行程・コース
天候
晴れたり曇ったり
登山口へのアクセス
マイカー
この登山記録の行程
二口キャンプ場(6:02)・・白糸の滝登山口(7:21)【休5分】・・臨潭〈のぞき〉(8:37)【休5分】・・望洋平(9:03)【休5分】・・糸岳山頂((9:38)・・小東岳分岐点(11:10)・・小東岳山頂(11:23)【昼食20分】・・樋ノ沢避難小屋(12:52)【休10分】・・【休10分】・・二口キャンプ場(15:25)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
宮城県内の紅葉は、例年10月の第一週に見頃を迎える。栗駒山、蔵王連峰、鳴子峡が特に有名だが、今日は二口山塊の紅葉を見に、その一帯を歩き回ることにした。
二口キャンプ場に駐車し、6時2分に林道を白糸の滝に向かう。林道の左手を沢が流れていて、水音を聞きながらの慢歩は楽しい。姉滝を過ぎ、水場で給水して坂にかかると、右手に磐司岩が見えてくる。安山岩の岸壁で、100メートルに近い高さの岩が数キロに渡って続く。この辺りになるとブナの大木が目立つようになり、しばらくすると白糸の滝登山口に着いた。1時間20分ほどの林道歩きである。
ここから沢に下ってブナの林に分け入り、数分で沢に着く。目の前に白糸の滝が姿を現す。沢を渡り、滝の右手の登山道を登る。木の根をつかむほどではないが、かなりの急登である。左手には大きな滑り台のような沢があり、これが白糸の滝である。周囲の紅葉は今が盛りだ。
朝日に照らされた木々の彩りを眺めながら、ゆっくりと急な道を登る。右手が切り立った崖になると、断崖の向こうに三方倉山が見えてくる。ここが臨潭〈のぞき〉である。5分ほど休んでさらに登り、稜線に出る。ここが望洋平である。対岸に仙台神室岳が大きい。
ブナの萎縮林の間を抜け、糸岳山頂には9時38に着いた。ここでは休まず、稜線を小東岳に向かって歩きだす。アップダウンのある稜線で、一旦鞍部に下って笹の道を登り、また下って登り、岩場になると小東岳は近い。岩場の向こうにはゴリラの顔をしたような大岩が見える。頭の部分の紅葉が見事だ。
右手に大東岳を見て、小東岳分岐点を左に登っていくと、20分ほどで小東岳山頂である。時計を見ると11時23分。少し早いが、ここで昼食を摂る。
小東岳からは分岐点に戻り、下って樋ノ沢避難小屋を目指す。沢の上部を下っていく道だが、岩がゴロゴロしている上、刈り払いが不十分である。慎重に下りて沢を渡ると、そこから先は見事なブナ林の中を歩く道となる。
避難小屋には12時52分に着き、10分休んで、裏磐司の長い長い道を二口キャンプ場目指して歩く。太陽の光が斜めから差しブナの黄葉が輝いて見える。途中には、いくつかの滝があって変化があるが、アップダウンが多いため、しだいに足に効いてくる。
15時25分。光の中を二口キャンプ場に戻った。
みんなのコメント