大山夏山登山道に大きな支障の連絡はありません。秋の気配を感じますが登山中は熱中症に注意
天気・気温
12:30 山頂 快晴 気温18℃ 微風
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
8月25日(日)現在の大山夏山登山道の最新情報をお知らせします。
お盆を過ぎてから秋雨前線が長い間居座っていたためにずっと雨とかくもりが続き、ようやくきれいに晴れ上がったと思ったところがいつの間にか風が少し心地よくなり、秋の気配が少し感じられる時期になりました。
二十四節気のなかでも23日は処暑「しょしょ」であり、暑さが峠を越えて後退し始める時期となっています。
たしかにピークに比べると暑さが随分と和らいできたようです。
同時にこの時期は二百十日(今年は9月1日)とともに台風がよく襲来することで知られています。
実際にはこのころの台風は少ないようです。
登山道の様子ですが、涼しくなったとはいえまだまだ登っていると汗が出てきます。
ということは登っている途中での水分補給にはご注意ください。
熱中症になりやすいのは真夏だけではありません。
目安として500ペットで3本から4本は必要です。
お花に関してはすっかり秋の花に様変わりしました。
山頂台地では「
イヨフウロ
イヨフウロ
」、「
アキノキリンソウ
アキノキリンソウ
」、「
サラシナショウマ
サラシナショウマ
」、「ヤマトウバナ」、「
ソバナ
ソバナ
」などがみられます。
また前回の奥大山(鏡ヶ成)のレポートにも書きましたが、赤とんぼがたくさん飛んでいます。
これは「アキアカネ」という赤とんぼですが、今が最盛期です。
春に平地の日野川周辺で卵からふ化し、幼虫(ヤゴ)になりますが、梅雨の終わりごろに羽化してすぐに山間地の涼しい場所に移動してきます。
暑さに弱いので、涼しい高所に長距離を移動してくるわけです。
秋になって平地が涼しくなると再び平地に移動してきて産卵をします。
従って今は体色はオレンジ色ですが、平地に移動してくる前ごろから赤色になって赤とんぼという名前にふさわしい色になります。
今月中は大山と鏡ヶ成周辺でたくさん見られます。
ちなみに平地の日野川周辺でみられる赤とんぼで「ナツアカネ」というトンボが飛んでいますが、夏でも平地から移動することはありません。
その区別については、細かい部分での違いはありますが、飛んでいる状態では非常にわかりにく、止まり方が他のトンボが羽を水平のままか、垂直に閉じるのに対してアキアカネは羽を体の下に徐々に下げて休むことが特徴のひとつです。
登山というのは楽しいスポーツですが、同時に危険も伴います。
安全に登れるようにお気をつけください。
登山道の状況
大山夏山登山道に大きな支障の連絡はありません。
登山装備
夏山登山装備が必要
熱中症、紫外線対策は必須
お知らせ
この他、登山道の状態とか装備品などわからないこと、またガイドに関する依頼、受けておりますので遠慮なく下記までお問い合わせください。
日本山岳ガイド協会認定登山ガイド 久保昌之
電話 090-7999-2931(携帯)
休暇村 奥大山
鳥取県日野郡江府町御机鏡ヶ成709-1
電話 0859-75-2300
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