剱岳 | 剱澤小屋

主な登山道に支障なし。剣山荘~剱岳に残雪はありません。高山植物が咲いています

剱澤小屋〜剣山荘までの雪渓切り 日によって雪渓がかなり硬い日もあります。(2021.07.13 剱澤小屋)
剱澤小屋〜剣山荘までの雪渓切り 日によって雪渓がかなり硬い日もあります。(2021.07.13 剱澤小屋)
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天気・気温

07/29(木) 雨晴れ曇り
富山市の天気予報
明日
曇のち雨
24℃
19℃
明後日
雨のち曇
22℃
15℃
日本気象協会提供 2024年5月5日 0:00発表
松本市の天気予報
明日
曇時々晴
21℃
14℃
明後日
曇一時雨
21℃
15℃
日本気象協会提供 2024年5月5日 0:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

■今シーズンも残念ながらコロナ禍でのシーズンになります。
剱沢小屋では、宿泊客の人数制限、パーテンション、消毒液の設置、小屋内でのマスク着用等感染対策をとって営業致します。

※小屋からの宿泊のお客様へのお願いです。
・宿泊予定日の2週間前からは感染リスクが高いといわれている場所へ行かない様にして下さい。
・1週間前からは検温をして下さい。
・入山当日体調が悪かったり熱がある場合は入山しない様にして下さい。
 (アルペンルートではゲートの検温センサーを利用して熱があったら下山を)
・コロナと紛らわしい「高山病」「熱中症」でも救護者は感染対策をして救助になります
 十分な水分ミネラルの補給なと各自で熱中症対策をしっかり行ってください。

山小屋は下界の施設とは異なります。
山小屋でのコロナの感染やクラスターは本当に大変な事になります。
我々も感染対策は頑張ってやっていきます。
お客様のご協力も凄く大事です。
よろしくお願い致します。

■天候
7/29 雨が降ったり、やんだり、晴れ間が出たりとコロコロ変わります。
週末は安定してきそうです。
夕立や雷が時々あります。

■自然
高山植物が咲いています。

登山道の状況

■7/29 周辺登山道の状況
※小屋利用は、必ず利用する小屋の予約の上、最新情報を得て感染対策をして下さい
※富山県警察山岳警備隊 もチェックして最新情報を得ましょう
https://twitter.com/toyama_sangaku

・雷鳥沢 橋架かっています。
・雷鳥沢~剱御前小舎 夏道
・剱御前小舎~劔澤小屋 支障なし
・剣沢キャンプ場 管理人在留 

・剣山荘~剱岳 残雪ありません

※剱澤小屋~剣山荘、剱御前小舎~剱澤小屋、剣山荘~一服剱など少なくなりましたが残雪があります

・剣沢小屋~剣沢方面
  剣沢小屋から約15分ほど行った所で雪渓に穴があきました( クロユリ クロユリ の滝)。各自安全な所を通行してください
  長蔵出会いも雪渓に穴があきました(ナムの滝)

・平蔵谷、長蔵谷(一般ルートであはありません)
 次第に怪しくなります。最新情報を得るようにして下さい。
 長次郎谷、左俣 厳しい状況
 長次郎谷 右俣 怪しくなってきています
 平蔵谷 通行可ですが、注意してください

※最近、クライミングルートのⅥ峰Cフェースや本峰南壁に取り付く方が多くなりました。
取り付きのシュルンドが口を開けていて、取り付くのに時間がかかる状況です。ご注意下さい。

※一般ルートでないルート、クライミングルートについては必ず最新情報を得て下さい
状況が変化することがあります。

・真砂、仙人方面  二股の橋架かりました 周辺最新情報は最寄りの小屋へ
 真砂沢ロッジ 7/17営業開始 http://masagozawa.jp/
 仙人池ヒュッテ7/17営業開始 https://www.senninike.jp/
 仙人温泉古屋 2021年休業 http://senninonsengoya.com/
 阿曽原温泉古屋 7月下旬~営業 https://azohara.niikawa.com/

・黒部ダム方面 
 ハシゴ谷乗越 橋架かりました 最新情報得て下さい

登山装備

3000m級山岳の夏山登山装備が基本です。
山岳用の雨具や防寒具、紫外線対策は必須です。
ルートによってはアイゼンやピッケルが必要です。

十分な水分を用意して熱中症対策をしっかりと行って下さい。

注意点

■立山黒部アルペンルート 
https://www.alpen-route.com/index.php

■剣沢キャンプ場に関するお問い合わせ
富山県自然保護課 076-444-3399 または立山センター 076-463-5519 へお問い合わせください。

お知らせ

●剱澤小屋(標高2400m) 
小屋HP http://ww3.ctt.ne.jp/~tsurugis/
※ホームページアドレスが新しくなりました
電話 080-1968-1620

■2021年の営業
・営業期間 7/16~10月上旬
※山をみて状況により、小屋開け、小屋閉めともに変更することがあります
7/22、23はすでに満員となりました。

2021年度の予約、受け付け中(080-1968-1620)
※お泊りの際は予約が必要です。
満員の際はお断りする場合があります。

■宿泊料金
・1泊2食付 12000円
・1泊夕食のみ 11000円
・1泊朝食のみ 10000円
・素泊り  8000円
・お弁当 1000円

■小屋SNSなど
・小屋ブログ
https://ameblo.jp/tsurugisawa/

・Facebook
https://www.facebook.com/%E5%89%B1%E6%B2%A2%E5%B0%8F%E5%B1%8B-566406640092080/

