行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
この登山記録の行程
泥湯温泉登山口(7:20)・・【休10分】・・小安岳山頂(9:26)【休10分】・・石神山方面探索(20分)・・高松岳山頂(10:56)・・高松岳最高地点【休20分】・・山伏岳山頂(12:59分)【休10分】・・川原毛(14:16)【探索10分】・・泥湯温泉登山口(15:10)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
小安岳、高松岳、山伏岳を周回するコースがあると聞いた。稜線上からは、神室連峰、鳥海山が望めるらしい。登山口は泥湯温泉である。泥湯はひなびた温泉で、数軒の温泉宿が点在している。あちらこちらから水蒸気が吹き出している。硫黄の匂いが鼻を突く。
7時20分に泥湯温泉登山口を出発して山中に入る。下に沢を見ながら山腹を巻いていくと、源泉の水蒸気が見える。この辺りはブナの木が多い。
やがて沢との距離が遠くなり、右手の樹間に高松岳が見えてくる。大きな山塊である。ブナの大木の中を進んで、高松岳の稜線がしだいに低くなってくると、視界が開け、高松岳の山頂部の大きな広がりが見えてくる。振り返れば、大きなダケカンバの向こうに初冠雪の鳥海山が浮かんでいる。
ここから分岐点まではわずかの距離で、小安岳方面に折れてすぐに山頂に着く。山頂からの眺めはよい。しばらく眺めを楽しんで、分岐点まで戻った。分岐点からは、稜線を回るようにして高松岳に向かう。笹が多く、新鮮な眺めである。途中、石神山方面に立ち寄ってから戻り、牡牛が寝ているような広い稜線部を高松岳山頂へ進んだ。
高松岳山頂は、避難小屋からさらに進んだところにある。最高点は避難小屋のあたりらしいが、祠のある展望の良い場所が山頂となっている。ここからは、虎毛山や鳥海山がよく見える。ジャンダルムの山ひだも確認できる。この景色を堪能してから避難小屋に戻って休憩を取った。
髙松岳から山伏岳を目指して笹の道を歩く。広い稜線は見晴らしがよく、振り返ると髙松岳がどっしりとした姿で鎮座している。山伏岳山頂には12時59分に着いた。先程は遠くに見えたジャンダルムの山ひだが、目の前に見えている。切り立った崖とえぐれた山ひだは迫力がある。
ここからは川原毛に下っていく。1時間と少しで川原毛に着く。ここは火山活動が盛んな場所で、月面に降り立ったような錯覚を覚える。遊歩道があって周回できるようだが、時間も押しているので途中で引き返した。川原毛から泥湯温泉までは舗装道路を行く。これが結構長い。つづら折りの下りまで来ると、眼下に泥湯温泉が見えてくる。
みんなのコメント