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初めて冬期燕山荘

燕岳(宮城ゲート-中房温泉-燕山荘-燕岳(往復))( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (yamaocchan さん )

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行程・コース

天候

29日:晴れ夜は小雪、30日晴れだが風が少し強い、31日晴れ弱風、1日晴れだが山頂は小雪弱風

登山口へのアクセス

タクシー
その他: 行き:穂高駅からタクシーで宮城ゲートへ
帰り:一ノ瀬橋からタクシーを予約、宮城ゲートからタクシーで穂高駅へ

この登山記録の行程

29日 宮城ゲート10:55-12:18観音峠12:18-13:14信濃坂13:15-14:25中房温泉
30日 中房温泉6:50-7:40第一ベンチ7:40-8:15第2ベンチ8:20-9:05第3ベンチ9:15-10:00富士見ベンチ(アイゼン装着)10:08-11:00合戦小屋11:18-13:30燕山荘
31日 燕山荘8:21-9:01燕岳9:03-9:40燕山荘
1月1日 燕山荘7:02-7:48合戦小屋7:55-8:12富士見ベンチ8:12-8:34第3ベンチ8:36-9:04第2ベンチ9:05-9:23第1ベンチ(アイゼン取外し)9:40-10:06中房登山口10:08-11:00信濃坂11:00-13:00宮城ゲート

コース

総距離
約33.7km
累積標高差
上り約2,601m
下り約2,601m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

宮城ゲート-中房温泉間は舗装された林道歩きであるが、ほとんど全域に渡って凍結しているので、歩行には滑って転ばぬよう細心の注意が必要である。今回、特に下りは滑りやすくて、道の端に前夜に降った雪が残っているところを選択的に歩くようにした。雪が積もっているところは滑りにくいのであった。
中房温泉からの登りでは、合戦小屋からが稜線伝いになるため、風が強いときは要注意と言うアドバイスを受けた(宮城ゲートにて)。今回は比較的穏やかであったが、それでも30日に上がったときは燕山荘の西側でかなりの強風が吹いていた。
天候に関しては、入山している間ずっと良くて、30日の日没、31日の日の出と日没ともに写真撮影も問題なかったが、唯一1月1日の初日の出が駄目であった。2000mくらいから下は晴れていたが、山の上だけ雪が舞っており、初日の出は拝むことができなかった。前夜の燕山荘のオーナーの話では、7年ぶりの初日の出が期待できるという前触であったが、またしても今年も駄目であったことになるだろう。

