荒天の西穂独標と焼岳

日帰り

西穂独標・焼岳（北アルプス・御嶽山）

2016.10.08（土）～2016.10.09（日）

パーティ： 1人 (西東京猛虎会さん )

西東京猛虎会さん

行程・コース

天候

１日目：曇りのち雨　２日目：雨のち曇り→下山後に晴れる

登山口へのアクセス

バス
その他：竹橋より「まいにちアルペン号」利用・新穂高温泉下車

この登山記録の行程

１日目：新穂高ロープウェイ（８：００発・山頂駅８：２５着）－西穂山荘（９：４５着・
　　　　１０：２０発）－西穂独標（１１：４５）－西穂山荘（１２：４５）

２日目：西穂山荘（６：５０）－焼岳小屋（１０：００着・１０：２０発）－焼岳
　　　　（１１：３５）－焼岳小屋（１２：４０）ー上高地河童橋（１５：００）

コース

総距離: 約16.0km

累積標高差: 上り約1,264m; 下り約1,908m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

３連休の２日間を使って、西穂・焼岳に行ってきました。

まいにちアルペン号の新穂高温泉行きの予約後、このコースにするか、笠ヶ岳にするか
迷ったのですが、笠は２日間では「勿体無い」との結論から、今回の西穂・焼岳に
しました。

１日目
今回は（御法度の）ラクチンコースを選択。一度乗ってみたかった西穂ロープウェイで
一気に標高２０００ｍに。が、山頂駅では既にガスの中でしたが、気温も低く今だ歩き
易い道を進み西穂山荘着。

雨が降り始める中、西穂ラーメン食べて出発。が、西穂丸山を過ぎる頃から風雨が強まり、
対向者は途中で引き返して来たか、独標迄。標高が上がるにつれ、更に強まる風雨で、
西穂迄行きたかったのを断念して、独標で写真撮って山荘に引き返しました。

独標の登りも濡れた露岩に注意しましたが、その先を考えるとやはり正解でしょう。

山荘に戻り早速の反省会開始。大阪からお越しの「そらあかん山岳会？」の６名様と
神奈川からお越しの女子２名会と合流、消灯３０分前まで歓談。
皆さん、楽しい時間を有難う御座いました。

２日目
夜間、山荘にたたきつける雨の音を聞いていたので、道は最悪だろうな！との思いを
抱きつつ、焼岳方面に出発です。道ですが、予想通り「川になったり・池になったり・
沼になったり」で歩き難く、ペースが全く上がりません。（こんな様子の道ですが、
焼岳展望台以上と、梓川沿いの林道以外、全てでした。）

焼岳小屋にザックをデポさせて貰い、ヘルメット被って出発です。が、焼岳展望台に
着く手前から風が強まり、只でさえザレとガレの道を注意しながら進めて北峰着。
時折臭う硫黄の匂いや硫黄成分が含まれる地面を見ると、火山で有る事が良く判り
ます。

焼岳小屋前から上高地方面への下山道ですが、途中にはクサリ場や垂直２段ハシゴなど、
注意ポイントが有りますが、慎重に進めば問題有りません。

梓川沿いに下山･････対岸の霞沢岳が青空バックに綺麗です。しかも、河童橋では
青空バックの穂高連峰の稜線がクッキリ。私自信の天気に対する運の無さを感じ
つつ、今回は強風時の安全歩行と雨具の性能確認に行ったのだ！と考え方を改め、
帰途に着きました。

参考、上高地周辺の紅葉は、あと１０日間程先と思われます。

フォトギャラリー：65枚

装備・携行品

シャツ	アンダーウェア	ダウン・化繊綿ウェア	ロングパンツ	靴下	レインウェア
登山靴	バックパック	スタッフバック	スパッツ・ゲイター	水筒・テルモス	ヘッドランプ
傘	タオル	帽子	グローブ	サングラス	着替え
地図	コンパス	ノート・筆記用具	腕時計	カメラ	登山計画書（控え）
ナイフ	修理用具	ツエルト	健康保険証	ホイッスル	医療品
虫除け	熊鈴・ベアスプレー	ロールペーパー	非常食	行動食	テーピングテープ
トレッキングポール	ストーブ	燃料	ライター	カップ	クッカー
カトラリー
【その他】冷却スプレー・塩サプリ・アミノバイタル・「交流促進剤兼睡眠導入剤」と「とても相性の良い物たち」（笑）・お菓子いろいろ・ヘルメット

参考になった（2）

SPECIAL

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

すてぱん
2016.10.10 16:28

西東京猛虎会さん、お疲れ様でした。
実は、9日から10日の日程で焼岳ー西穂高縦走を計画していたものですから、偶然に驚いた次第。もっとも、私の方は天気は回復に向かいなんとかなりそうだと判断しつつも、気力が充実せず、ギリギリになって夜行バスの予約をキャンセル。断念した次第です。
行かないと、行っておけばよかったかなあとか、未練タラタラで尾をひくんですよねえ
思い切って雨具の性能確認に行かれた、西東京猛虎会さんに敬意を表します。
すー
2016.10.10 19:27

西東京猛虎会さん

悪天候の中、お疲れ様でした！
天気だけはどうしようもないですよね。でも山小屋でのごはんのおいしそうなこと、
反省会の楽しそうなこと、とても伝わってきます。
すてぱんさんのおっしゃる通り、気持ちを切り替えて雨具の性能確認に行ったんだと考える
なんて、前向きで尊敬です。
西東京猛虎会
2016.10.11 12:43

すてぱんさん

こんにちは。早速のコメント有難う御座います。
そうですか･････予定通りでしたら、途中でお会い
していたのですね。

今回の２日間の天候、「てんきとくらす」では風は
強いが曇りの予報で、ここまで悪くなるとは思っても
いませんでしたが、今となっては行って正解だったと
思っております。

でも西穂登頂を残してしまったので、近い内に計画
します。

雨具の性能ですが、防水透湿素材の雨具を使っても、
私の発汗量の方が多く、雨具の中は濡れていました（笑）
西東京猛虎会
2016.10.11 12:48

すーさん

こんにちは。コメント有難う御座います。

先々週の燕ー常念に続いての雨天は、私は何か
その手の運を持ち合わせているのかも（苦笑）。
でも、「雨もまた良し」です。

西穂山荘まではロープウェイ駅から約１時間で
高低差は約２００ｍ程。ごはんも美味しいですし、
晴れれば山荘からは霞沢岳の眺望と、丸山まで
登れば笠ヶ岳の眺望が良い所です。
是非、一度行ってみては如何でしょうか？

秋雨前線が抜けましたね！これからは秋晴れ
紅葉の近郊低山を楽しめそうです。

･････尊敬だなんて、穴が有ったら入りたいです。