御嶽山 | 御嶽 五の池小屋

台風が過ぎ、一段と寒くなりました。五ノ池周辺では、草紅葉が始まっています

紅葉もきれいですが、星空もきれいです(2017.09.29 五の池小屋)
紅葉もきれいですが、星空もきれいです(2017.09.29 五の池小屋)
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天気・気温

09/20(水) 曇り

山と周辺の状況

先日の台風は、今までにないくらいの強風でした。小屋前のテラス(パンダテラス)がなぎ倒され、改めてこの場所の風の強さを実感しました。テラスはすぐに復旧しました。

台風が去って、一段と寒さが増しました。昨日は、初氷が張っていました。
朝晩はかなり冷え込みます。ダウンやフリース、帽子や手袋など、防寒具をお忘れなく。

五ノ池周辺では、草紅葉が進んでいます。クロマメの木も赤く色づき始めています。
例年、見頃は9月下旬から10月の上旬になります。

登山道の状況

登山道に大きな支障はありません。

※御嶽山の立入規制区域について※
2017年8月22日に噴火警戒レベルは「2」から、最も低い「1」に引き下げられました。
まだ山頂(火口から1キロ圏内)への立ち入りは規制されています。

最新の情報は、気象庁のホームページを確認してください。
http://www.jma.go.jp/jp/volcano/map_3.html

登山装備

朝晩は寒くなりました。ダウンやフリース、帽子や手袋など、寒さ対策をしっかりお願いします。
また、地図やコンパス、ヘッドライトなど基本装備はお忘れなく。

注意点

登山届けは義務化されています。必ず記入しましょう。

例年、10月上旬には雪が降ります。それ以降は経験者向けのルートになりますので、初心者の方は容易に立ち入らないようお願いします。

お知らせ

今年の営業は

・宿泊
10月21日まで

・カフェなどの営業
10月22日の午前中ごろまで

になります。

●宿泊料金
大人:一泊二食付き 9,500円
素泊まり:6,000円

●軽食
メニューは、うどんや中華そばなどがあります。
また小屋内のカフェ「ぱんだ屋」にて、手作りケーキや燻製などがあります。

●営業期間
6月1日~10月22日

予約・問い合わせは、五の池小屋の業務用の携帯

090-7612-2458

までお願いします。
お泊りの際は、前日までにご予約をお願いします。
当日宿泊を希望される場合は、できるだけ早めにご連絡ください。

御嶽 五の池小屋周辺の過去の様子

  • 五の池小屋と全景
  • 登山口からしばらくは雪が解けてツルツルに凍っている場所が多いです。(この日はこの時点ですぐにアイゼンを装着しました)
  • 大きな雪渓をトラバースして登ります(ストックでバランスをとりながら歩行)
  • 三の池
  • 黄金色になった四の池
  • 今朝は氷が張りました
  • コマクサが満開です!
  • 昨シーズンに大雨で崩れてしまった「ぱんだテラス」が新しく生まれ変わりました

御嶽 五の池小屋

現地連絡先:
090-7612-2458
電話番号:
090-7612-2458
連絡先住所:
岐阜県下呂市小坂町湯屋976番地

地図で見る
http://gonoike.jp/

施設の詳細を見る

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御嶽山・剣ヶ峰 標高 3,067m

 ♪木曽のなあ、仲乗りさん、木曽の御嶽山はなんじゃらほい、夏でも寒い、よいよいよい♪  哀調を帯びた木曽節に歌い込まれた御嶽山(御岳山)は、富士山、白山とともに信仰の山として知られている。現在でも夏には白衣の御岳講の人たちが、「六根清浄」を唱えながら大勢登っており、『信濃奇勝録』にも「信州一の大山なり、嶽の形大抵浅間に類して、清高これに過ぐ、毎年六月諸人潔斎して登る、福島より十里、全く富士山に登るが如し」と書いてある。  御嶽山黒沢口の登山道沿いには、「何々覚明」と刻まれた石柱が、所狭しと林立しているのが見られるが、江戸末期から明治初めにかけて、毎年何十万人も登ったといわれる御岳講の賑わいぶりが想像される。  この御嶽山は何回もの爆発を繰り返したコニーデ型の複式火山で、1979年(昭和54年)には突然、地獄谷に新しい噴火口を現出させ、日本中をびっくりさせている。また、91年、07年にもごく小規模な噴火をしている。  最高峰は3067mの中央火口丘、剣ヶ峰で、その周りを継子岳(ままこだけ 2859m)、摩利支天山(まりしてんやま 2959m)、継母岳(ままははだけ 2867m)などのピークが外輪山となって取り囲んでいる。  また、これらの峰々の間にはエメラルド色をした、一ノ池から五ノ池まで数えられる山上湖が散在している。なかでも二ノ池は標高2905m、日本で一番高い湖として知られている。これらの池を結んでの池巡りコースも考えられる。  登山コースは信州側から3本、飛騨側から1本の計4本がある。7合目の田ノ原までバスが上がる王滝口は歩行距離も短く、日帰りも可能なので最も登山者が多い。田ノ原から荒々しい地獄谷爆烈火口を眺めながら3時間強で剣ヶ峰に立てる。  御岳山で最も古く、信仰登山のメインルートである黒沢口も6合目までバスが入る。また御岳ロープウェイ・スキー場からロープウェイを利用すれば7合目まで上がることもできる。6合目から4時間30分で剣ヶ峰。  信州側第3のコースである開田(かいだ)口は、標高差も大きく、行程も長いので、開田高原散策と合わせて下山に利用した方がよかろう。西野から登るとなると距離も標高差も大きく、6時間30分で剣ガ峰。  飛騨側唯一の登山道で、標高1900mに湧く濁河(にごりご)温泉がベースとなる飛騨口は、原生林の中の静かな山旅を楽しめる。濁河温泉から5時間30分で剣ガ峰へ。  山頂からの展望は広大で、3つのアルプスや中部、関東一円の山々を見渡すことができる。また遠く加賀の白山も望まれ、日が落ちると名古屋の街の灯が美しい。  2014年(平成26年)9月27日にも噴火し、大きな被害を出したのは記憶に新しい。噴火直後に気象庁は入山を規制する「噴火警戒レベル3」を発表した。2022年7月28日現在、「噴火警戒レベル1(活火山であることに留意)」だが、引き続き火口から概ね500m程度の範囲で立ち入りが禁止されている。

ユーザーの登山記録から