長野県直営 共創型ふるさと納税受付サイト「ガチなが」、山小屋応援・山岳遭難防止対策プロジェクト始動

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長野県では、2023年4月より県直営のふるさと納税受付サイト「ガチなが」を開設。ふるさと納税の本来のねらいである「好きな自治体に寄付できる制度」を目指している本サイトでは、返礼品目当てではなく、寄付者参加型の共創による事業の推進を進めるサービスを推進している。

日本アルプスをはじめ、登山愛好者が憧れる山を持つ長野県では、本サイト内で「山小屋応援・山岳遭難防止対策プロジェクト」を発表。ふるさと納税による支援を呼びかけている。


コロナ禍による収容人数の減少、慢性的な人手不足、ヘリ輸送の価格高騰などにより、山小屋の経営はコロナ後も厳しく、登山道の整備など公益的機能を担うことが難しくなっているという。また、行政・民間の協働で行っている山岳遭難防止対策・救助についても、登山者の多様化により、遭難件数は増加傾向にあるなか、予算・人材は不足している状況だという。

このような状況を、登山愛好者のふるさと納税により、少しでも改善するのが狙い。登山者どうしの助け合いで、安全登山を支える山小屋と山岳遭難防止常駐隊の活動の支援を呼びかけている。

支援方法は「ガチなが」のサイト内の説明を確認してほしいが、ふるさと納税経験者であれば、直感的に利用できるようになっている。

詳細はWebサイトを確認のこと。

 

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