7月10頃から営業予定。雷鳥坂の登下降にもアイゼンは必要です。融雪が早く例年通りではありません。最新情報を得て入山下さい。
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
2016年の営業は7月10日頃を予定しています。今しばらくお待ち下さい。
今年の状況は例年よりかなり雪が少ないため、例年と全く違う状況になるかもれません。
入山は最新情報を得て、慎重な対応をお願いします。
下界との温度差が大きいので体調管理にはご留意下さい。
山に雪が少ないとはいえ、朝夕は暖房の必要な気温です。防寒装備は必携です。
雪が少なくても、気温自体が低いことも多く低体温症には注意して下さい。レスキューシートなどを携行するとよいでしょう。
雪が少ないため高山植物の開花も早いようです。
一部では6月に
チングルマ
チングルマ
が咲いたようなところもあり、限定的ですが約3週間近く早いところもあるようです。
登山道の状況
例年より雪が少なく、まだ入山者も多くはありません。
入山される方は、いずれのルートでも(一般ルート、バリエーションルートを問わず)室堂で最新の情報を得て、安全登山に努めて下さい。
なお剱沢に常駐隊が入るのは7/10以降となります。
・立山室堂~雷鳥沢~剱御前小屋までは、夏道になっていますが、ルート上の約3分の1程度に雪があります。
・雷鳥沢の登下降には軽アイゼンがあると安心です。
・剣御前小屋~剱沢小屋までは、夏道になっていますが、ルートの約3分の1程度に雪があります。
・剱沢小屋~剣山荘 雪渓上になります。アイゼン必要です。
・剣山荘~剱岳へは、アイゼンが必要です。6月上旬の登山者の報告などから推定すると、一服剱までに二箇所の雪渓があります。そこから上は夏道が出ているようですが、あくまで現段階では推定です。梅雨時期でもあり小砂利の流出、落石、浮き石には十分な注意が必要です。
剱沢小屋から剱沢を下るルートは、小屋から徒歩約20分ほどに融雪時に現れる「滝」がすでに出ているようです。
長治郎の出会いから約300m下に現れる「ナム」の滝ももう現れているような音がしています。
なおルートはこの滝の手間を下り方面に向かい左手に渡り夏道ルートとなっています。
二俣の橋が架かるのは7月中旬前の海の記念日頃になると思います。
・バリエーションの雪渓ルートについては
長治郎は例年の7月中旬頃のような様子になっています。約1ヶ月は早い融雪状況です。
平蔵も雪が少なく、いつも繋がっている雪渓がすでに切れているとこもありそうです。
雪渓を登る場合は、まだ良いですが、下りは怖いです。どうしても下る場合や、登りでも早朝あるいは日没近くなどに利用する可能性があれぱ、必ず下見をした方が良いでしょう。例年とは異なります。
いづれにしても最新情報を室堂で得るようにして下さい。
登山装備
残雪のある3000m級の登山装備が必要です。ルートによってはアイゼンやピッケルが必要です。アイゼンのツメの本数もルートによって変わります。
登山用の雨具や防寒具、用具の防水もしっかりとして下さい。
紫外線対策や低体温症対策も忘れずに。レスキューシートの用意があるとよいでしょぅ。
お知らせ
剱沢小屋(標高2400m) 2016年は7月10日頃から営業開始予定です。
現在、剱沢キャンプ地は半分程度土が出ていますが、まだ水が取れません。キャンプ場の給水は7月上旬になるでしょう。
剱澤小屋周辺の過去の様子
剱澤小屋
- 現地連絡先:
- 080-1968-1620
- 電話番号:
- 076-482-1319
- 連絡先住所:
- 富山県中新川郡立山町芦峅寺9