「登山は持久力スポーツ、トレーニングを」北アルプス安全登山アピールが開催
7月12日(土)、東京・神保町の山と溪谷社にて開催された「北アルプス安全登山アピール2025」。岐阜、富山、長野の各県警の山岳警備隊、山岳遭難救助隊員が、夏山シーズンの北アルプス登山での安全登山を一般向けに呼びかけた。

当日は会場に約50人、同時オンライン接続で220人の登山者が参加。道迷い遭難や、これからの夏山シーズンに注意したい熱中症など、実際の救助現場の動画や写真を見ながらの解説を聞き、夏山登山に向けて意識を高めた。登山は「持久力スポーツ」なので、北アルプス登山に行く前は、トレーニングをして体力をつけることが重要だという。中高年の登山のトレーニング方法が書かれた、登山セーフティブックの紹介もあった。

会場では、山岳遭難救助隊にまつわる小社の書籍を販売、また、講義の後は現役の隊員による登山相談所や隊員との写真撮影ブースもあり、にぎわいをみせた。
なお、当日の模様を収録したアーカイブ動画を、YouTube「山と溪谷ch.」で公開している。
問合せ先
日本山岳遺産基金 事務局
kikin_info@yamakei.co.jp
https://sangakuisan.yamakei.co.jp/





