行程・コース
天候
曇り、尾根筋分岐より上はガス
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
国道108号線を秋田方面から向かい、秋の宮温泉街を抜けてしばらく進むと国道沿いの右側に虎毛山登山口の案内標識があります。秋の宮温泉を抜けると、すぐに左側に高松岳、山伏山という標識があり、間違って進んでしまいました。虎毛山登山口はもう少し先で鬼首温泉と秋の宮温泉の丁度真ん中ぐらいです。
この登山記録の行程
舗装道路の駐車場(13:00)・・・役内川渡渉点(13:40)・・・高松岳分岐点(14:50)・・・虎毛山山頂(15:25)15分ほど休憩・・・高松岳分岐点(16:00)・・・役内川渡渉点(16:45)・・・舗装道路の駐車場(17:40)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
・ 体調があまり良くなく、午後からの登山になってしまいました。まあ、今日登るつもりでいた虎毛山は比較的距離が短めなので、多少遅くなっても、日が暮れるまでには下山できるだろうと踏んでいたので、ノラリクラリしていたらあっという間に午後になってしまいました。
・ 前情報では登山口へ至る林道の数カ所の路肩が崩壊しているため、舗装道路のところに車を停めて、そこから結構林道を歩かなければならないということでしたが、その通りでした。登山口の吊り橋があるところまで3kmくらい砂利道を歩かなければなりません。その砂利道を歩いた感じでは、なんか神室山への役内コースに似てるなあと思いました。同じ川沿いを歩くわけだから当たり前か。9月に入っているので、すでにアブの大群は出てこなく、快適に川沿いの砂利道を歩くことができました。しかし、3km以上歩くので、吊り橋までたどり着くのに40分くらいかかりました。
・ 吊り橋を渡り終えると、いよいよ本格的な登山道に入ります。杉の林の中へ足を踏み入れると、のっけから急登です。幸い登山道は落ち葉と黒土が混じったようなふわふわの道で、ところどころに細い丸太で階段が作られているので、歩きやすいです。ケヤキ林で少し平坦になりますが、それを挟んで急登が1時間くらい続くので、途中で何度か休憩を入れました。
・ 尾根筋に出ると、高松岳からの縦走路との分岐に差し掛かります。ここから山頂までは開けた尾根道と笹薮の道が30分くらい続きますが、比較的平坦なのでほとんど疲れません。結構、尾根から山頂までもう一踏ん張りが必要なケースもよくあるので、久しぶりに楽な山だなと思いました。
・ 分岐点に出た時点ですでにガスっていたので、当然山頂もガスっていました。山頂に草原や池塘があるということで、とても楽しみにして登ったのですが、全く見えませんでした。
・ 紅葉の季節ももうすぐですので、チャンスがあれば、今度は天気の良い日に来て、山頂の湿原の素晴らしさを見てみたいです。
・ 今日は登り始めが遅かったので、登りの途中で4人ほどとすれ違い、帰りは誰ともすれ違いませんでした。混んでいないということは幸せなことです。帰りに秋の宮山荘に寄り、600円で温泉に入り、汗を流して帰途につきました。
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国道108号線沿い、虎毛山登山口の標識から林道へ下り、舗装の狭い道を5分程度走ると開けたところに出ますので、そこが駐車場です。
登山口方向にまだ砂利道が続いておりますが、看板に書かれてある通り、道中何箇所か路肩が崩落しておりますので、ここに駐車して役内川に沿って砂利道を3km歩くことになります。
登山口へ向かって砂利道を歩きます。左側に通行止めの看板がありますが、壊れているため、見落とす可能性もあります。
林道をしばらく歩くと、道幅は狭くなりますが、役内川に沿って平坦な砂利道が続きます。
登山口までで途中1箇所、砂利道が一旦途切れ、役内川の河原のゴロゴロした岩の上を歩きます。通常の水位であれば、渡渉の必要はありませんが、増水した時は少し川に入らないといけないかもしれません。また砂利道に戻るまでほんの10mくらいです。
駐車場から30〜40分砂利道を歩くと、吊り橋のある役内川渡渉点に差し掛かり、ここから一般的な登山道になります。
吊り橋を渡ったところにある立派な案内板。登山口から標高推移のグラフが貼ってあり、まだ登る前でしたが、ひたすら登りが続くようでげんなりしました。
登り始めてから途中のヒノキ林までひたすら急登が続きますが、木の根と土や落ち葉の道なので、危なくはありません。
30分ほど登るとヒノキ林に出ます。ここから、倒木のオブジェ等があり、幾分平坦な道が10分くらい続き、途中に木製のベンチもあります。この後、分岐点までまた急登が続くので、ここで少し休んだ方がいいでしょう。
朽ちた木々の林。あまり見慣れない光景です。
急登が終わると尾根筋に出て、高松岳からの縦走コースとの分岐点があります。景色は開けましたが、ガスで周りは全く見えません。
分岐点から30分ほど尾根筋と笹薮の平坦な道を抜けると、避難小屋が見えてきて、山頂に出ます。尾根に出るまでは急登が長くて辛かったが、そのあと山頂までは緩やかな道でした。
山頂にある標。日本一のトラの山と書かれてあります。