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フォトギャラリー:130枚

Sあずさの車窓から鳳凰山が見える。この電車はどういう訳か大月でガラガラに空いた。

同じころ、甲斐駒、鋸方面。寒そうです。

松本駅付近から穂高を見る

大糸線の車窓から常念岳

安曇野と常念岳、横通岳

宮代ゲートを越えて、100mも行かないうちに、ニホンザルの軍団に遭遇

前方に燕岳の稜線が時々見える

有明山の登山口を過ぎる

宮代ゲートのところにある温泉旅館へ温水を運んでいるパイプ

一之瀬橋。手前に発電所がある・

中房第四発電所

一ノ瀬橋の上。ここは雪は少し多いが、フラットでもあるし腐っているので危険は無い。

人間以外の足跡があります。こんなものを見ながら先を急ぎます。

対岸の有明山に続く尾根が徐々に低くなっていく

右岸から流れ込む沢の水が路面を流れているところでは、スケートリンクのようなツルツルの氷が張っている

観音峠、個人で設置された祠がある

路面が完全に雪で覆われている場所が多くなる

この沢が最大のものであろう

中房第5発電所

信濃坂へ向かって登る

第5発電所の導水管を横切る

信濃坂付近

中房温泉下の有明温泉に到着。宿はもう少し先である。

沢の様子

燕岳登山口を過ぎて、中房温泉着。今日はここに一泊。

30日の朝、いよいよ燕山荘へ向けて出発。昨晩の雪が笹の葉に積もっている。

対岸の斜面の霧氷がきれいだ

朝日が射し始めると、付近の霧氷が光り始めた

キラキラとなかなか美しい

金色になった

第一ベンチ着

第二ベンチ

青空に霧氷もなかなかだ

第3ベンチ手前で隣の尾根を見上げる

稜線も見えてきた

この枯れ木はなかなか存在感がある

背景がもう少し見えると良いのだが

合戦小屋到着。ここにテントを張っている人もいる。

2488mのピークに登る途中で振り返ると、もうこんな景色が広がっていた

この雲の感じは良いです

終に槍が見え始めました

大天井を含む全体はこんな感じです

富士と南ア

左の木は良い近景になっていますが、いつまで立っていられるのだろう

大天井から常念に続く尾根

槍がどんどん見えてくる

尾根の反対側には燕岳が見える

燕の右には餓鬼岳があるが、今見えているのはケンズリ付近と思われる

餓鬼岳の左に唐沢岳。その後ろは蓮華岳から針ノ木付近のはずである。

燕岳がはっきりするようになってきた

やはりケンズリの右に餓鬼岳の本峰が見えだした

槍の左に穂高の一部も見えだした

雲湧く槍ヶ岳

引いてみた

燕岳と北燕

槍側

シュカブラと槍

餓鬼岳のガスが取れた

ほぼ山頂到着

燕山荘の浦を回って西側に出る。西からの風は20m以上吹いていそうだ。

西の山並み。鷲羽、水晶がくっきり見えている。

笠ヶ岳をズームアップ

鷲羽岳とワリモ岳

水晶岳

燕山荘の正月飾り

部屋で一杯飲んでいたら日暮れになった

鹿島槍の西側斜面が赤みを帯びてきた

槍も赤くなってきたが、やはり裏から見ているのでインパクトに乏しい

遠く八ヶ岳連峰にも夕闇が迫る

富士山と南アにも

山頂が光り出した

八ヶ岳の山頂も

富士山と南ア

鹿島槍は夕闇に入り、五竜辺りに残照がある

燕岳の残照

燕岳と五竜の残照

槍ヶ岳の日没

日没後の富士山

大晦日の朝、日の出を待つ槍穂高

富士山と南アも待つ

蓼科山付近に日の出のポイントがある

もう少し

2016年最後の日の出

富士にはまだ日が当たらない

下の斜面が燃え始めた

徐々に赤く

燃えだす

少しずつ変化

穂高にかかる雲も色づいてきた

燕の斜面もなかなか良い色付き

全面的に赤くなった

朝日に燃える槍ヶ岳

朝日を撮ってしばらくしてから燕岳に出かける。ただ、山頂はガスに覆われており、東側の餓鬼岳は晴れている状態。

山頂だけが隠れている

イルカ岩を過ぎる

餓鬼岳は良く見えるのに

山頂直下から最後の登りにかかる

山頂到着。下界が晴れているのはわかるが、展望は無い。

少しガスが晴れそうになったが、不完全

山頂からの急斜面を上から見る

もう小屋は近い

山頂往復後、燕山荘で飲みながら過ごしていたら、午後には快晴の天気になった

もう日没が近づいたので、外に出て準備を始める

西の山にはガスが少しかかっているので、夕焼けしないかと期待する

日没

やはりここの日没は見どころが少ない

もう色を失ってきた

どこかに良いポイントが無いかと探す

南アの状況

笠ヶ岳付近に沈む夕日

明朝の日の出に期待するしかありません

2016年終了です

寒くなってきました

ワリモ岳の付近にかかる雲の残照を名残惜しんで

終了です

2017年1月1日の朝食は、燕山荘の心づくしです

そして、燕山荘にお別れ

しかし、ほぼ大丈夫と思っていた7年ぶりの初日の出はダメ! 雪さえ降っています。

合戦小屋の上のピークまで降りてきたら、ようやく明るくなってきました

これが今年の初日の出です

あの先を降りたら合戦小屋です

合戦小屋着。ずいぶん積雪が増えたように思いましたが、比較するとあおうでもありませんでした。

富士見ベンチ付近で中房温泉の屋根が見えた

中房の登山口着

尾根の天候も気になりますが、やはり計画通りに下山できた安堵感が大きいです

笹の葉にも雪が降りています

行よりも確実に冬が進行していました。このツララは立派でした。以前見た三ツ峠の岩場のツララ以来です。

こんな感じです

もう一度稜線を振り返った

宮城ゲートからタクシーで穂高駅に到着。思ったより早く着きました。駅前でラーメンを食って帰宅です。

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装備・携行品

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登った山

燕岳

燕岳

2,763m

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