オフラインマップなど、登山で使えて高コスパ。ファーウェイがアウトドア向けスマートウォッチ「FIT 4 Pro」発表

ファーウェイ・ジャパンが5月27日に新製品を発表し、オフラインマップ機能など、アウトドア向けの高機能を詰め込みながら4万円を切るハイコストパフォーマンスを実現したスマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT 4 Pro」の全貌が明らかになった。発表に先立ち、山と溪谷オンラインではフィールドテストを実施し、登山で使える機能の精度などを実証して特別ページにまとめているほか、発表会では西村健編集長が登壇し、登山で便利な機能などについて紹介した。新製品の発売日は6月3日(火)で、現在予約を受け付けている。






「HUAWEI WATCH FIT 4 Pro」は、軽量薄型のパッケージをサファイヤガラスとチタン合金ベゼルで包んだ堅牢性が特徴的で、水深40mまでのダイビングでも使える防水性をもつ。ディスプレイは直射日光を受けても見やすい3000ニトの輝度を確保。GPSを起動しても連続18時間使用できるバッテリー性能で、登山でも電池切れの心配が少ない。登山で役立つ機能としては、オフラインのマップ表示と進行方向の表示といったナビゲーション機能を搭載。事前にカラーマップデータや予定コースのGPXデータなどをインポートしておくことで、登山エリアのような通信圏外でも目的地への方向を示してくれ、コースアウトの際はアラームで通知してくれる。また、歩行ペースを適切に保ってバテを防げる心拍数や血中酸素濃度のモニタリング機能もあり、最近急増している疲労による行動不能や心臓突然死などのリスク軽減にもつながりそうだ。プログラム医療機器の承認を得た心電図機能や睡眠モニタリングなど、多彩な健康管理機能が備わっているため、日常生活から山まで、シームレスに使える。ナイロンバンドのモデルが39,380円(税込)、フルオロエラストマーバンドのモデルが37,180円(税込)。ほかに、機能を絞りさらにコスパを高めた「HUAWEI WATCH FIT 4」(税込23,980円〜)もラインナップされている。
発表会では、いち早く製品をテストしてきた“シンガーソングランナー”のSUIさん、プロゴルフコーチの菅原大地さんとともに山と溪谷オンラインの西村編集長が登壇し、登山のほかトレイルランニングやランニング、ゴルフなどのアウトドアアクティビティで実機をテストした印象を語った。3人ともタフさ、見やすさといったアウトドア向けデバイスとしての仕上がりに感心しつつ、搭載された各種機能の精度の高さ、健康管理機能の充実ぶりを評価。西村編集長は「登山のスキルがまだ身についていない初心者をサポートしてくれる機能が多く、コスパに優れるので初期投資がかさみがちな登山ビギナーにもおすすめしやすい」と締めくくった。
関連リンク
山と溪谷オンライン「HUAWEI WATCH FIT 4 Proで本気テスト」
https://www.yamakei-online.com/yk/issue/huawei_fit4pro/
HUAWEI JAPAN
https://consumer.huawei.com/jp/





