ゆる登山勢の約9割が「登山にスマホは重要」と回答、圏外でヒヤリハット体験も。KDDIが山の日を前に調査
KDDI株式会社は8月11日の国民の祝日「山の日」に向けて「ゆる登山とスマホに関する調査」を実施した。全国の20代~60代の男女500人を対象にしたこの調査では、ゆる登山勢の約9割が「登山にスマホは重要」としながらも、3割以上が登山前に通信環境を確認していないことがわかった。また、9割以上が登山中にスマホの電波がつながらない経験を持ち、うち8割以上が不便や困った経験があったほか、生死に関わるようなヒヤリハット体験をした人もいることが明らかになった。


KDDIは山岳エリアの通信環境改善に取り組んでおり、スマホで衛星通信を利用できるau Starlink Directや山小屋Wi-Fiといった、これまで通信圏外だった場所でも使用できるサービスを拡充している。今回の調査では、日帰りで気軽に登山やハイキングを楽しむ「ゆる登山勢」を対象に調査を実施。次のような傾向が明らかになったという。
■ゆる登山勢の楽しみ方トレンド
- 登山人口は増加傾向、登山やハイキングを気軽に楽しむ“ゆる登山勢”が約8割を占める
- ゆる登山のトレンドは、40代以上は自然との親しみ、若い世代は“映え”も気にする傾向に
■ゆる登山のスマホニーズと実態
- ゆる登山に欠かせないスマホ、全ての年代で約9割が「スマホは重要」と回答
■登山やハイキングで「常にスマホを利用している」割合がトップスコアに
- ゆる登山であらゆる“確認”に活用されるスマホ、若い世代は“共有重視”の傾向も
- しかし、3割以上が登山前に通信環境をチェックせず!50代以降は4割以上の結果に
■通信圏外によるがっかり&お困り経験
- 9割以上が圏外を経験、不便を感じた人は8割以上。楽しさや満足感の低下にも
■通信圏外によるヒヤリハット経験
- ゆる登山でも油断は禁物、約3割がスマホの電波がつながらず、ヒヤリハットを経験
また、過去の登山・ハイキング中にスマホの電波がつながらなかったことでヒヤリとした経験があるかを尋ねたところ、約3割(28.0%)が「経験がある」と回答。「スマホが圏外で、現在地や地図を確認できなかった」(37.1%)が最多だったほか、天気の情報や登山ルートの不安や道の間違えなどが上位を占めた。自由回答からは「登山ルートが確認できず遭難しかけた」など生死に関わるような体験や、「子どもの姿が急に見えなくなり焦った」など、数々のヒヤリとする体験が寄せられた。
関連リンク
「8月11日「山の日」直前! ゆる登山勢 500人調査」
https://www.au.com/brand/tsunagu/starlink/report202508/





