新刊ご案内【2023年5月発売】『渓の旅、いまむかし 山懐に漂い半世紀』など2冊

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皆さんは「ここに関しては誰よりも知っている」という山や山域はありますか?

奥利根や南会津などのエリアに何度も訪れ、その地域の沢を隅々まで遡行した高桑信一さんによる沢語り。大正から昭和初期の北海道を文字通り開拓し、様々な山を描いた坂本直行さんによる山語り。

2023年5月発売の新刊2冊をご紹介します。

 

[5月17日発売]

『渓の旅、いまむかし 山懐に漂い半世紀』

高桑真一 著

詳細URL:https://www.amazon.co.jp/dp/4635180565

奥利根や下田山塊、川内山塊、南会津など。このエリアを地域研究の対象として隅々まで遡行した高桑信一氏が、エリアとその沢について遡行時の思い出と共に解説します。

渓をめぐって半世紀。渓に生きた氏の沢登り集大成の一冊!

冬の奥利根に山越えで訪ねてみればよくわかるが、奥利根を構成する脊梁山脈がもたらした、途方もない雪が渓を埋め尽くす光景に圧倒される。その膨大な雪に削られた野太い渓谷の美しさと、孤立無援の隔絶性に加えて、利根川の始原の一滴を訪ねる探検的な魅力が、多くの遡行者を惹きつけてやまない要因である。

(本文「渓めぐり、その軌跡/奥利根」より)

■ヤマケイ文庫で読める、高桑信一の渓と山の世界。

 

[5月17日発売]

『ヤマケイ文庫 雪原の足あと』

坂本直行 著

詳細URL:https://www.amazon.co.jp/dp/4635180565

十勝平野の牧場と開拓地での三十年にわたる困難な生活ののち、山岳画家として日高の山々や北の大地に向き合うことを決した坂本直行の画文集。友人たちとの朗らかな山行、アイヌの老人との交友、北海道各地へのスケッチの旅などを通して、原野と山脈への変わることのない深い愛情が、力強い山岳画や植物のスケッチとともに綴られます。

地元、北海道では「ちょっこうさん」の愛称で親しまれる氏の文庫版画文集第3弾! 北海道の厳しくも豊かな自然を描いた作品の数々を、お楽しみください。

■好評発売中!

 

発売日はAmazonなどWEB書店の日付に準じます。

来月の新刊案内もお楽しみに!

 

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