大山頂付近で約50センチ程度で、ベタ雪のため、木道にも30cm程度の積雪があります。
天気・気温
山と周辺の状況
今週始めからの寒気の影響で、大山寺でも朝方に積雪が見られます。昼間には融け、また朝方に降るといった状況です。
山頂付近で約50センチ程度で、ベタ雪のため、木道にも30cm程度の積雪があります。
一昨日が山頂で-5℃、今日が-3℃と思ったほど下がっていませんが、風があるため体感温度はマイナス-10℃ぐらいでしょうか。
登山道の状況
今日の場合は新雪でしたので、アイゼンは必要ありませんでした。しかし、融けた雪が凍りつくとアイゼンが必要となるので、携行したほうが良いでしょう。
なお冬山では軽アイゼンといっても4本爪はあまり役に立ちません。必ず6本爪以上のアイゼンをお持ちください。
登山装備
まだ本格的な冬山装備までは必要ないようですが、気温から判断して、冬山装備の用意はしておいてください。
基本的には、大山はもう冬山ですが、服装については、歩き始めは寒いからと厚着をしないようにご注意ください。最低限の必要なものは、ゴアテックスまたは同等レベルの登山靴、および冬用のグローブです。手袋については、替えのものを用意しておいたほうが良いでしょう。
登山道中でアイゼンの装着に手間取っている人を見かけます。良く見るとサイズが合っていなかったり、手袋が厚いために装着できなかったりする場合がほとんどです。手袋をしたまま装着する練習を必ず山に来る前にしておいてください。
かんたんな装備で「行けるところまで行ってみます」というのが一番危険です。決して冬山を甘く見ないで下さい。
注意点
山頂避難小屋については、年中開放しています。扉が凍ってしまって開きにくい場合があります。なお、小屋に入る際は、ザックに付いた雪をよくふるい落としてお入りください。また小屋に入る際はアイゼンを外してお入りください。また、木道を保護する意味でも雪の無いときには、アイゼンを外して歩いてください。ストックも同様に、先にゴムキャップを着用してください。
天気のいいときの大山は最高ですが、一度天気が崩れると、人を受け入れる山ではなくなります。充分過ぎるぐらいの装備を用意してください。気力と根性だけでは、大山の冬は無理です。
お知らせ
その他、登山道や周辺状況の詳しい情報については、大山寺とやま旅館までお気軽にお問合せください。
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大山プロガイド協会周辺の過去の様子
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