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29-11 九州・四国遠征-5(祖母山)

祖母山( 九州・沖縄)

パーティ: 1人 (ハンター さん )

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行程・コース

天候

晴れ後曇り

利用した登山口

尾平  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: もみ志や旅館駐車場(有料)に駐車

この登山記録の行程

尾平(06:21)・・・第一吊橋(06:32)・・・二合目(07:33)[休憩 10分]・・・宮原(08:37)[休憩 10分]・・・九合目(09:29)[休憩 5分]・・・祖母山(09:45)[休憩 15分]・・・天狗ノ分れ(10:56)[休憩 10分]・・・黒金山尾根取付(12:35)・・・第一吊橋(13:07)・・・尾平(13:13)

コース

総距離
約9.9km
累積標高差
上り約1,382m
下り約1,382m
コースタイム
標準7時間25
自己6時間2
倍率0.81

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

4月28日 霧島を後にし、えびのICから九州自動車道に入り、松橋ICで降りる。国道218号線を高千穂町に向け道のりに走らせる。途中、元湯佐俣の湯に入り、泉質の素晴らしさに驚く。高千穂町からは宮崎県道7号線を道のりで走り、大分県境を越えた尾平登山口まで移動する。到着したのは23時頃、駐車場には数台の車が先着していた。直ぐさま就寝する。
元湯佐俣の湯:500円
4月29日、周囲の車からの物音で5時30分に目覚め、少々寝坊してしまった。登山の準備は事前にしており、朝食後洗面を済ませたのち、6時21分、尾平駐車場を出発する。
祖母山川上渓谷入口のゲートを過ぎて、少しばかりの林道を抜けると、目に入って来た山容を見て体が固まった。この山を登れる喜びに体中から感動が湧き出てくる感覚を覚えた。
天候は雲一つない快晴。しかしながら、周囲には人影はなく、道順は不明、地図と道標を確認しつつ、計画通りの宮原コースを進んだ。初めての山でもあり、資料では原生林が深いとあった。道迷いが怖い所と感じ、先行者に追いつくべく、少々ペースアップで登る。
行けども行けども先行者の姿は見えず、途中分岐路もあり、道迷いを心配するが、念のためのガーミンのGPSで確認すると道は合っている。少々安心し、ペースを戻す。
標高1200mの標識を少し登ると、迫力ある絶壁がかなり近くに見え、各所にアケボノツツジも咲き、鮮やかな薄紅色を映し出している。この景観に再び心が奪われそうだ。
宮原の分岐を過ぎ、標高1500mの標識に着いた辺りから空模様が怪しくなって来た。
山頂部に雲が掛かりだしたのだ。天気予報では、所により寒気が入ると言っていたが、その「所」が、こことは・・・山頂目前にして天候悪化とは、ついてない。とりあえず、ラジオには雷のノイズは入って来ないので一安心であるが、山頂からの景観、見たかったな〜。残念。
山尾根の稜線に出るとマンサクの黄色い花が見えだす。この稜線、雲が晴れていたらどんな景観なんだろうと想像する。9合目手前のキャンプ場のような広場には、ゴミが散乱し、何とも情けない感じを受けた。こいつら山にゴミを捨てに来ているのか・・・この山に無法者は入る資格なし(怒)!!
Q合目小屋の中を覗いてみると、山小屋とは思えない何とも生活感がある。
小屋を後にし、山頂へ向かう。小屋から山頂の間は、酷い泥濘となっている。泥濘を避けるように草むらに入るようにして進んだ。
9時45分、祖母山山頂到着、雲の中である。冷たい風が強く吹いている。やはり寒気だ。
山頂で情報収集をと休憩中のご夫婦に話を聞いてみると、祖母山は尾平から登る場合は、黒金山尾根コースを登りに、宮原コースを下りにするのが定番であり、黒金山尾根コースからの天狗岩から先の梯子場の連続が見ものだそうである。私は一人、逆回りをしてしまった~っ。道理でいくら急いでも誰にも追いつかないはずである。落ち込みはここまで。
少しでも雲が晴れないかと、山頂で15分ほど粘っては見たが、晴れる様子はなく、黒金山尾根コースへ向け下山を開始する。岩峰、絶壁をロープ、鎖、梯子を伝い、潜り抜けるようなコースになっている。登りだと面白いだろうな〜。また、岩稜にはマンサクが花を満開に咲かせ、沢山立っている。何ともいい感じである。
天狗の水場まで降りて来た。チョロチョロと流れる湧き水を飲み、充てん完了。
次に急な下りのガレ場が続く。そこを抜けると渓流の音が段々と耳に入ってきだす。
原生林を抜ける感じで登山道が続き、黒金山尾根取付の標識に到着、山頂方向を見ると雲が取れ出している。なんじゃこりゃ~。今日の一番悪い時間帯で登ってしまったのか、ため息が出てくる。残念だ~。「山の神様、お願いだから意地悪しないで。」と、つぶやく。
渡渉箇所が3か所あるが、内1つは増水時、難しいと感じた。
渓流沿いの登山道を進み、第一吊橋を越え、13時13分尾平に到着、振り返ると見事な山容が再び姿を現している。
登山口のトイレで、山頂で話をした、ご夫婦が靴を洗っていた。ご夫婦も残念がっていた。
「また来ればいいよ。」と、言われたが、私は青森から来たことを言うと、驚いていた。
駐車場に着く。無人の駐車場で料金箱が置いてあるだけであるが、ズルはいかんと、駐車料金を払おうと財布を見ると小銭が無い。先ほどのご夫婦にお願いし、両替をしてもらい、何とか事を得る事が出来た。
次の目的地は由布岳、とりあえず竹田市内辺りで温泉、コインランドリーを探す事とし、祖母山を後にした。
尾平駐車場:500円
竹田温泉:500円


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フォトギャラリー:115枚

この山容がいきなり目の前に

入山時の第一吊橋

最初の渡渉箇所

かなり急な上り坂

この角度

マーキングはしてあるが、分岐点では全ての方向に着いていて???

標高1000m、3合目

標高1200m

絶壁が近い。

古祖母方向か?

標高1400m、宮原分岐

アケボノツツジが1本登山道脇に

標高1500m

山頂部に雲が掛かりだす。

絶壁部に生えるアケボノツツジ

山尾根稜線に出る。

馬の背辺りの分岐

マンサクの花

Q合小屋

祖母山山頂、雲の中

三角点タッチ

寒いので上、着てます。

下山開始、いきなりのロープ場

マンサクが沢山生えています。

天狗岩の分岐

天狗の水場

黒金山尾根取付

2つ目の渡渉箇所、ここは増水時、無理かも

3つ目の渡渉箇所

下山時の第一吊橋

振り返ると、この山容

意地悪なお山です。

駐車料金を投函しました。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ
修理用具 ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け
ロールペーパー 行動食 テーピングテープ トレッキングポール GPS機器 ライター
カップ
【その他】 携帯トイレ、AMラジオ

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登った山

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