■ネットショップ
https://yamatrip.com/shop/item/list/tsurugisawa

剱澤小屋周辺の過去の様子

  • 芦峅寺の山の神の祭り。毎年3月9日の朝6時から山の関係者(山小屋、立山ガイドする芦峅寺の村の方、建設業の方等)で行われます。
  • 2023年の営業終了。剣岳も冠雪し、剱澤小屋周辺も積雪
  • 今日の剱岳 まだ安易に登れ時期ではありません
  • 5月下旬。偵察時の剱岳。
  • 10月10日に小屋を閉め下山しました。ありがとうございました!来シーズンまた剱澤小屋でお待ちしてます。
  • 小屋を閉めしました
  • 登山道の雪渓切り、看板の設置設置完了。転倒や視界不良の道迷いには注意をして下さい。
  • 剱澤小屋〜剣山荘間の雪渓切りしました
  • 今シーズンの営業を終えました
  • 来年のご利用をお待ちしております
  • 小屋の食堂でセルフで販売している剱岳ブレンドのコーヒー。1杯分のドリップ用です。
  • ちょっと天候回復剱岳の頂上付近は青空も

剱澤小屋

現地連絡先:
080-1968-1620
電話番号:
076-482-1319
連絡先住所:
富山県中新川郡立山町芦峅寺9

地図で見る
http://ww3.ctt.ne.jp/~tsurugis/

施設の詳細を見る

関連する山

富山県 / 飛騨山脈北部

剱岳 標高 2,999m

 剱岳は剱・立山連峰と呼ばれるように、北アルプス北部の立山三山や大日岳と同じ山域にある。地籍は富山県中新川郡立山町と上市町。  北アルプス南部の盟主、穂高連峰と同じように、いかにも日本アルプスの名にふさわしい岩峰で飛騨系閃緑(せんりよく)岩や斑糲(はんれい)岩が氷雪で削り出された氷食冠帽である。氷河の痕はU字谷が稜線を削ってできた「窓」と呼ばれる地形にも見られる。三ノ窓、小窓、大窓などだ。もちろんカール地形も剱沢などに見られる。  登山史としての初登頂は1909年、吉田孫四郎パーティにより長次郎谷から行われているが、その2年前に、すでに陸地測量部の柴崎芳太郎たちが測量のため登頂している。  前人未踏の岩峰と思われていた頂上で、彼らは思いがけない発見をした。槍の穂と錫杖、古い焚火の跡などであった。奈良時代のものらしい。隣の立山とともに修験道の霊場だったのだろう。  現在の一般登山道、別山尾根は、1913年に木暮理太郎、田部重治パーティが初トレースしている。日本でもトップクラスの岩峰でロックゲレンデとして超一流なので、それ以後はバリエーション・ルートをねらう多くのアルピニストにより、さまざまな登路、登攀ルートが開拓されてきた。1923年には今西錦司、西堀栄三郎などの京大パーティによるチンネやクレオパトラ・ニードル登攀など、未開拓の難ルートが登られてきた。豪雪地帯だけに豊富な残雪とすっきりした岩峰群の人気は高く、戦後の登山ブームも加えて多くのクライマーを迎えてきた。それだけに事故も多く、1966年に日本で初めて積雪期登山の届出条例が発令されている。  ロッククライミングの対象として人気の高い三ノ窓や小窓、池(いけ)ノ谷(たん)、東大谷(ひがしおおたん)などにはチンネ、ジャングルム、クレオパトラ・ニードル、小窓ノ王、ドームなどと名づけられた岩壁や岩塔がクライマーの血を躍らせてくれる。  一般登山道は別山尾根。別山乗越から行っても剱沢から入っても一服剱(いつぷくつるぎ)で合流する。前剱を越え、途中、カニのヨコバイ、カニのタテバイなど岩壁を行く所があり緊張する。所要3時間30分。  もう1つは剱岳へ西から突き上げる早月(はやつき)尾根。標高差が大きく、途中の早月小屋で泊まる健脚向。馬場島(ばんばじま)から早月小屋へ7時間、早月小屋から山頂へ所要3時間30分。  裏剱の展望台、仙人池へは剱沢、仙人新道経由で所要6時間。仙人池から仙人谷を下って黒部峡谷の阿曽原(あぞはら)から水平歩道を欅平へは所要7時間。

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剱御前 標高 2,777m

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別山 標高 2,880m

 別山は雄山(おやま)、浄土山を加えて立山三山と呼ばれる。雄山神社のある雄山の代りに最高峰で神社改築の折に御神体を移し置く大汝山が入ることもあるが、別山は霊山立山の北の鎮なのである。  縦走路は山頂の西を通って行くので気づかずに行く人もあるが、北東に5分ほど行ったこの山頂は剱沢を間にして剱岳と向かい合う、絶好の展望台になっている。さらに風景を引き立てるように、標高第3位という高山湖、硯(すずり)ガ池がある。写真の被写体にもいい池で、残雪の残るころが魅力的だ。  剱沢側はスケールは小さいが岩場になっていて、ロッククライミングのトレーニングにいい。西に下ると剱御前小屋がある。  登山コースは室堂から雷鳥沢経由で別山乗越、別山へ所要3時間30分。立山三山縦走をするなら室堂から雄山経由で所要4時間強。

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