今回は大山東側をトラバースするルートの紹介(川床の阿弥陀川~大休峠~大山滝、一向平)
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
9月28日(月)現在の登山道の最新情報をお知らせします。
本日のコースは川床の阿弥陀川から大休峠を経由して大山滝、一向平(いっこんがなる)へと大山の東側をトラバースするルートです。
通常ですとスタートとゴールが違いますから車が2台必要です。
さらに余裕があれば大休峠避難小屋から矢筈ヶ山(やはずがせん)への往復も充分可能なルートです。
特に矢筈ヶ山の山頂から見る大山の東壁はなかなかの迫力です。
川床(標高690m)から大休峠避難小屋(1112m)、一向平(565m)と距離が約12kmということで、さほど標高差がないために比較的初心者向きのコースです。
矢筈ヶ山まで往復しても標高差240m、距離往復で5km弱です。
登山道で注意する場所は大休峠までは泥濘地が多いのと、苔むした岩が多いので基本に忠実に歩くことが必要です。
大休峠から大休口までは斜面をトラバースする場所が多いのですが登山道が狭いので、特にこれからの季節は落葉などで足を滑らせないように注意してください。
問題はゴール近くの大山滝吊橋からの急登です。
十数年までは平坦な登山道があり、多くの登山者、観光客で大山滝は賑わったのですが、がけ崩れがあり補修のために代替ルート作られました。
これが非常に難儀な階段で、幅が狭くて急坂です。
まず一度通った方は二度と登りたくない、という気持ちにさせる階段です。
十数年前には補修も済んだのですが、現在でも「工事中のため通行禁止」のバリケードが置いてあります。
再び崩れる恐れがあるというのであれば山の中の登山道はほとんどがそれに該当します。
やはり大山滝への往復の観光客へのことを思うと鳥取県としても何らかの対策が必要なのではないでしょうか?
早急な解除をお願いしたいと思います。
登山装備
登山装備が基本です。
雨具の上着が防寒具の代用をしてくれますので、晴れていても必ず雨具はお持ちください。
無雪期にはストックの石突きには必ずゴムのキャップをつけてください。
滑りやすいからという理由で外している方は、使い方を間違えてます。
ストックはまずバランス保持のためにお使いください。
今回のような泥濘地を歩く時には有効ですが、くれぐれも山を傷つけないように
登山者みんなが気をつけるようにしたいものです。
お知らせ
登山道の状態とか装備品などわからないこと、またガイドに関する依頼、受けておりますので遠慮なく下記までお問い合わせください。
日本山岳ガイド協会認定登山ガイド (自然公園指導員) 久保昌之
電話 090-7999-2931(携帯)
休暇村 奥大山
鳥取県日野郡江府町御机鏡ヶ成709-1
電話 0859-75-2300
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