大杉谷 | 大杉谷登山センター

連休中、大杉谷は救助要請が相次ぎました。単独登山者の遭難例が多く出ています。

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天気・気温

07/30(木) 曇りときどき雨、最高気温29℃、最低25℃
津市の天気予報
明日
曇のち雨
21℃
18℃
明後日
雨のち晴
25℃
18℃
日本気象協会提供 2024年5月5日 6:00発表
奈良市の天気予報
明日
曇のち雨
22℃
16℃
明後日
雨のち曇
22℃
16℃
日本気象協会提供 2024年5月5日 6:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

中々すっきりとした青空が見られません。今日も朝から曇り空の大杉谷です。なお、晴れて気温が上がると、湿度が一挙に上がります。こまめな水分補給をお願いします。
今週も雨が多い大杉谷、雨量規制でアクセス道が通行止めにもなりました。雨が降ると、登山道は滑りやすくなります。十分に注意して登山を楽しんでください。
そして雨が続くとヒルが大量に発生します。登山される方は、ヒル対策は十分に行う必要があります。

■ツキノワグマの目撃について
山小屋スタッフの情報によると、大台林道と山小屋の間の道に、真新しいクマの皮剥ぎの痕がたくさんあるようです。なるべく複数人で行動する、大台林道周辺では話し声を大きくする、熊鈴を付ける、スプレーを携帯するなどの対応をお願い致します。
https://www.oosugidani.jp/news/682/


★【重要】単独登山を計画されている方へ
連休中の大杉谷では、単独登山者の山小屋への到着遅れ、救助要請が相次ぎました。体調不良でも無理して強行した結果、起きた事故ばかりでした。
大杉谷登山道は、中級者以上向けの登山道です。谷沿いを歩くため岩場が多く、雨が降ると滑り易い箇所が極端に多くなるのが特徴です。夏場は非常に蒸し暑く、体力の消耗が激しくなります。疲労で足が上がらなくなると、岩場を超えるのは困難を極めます。
その上、今シーズンは新型コロナウイルスの影響で、登山者が激減している中、単独登山者が非常に増えています。
大杉谷はまったく携帯電話の電波が繋がりません。万が一滑落をしても、怪我をしても、疲労困憊で動けなくなっても、どこにも連絡する事はできません。誰にも気付かれないリスクが非常に高まっています。
ご自身の体力とレベルを過信せず、リスク管理を徹底した上、余裕のある登山計画をお願い致します。
http://urx3.nu/S1o8

登山道の状況

とくに問題箇所、危険箇所はなく、安全に通行できます。登山口~千尋滝区間で2か所、倒木があるようです。登山をされる方はお気を付けください。

雨や雨天後は岩場が滑り大変危険です。十分注意して歩くようにして下さい。滑落、転倒、落石から身を守るためにもヘルメットをお持ちの方は着用しましょう。また、崩壊地周辺は落石等のリスクが高い場所ですので速やかに通行するようご協力をお願い致します。

登山装備

水に濡れることを想定して、雨具、防水性のあるシューズを用意してください。
ヘルメットは持っている人も見かけますが、被っていない人も多いです。持っているだけでは意味がないので、きちんと装着して下さい。
これからの季節はヒル対策をしてください。

注意点

新型コロナウイルス感染症により大きな影響を受けた観光産業の消費拡大を支援するため、プレミアム付宿泊券を販売いたします。大杉谷の山小屋に、安く泊まれるチャンスとなっています。
http://web-odai.info/information/information-5251.html

登山バスの最小催行人数が10名となっています。必ず予約をおねがいします。
現地の天気が気になる方は、Twitterにて毎朝発信していますのでチェックしてみてください。
https://twitter.com/oosugidani

お知らせ

・大杉谷登山道は中級登山道です。初心者の方は、経験を積んでから入山しましょう。
・大杉谷登山センターより先は、携帯電話の電波が入りません。しっかりとした登山装備を整え、十分に安全を確保してから登山を行うようお願い致します。
・大杉谷登山口は駐車スペースは大きくありません。以下を参考に登山計画をおねがいします
https://www.oosugidani.jp/news/210/

★ボランティア整備プロジェクト2020 参加者募集
2020年9月12日(土)~13日(日)に開催します。大杉谷が好きで貢献したい方、健康で粟谷小屋まで往復できる体力がある方、ぜひ力を貸してください。以下のURLで詳細を確認してください。
https://www.oosugidani.jp/news/715/

昨年の今頃の様子は?

登山道中は新緑が綺麗な時期です。GW中にシシ渕で滑落事故あり、ヘルメット着用を推奨します2023.05.11

大杉谷登山センター周辺の過去の様子

  • オープニングセレモニーでの神事
  • 台風7号による登山道の被害状況
  • 台風7号による登山道の被害状況
  • 台風7号による登山道の被害状況
  • 大日嵓から見る大杉谷ブルー
  • シシ渕の滑落現場
  • 開山に向けてパトロール中
  • 大杉谷にある滝の様子

大杉谷登山センター

電話番号:
0598-78-3338
連絡先住所:
〒519-2634 三重県多気郡大台町大杉140-40

地図で見る
http://oosugidani.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

奈良県 三重県 / 紀伊山地東部(大台原山とその周辺)

大台ヶ原山・日出ヶ岳 標高 1,695m

 奈良県吉野町から三重県熊野町へ続く国道169号線と並行して流れる吉野川、北山川。その分水嶺、伯母峰峠の尾根でつながっている大峰山脈と台高山脈は、相対する形で南北に平行に延びている。大台ガ原山は台高山脈の南部、大峰山脈の大普賢岳と向かい合う位置にある。  昔は魔の山と呼ばれた大台ガ原山だが、大台ガ原ドライブウェイの開通とともに京阪神から日帰りでハイキングができる山となった。  最高峰は日出ヶ岳と呼ばれる標高1695mのピークで、付近に、立枯れの林を持ち一種独特の景色を見せる正木ヶ原(まさきがはら)やヒメザサの草原が広がる牛石ヶ原(うしいしがはら)がある。また、高度差1000mの岩壁を階段状に東ノ川へ落とす大蛇嵓(だいじやぐら)など、多くのすばらしい風景を配している。  山頂一帯には動物が多く、シカやカモシカに出会うことも珍しくはない。日本でも有数の降水量に恵まれるため、植物も豊富でトウヒ、ウラジロモミ、コメツガの樹林の下をスギゴケやタチハイゴケが覆っている。日出ヶ岳から大杉谷へ下る尾根にはシャクナゲの大群落がある。  登山コースは大台ガ原バス停から日出ヶ岳、正木ガ原、牛石ガ原、大蛇嵓、シオカラ谷と巡って戻る。所要3時間30分ほど。

ユーザーの登山記録から