北アルプス・奥穂高岳に向かう白出沢ルートが修復され、6月下旬より通行可能に。ただし、バリエーションルートの認識で

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北アルプス・奥穂高岳へ向かう岐阜側の白出沢ルートが整備され、2022年6月下旬より通行可能となった。白出沢ルートは、新穂高温泉方面から穂高岳山荘がある白出のコルまで通じるルート。2020年4月からの群発地震や7月の豪雨により崩落が発生、通行ができない状態となっていたが、北アルプス飛騨側登山道等維持連絡協議会により修復が実施された。

穂高岳山荘によると、重太郎橋~鉱石沢間は岩場のトラバースで落石も多く、荷継沢より上部は不明瞭で浮石が非常に多いので注意。また通行可能になったとはいえ、バリエーションルートという認識が必要で、ヘルメット推奨、かつビギナーにはお勧めできないとのこと。

登山道自体、まだ不安定な箇所もあるということなので、登山を計画の際は最新情報を入手し、無理のないプランを検討してほしい。

 

関連リンク

■穂高岳山荘
https://www.hotakadakesanso.com/

■日本山岳遺産基金・ヴィブラムジャパン登山道整備プロジェクト
https://sangakuisan.yamakei.co.jp/2021/12/post-0081.html

■ヤマタイムで白出沢ルート付近の地図を確認する
https://www.yamakei-online.com/yk_map/?latlon=36.294604892413844,137.62830579473336&zoom=14

 

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