登山届の書き方について

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 登山届の提出は、登山者の重要なスキルであり、マナーの1つです。登山の第一歩は計画からです。事前に情報収集して、計画の内容まとめ、登山計画書を作成することは、登山者の義務とも言えます。

 そして作成した登山計画書は、登山予定の山のある自治体の警察に届けることが推奨されています。郵送、登山口にポストがある場合は投函、ない場合は近くの警察署や交番でも受け付けています。
​ 最近では、電子メールや電子申請、FAXでの受付を行っている
自治体やもあります(詳しくはコチラ)。自分に適した方法で、提出を推奨します。

 

■登山届/登山計画書の書き方。

 登山届の正式なフォーマットは、決まっていません。ただし、自身に遭難が起きた時の捜索先として、緊急連絡先としてわかる内容であることがベストです。以下のことが、掲載されていることが求められます。

・自身および同行者の氏名・年齢・性別・連絡先(および緊急連絡先)
・登山予定の山域および、計画の行程の詳細
・携行予定の装備と食料計画

ヤマケイオンラインの登山届/計画書では、上記の最低限の情報が記入できるようになっているので、ぜひご利用ください。


登山届の提出は、自身の安全のみならず、別の登山者が同山域で遭難した時に、捜索に有効な情報を得るための助けとしても利用されます。登山者同士の助け合いも含めて、提出を呼びかけています。

なお、登山届/登山計画書は、何か起きた時に素早い対応ができるように、家族や親族・友人などにも同じものを渡しておくようにしておく必要があります。

 

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