行程・コース
天候
快晴(黄砂で遠方は霞んでいた)
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
福井県坂井市からであればR364で我谷ダムを目指す。ダムのところを右折して直ぐにある赤いつり橋が登山口への道。駐車場はその少し先。路上駐車を含めて30台程度。ただし、直ぐにいっぱいになるため遅くとも7時代には到着していたい。トイレ無し。
逆コース、もしくは大内コースで富士写ヶ岳を目指す場合は、R364で丸岡山中温泉トンネルを抜けて直ぐの道を右に入って進むと駐車場あり。同じく路駐含め30台程度。奥にはトイレあり。
この登山記録の行程
我谷ダム登山口駐車場(07:57)・・・我谷吊橋(07:58)・・・我谷コース登山口(08:04)・・・送電線鉄塔(08:20)・・・枯淵コース合流点(09:16)・・・富士写ヶ岳(09:18)・・・不惑新道・・・小倉谷山(10:21)・・・火燈山(10:32)・・・火燈古道・・・送電線鉄塔(11:03)・・・大内峠(11:14)・・・火燈登山口(11:17)・・・R364・・・我谷ダム登山口駐車場(12:07)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
以前、6月に登る山なら夜叉ヶ池を真っ先にあげると書いたことがある。
3月の福寿草のシーズンであれば、藤原岳というように季節に応じたお気に入りがある。
5月のとりわけGW中のお気に入りはここ富士写ヶ岳。
なぜお気に入りかというと、3つの理由がある。1つ目はこのシーズンに登る理由として、富士写ヶ岳はシャクナゲで有名な山田。GW前後になるとシャクナゲがそこらじゅうで綺麗に咲き誇る。個人的にここ以上にシャクナゲに染まる山を見たことがない。シャクナゲはタケノコのように隔年で当たり年の表年と裏年が交互にやってくる。今年のシャクナゲは特に見事なようだ。2つ目は深田久弥が最初に登った山として有名な山である。なにをもって最初の山というのかは知らないが、百名山に続く入り口の山として、もんじゅ山と同じ深田久弥にとって思い入れがある山と言える。そんな山を登らずして百名山は語れない。。。そんなことはないが。:)
最後に、3つ目は、とにかくバランスのとれた急登の山と個人的に評価している。あちこちにロープが張ってあって、粘土質の斜面は滑りやすく少々注意が必要だが、結構な頻度で急登が出現する。バランスがいいというのは、急登だけではなく、視界の開けた尾根の縦走ルートがあったりと変化に富んでいる。気持ちよく汗をかくには最高の山だ。
さて、今回は、我谷コースから富士写ヶ岳~小倉谷山~火燈山を巡るコースとした。
登山開始早々、ミツバツツジを見つける。ミツバツツジというと南木曽町のつつじ園を思い起こす。きっとこの時期、山一面に咲いていることだろう。大好きな春の花の一つだ。
鉄塔を過ぎてほどなくして、シャクナゲを見つける。写真をパシャパシャと撮り始めるが、その後、溢れんばかりのシャクナゲが続くので、まずはゆっくり愛でながら登ることにした。若干、後半になっているような気がするが、まだまだ見頃前回で、淡いピンクや、赤、そして純白と、少しづつ装いを変えたシャクナゲが山道を埋め尽くしている。先週末はまだ早かったそうだ。思っていた以上にナイスなタイミングを引き当てたのかも知れない。
富士写ヶ岳の山頂で、深田久弥に挨拶をして、小倉谷山、火燈山へ向かう。道中も富士写ヶ岳の登りに負けないくらいのシャクナゲが群生していた。新緑にタムシバの白。そしてシャクナゲの淡いピンク。爽やかな風も吹けば、足も軽やかです。
GW最後の日の過ごし方としては最高でした。
ちなみに今回の逆コースの方が、急登という意味ではしんどいと思います。一度挑戦してみてください。 :)
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