休憩 10分](13:30)・・・焼岳登山口(14:05)・・・西穂登山口(14:20)・・・田代橋[休憩 10分](14:25)・・・上高地バスターミナル(14:50)・・・河童橋[休憩 30分](14:55)・・・上高地バスターミナル(15:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
梅雨時期の貴重な一日に、焼岳の日帰り登山をすることにした。金曜日が職場の一斉休業日となり、天気ももちそうだったので少し遠出して上高地へ。平日なので駐車場がいっぱいということはないと予想していたが、午後は雨が降る予報だったため、朝6時頃には上り始めることにした。
早朝の駐車場には、すでに車が3台。下りてくる方に聞いたところ、4時台~5時頃には上り始めたそうで、平日だったからよかったものの6時でも遅いくらいらしい。「夏は涼しいうちに登るにかぎる」とおっしゃっていたが、確かに曇り空でも朝から気温は高く、シャツ1枚でも汗だくになる。新中の湯登山道の樹林帯は虫も多く、休憩に立ち止まろうものなら虫に取り囲まれるため、満足に立ち止まることもできない。虫よけ対策の必要性を痛感した。
焼岳は、言わずと知れた活火山なので、北アルプスの他の山に比べると高山植物は少ないという情報もあったが、普段通っている八ヶ岳とはまた趣の異なる色々な花を見ることができた。樹林帯を抜けて稜線が見えるようになると、火山性のガスを含んだ水蒸気を噴き上げる火山の景観が目の前に広がり、高山植物の可愛らしさとは相反する景観に圧倒されるようになる。
稜線に出ると火口湖の美しい景観を楽しめるが、やはり少し風が冷たく感じられる。ここからヘルメットをかぶり、防寒着を着て、北峰へと向かう。北峰へ続く岩稜帯でもあちこちから水蒸気が上がり、岩を掴むと温かく感じる。いつ足元で水蒸気爆発が起こるかわからない活火山にいることを実感するが、そんなことを考えていると怖くなってくる。来てしまったものは仕方ないので、とりあえず一旦忘れて、山頂からの景色を堪能することにした。この日は、穂高連峰や上高地の景観はもちろん、北岳の向こうに富士山の頭も見え、360度の展望を楽しむことができた。途中で出会った近くにお住まいだという方は、周辺の山のほとんどに登ったそうで、山の名前をたくさん教えていただいた。前日も近くまで来たがガスで何も見えなかったから引き返したとのことで「今日はいいね~」とおっしゃっていて、こちらも嬉しくなった。
山頂で食事にしたかったが風が強くて寒いため、焼岳小屋方面に下った中尾峠の展望台でお昼休憩に。この周辺ではシナノオトギリの花がたくさん咲き、穂高連峰や焼岳の景観を楽しみながら休憩することができる。ちょっとした岩場に座って休んだが、至近距離に水蒸気の出る穴があり、時々暖かい空気が流れてくる中、ゆっくりと休憩してから下山した。
下山は上高地に下るルートにしたが、こちらは途中に長い梯子場や鎖場があって遊園地みたい。高山植物も、新中の湯コースとは違ったものを見ることができて、登山口まで道草しながら楽しんで下りることができた。
登山口から河童橋までは、雪解け水の美しい梓川の畔を穂高連峰を見上げながらのお散歩となる。安曇野ジェラートで締めくくった途端に雨が降り出したが、あとはタクシーに乗るだけ。タクシーの運転手さんにも色々と案内していただき、最後まで充実した山行となった。
フォトギャラリー:44枚
新中の湯ルートの登山口
ギンリョウソウ 葉緑体がないから真っ白
ゴゼンタチバナ
樹林帯の途中で山頂が見えました
アカモノかな
ドウダンツツジの仲間?
シロバナニガナ
マイヅルソウ 終盤ですかね
イワカガミも終盤です
コケモモ
スノキ…かな?
火口湖特有の色合いですね
黄色い!臭い!
穂高と上高地を一望です
着いた~(^^♪
前穂高岳、奥穂高岳
雪渓が残っています
槍ヶ岳から北も、よく見えました
北峰から撮影
活きてる山ですね~(*_*)
白山
乗鞍岳
北岳、富士山、間ノ岳
中尾峠へ
タカネニガナ
アザミも咲き始めました
シナノオトギリ 満開です(^.^)
大正池 どんどん土砂が押し寄せているそうです
ミネウスユキソウ たまたま一株だけ見つけました
溶岩か火砕流が流れた道ですかね(・_・;)
一番長い梯子 斜度80度ですって。
オオバミゾホオズキ
ヒカリゴケ このところ毎回見つけてます
名前わからず…
とても可愛らしいんだけど、名前わからず…
サンカヨウの実 食べられるらしいですね
サワギクの群生地がありました
登山口付近のカラマツソウが満開
田代橋付近のウツボグサ
雪解け水
クガイソウ
いつ見てもキレイな川です
河童橋から穂高岳を望む定番風景
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
| 傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 地図 |
| コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ツエルト |
| 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | 非常食 | 行動食 |
| テーピングテープ | ストーブ | 燃料 | ライター | カップ | クッカー |
| カトラリー |




