雪解けが進み急傾斜などでハイマツが出てきましたが、今年はまだスキーなどが楽しめます。登山は完全雪山装備必携。雪崩に注意。
天気・気温
山と周辺の状況
・雪解け進行中です。場所によっては溝ができており、少し滑りづらくなっているところがあります。
また、きつい斜面の日当たりの良い部分はハイマツや岩が出てきました。
・今年はここ数年に比べ雪が多く、スキー、スノーボード楽しめる状況です。
・ライチョウは夏毛が混じりだし首元付近マダラになっています。
・日中の気温は室堂平で5~15℃前後、朝晩は0~5℃程です。
・5/25の日の出は04:37頃、日の入りは19:00頃です。
登山道の状況
・現在ターミナルから室堂平周辺は雪があります。
・稜線上は夏道出てますがルート全体的にはまだ雪がある状態で、融雪&凍結を繰り返していますのでアイゼン歩行時注意が必要です。
室堂山:状況によってはアイゼンが必要、トレース多数あり
浄土山:一ノ越経由は状況によってはアイゼンが必要、いくつかトレースあり、室堂山分岐経由は12本以上のアイゼン&ピッケルが必要
一ノ越まで:道は踏み固められており朝夕の時間帯はだいぶ固く、アイゼンが欲しくなる状況があると思われます。
一ノ越~雄山:現在のところ稜線上の雪はほとんど解けて夏道が露出しています。一部凍結箇所あり。
三山~別山縦走:12本爪以上のアイゼン&ピッケルが必要、雄山~大汝山で足場悪い箇所あり、状況次第では通行困難
※山に登る方はアイゼン、ピッケル必携です。
●スキー、スノーボード、登山の方へ
この時期の状況をよく理解している経験者、またはガイドとの同行をお勧めします。
雪崩などのリスクについて、周辺では特別ロープを張るなどの指示はしておりません。
各自が現場での見極めになります。
●立山一帯では、登山者及びスキーヤーは 入山届の提出と雪崩ビーコンの携帯が必要です。
詳細はこちら! http://toyamaken-sotaikyo.jp
http://chubu.env.go.jp/nagano/to_2015/post_11.html)
登山装備
立山室堂は完全に雪山です。
スキー、スノーボード、登山の方は冬期の装備が必要です。
・稜線上は体があおられるほど風が強いこともあり、立ち止まると一瞬で体が冷えます。ウェアは、雨・風雪にしっかり耐えられるレベルが必要。
・稜線歩きをする場合は、目出し帽と予備手袋は忘れずに。
・紫外線が強いのでサングラスと日焼け止めは通年必須。
・雪や寒さ、濡れに対処するため防寒具、雨具、防水の手袋や暖かい帽子、防水の靴(長靴)などは必須です。
・雪の照り返しから目を守るため、サングラスも絶対必要です。
・駅ターミナルから室堂山荘へは雪の上を歩きます。ターミナル前広場には看板がありますし、ルート上に竹ポールを刺してありますが、濃霧等天候によってはルートが不明瞭なこともあります。その際はお電話にてお問い合わせ下さい。徒歩でお迎えに上がります。
注意点
・降雪も少なくなり雪の状態も落ち着いてきておりますが、雪崩の危険性を常に念頭に置いた行動を心がけて下さい。
お知らせ
●室堂山荘HP
http://www.murodou.co.jp/
当山荘空室状況は立山室堂山荘ホームページに記載してありますのでご確認下さい。
現状5月~7月上旬は個室でご宿泊できる余裕がございます。
昨年の今頃の様子は?
2003年アルペンルート開通は4/15。山荘営業も4/15~(予約受付中)。立山室堂は完全に雪山です2023.04.13
室堂は完全雪山。荒天時トレース消失もあり。登山者やスキーは 入山届提出+雪崩ビーコン携帯が必要2023.04.26
融雪進みルートにより装備が異なる時期です油断しないように。サングラスは観光でも必須です2023.05.11
立山室堂山荘周辺の過去の様子
立山室堂山荘
- 現地連絡先:
- 076-463-1228
- 電話番号:
- 076-463-1228
- 連絡先住所:
- 〒930-1414 富山県中新川郡立山町室堂