大山はようやく冬の様相になってきました。アイゼンは前歯のついた10本または12本をご用意ください。

天気・気温

山と周辺の状況

12月7日頃が二十四節気の『大雪』ですが、ようやく冬の様相になってきました。まだまだ積雪量としては少ないですが、山は完全に冬山ですのでなんら迷うことなく冬山装備を用意してください。
特にアイゼンについてチェーンアイゼンとか軽アイゼンでは難しいと思います。前歯のついた10本または12本をご用意ください。
ピッケルはまだ使える場面がほとんどないためにストックで十分です。しかしまとまった新雪が降るような場合であれば、ラッセル用にピッケルをお持ちください。

12月に入ってからの登山で積雪期用の青ポールを準備しつつあります。これは登るための目印ではなく、登れるかどうかの判断のためのポールです。つまり次の青ポールが見えなければ、そこで引き返しましょうという目印です。
装備、技術が不足しているにも拘わらずポールを目印に山頂まで登ってしまうことがないように登山者の方々の命を守るための青ポールです。
山頂台地では吹雪かれると、氷の粒が足元から吹き上げてきます。とてもゴーグルをしていても足元が見えないぐらいになります。
この冬期間は、その都度調整をしています。どうか遭難事故防止のための青ポールであることをご理解ください。

また同じ大山隠岐国立公園内にあります『三徳山』ですが、現在はまだ入山可能ですが、根雪になると冬期間は閉鎖となります。ただし12月31日の除夜の鐘については例外として入山が可能です。先着順で20名様まで。

詳しくは三徳山のホームページをご覧ください。
https://www.mitokusan.jp/

登山道の状況

大山の登山道は、積雪があります。冬山装備を準備して登山をしてください。

お知らせ

日本山岳ガイド協会認定登山ガイド　（自然公園指導員）　久保昌之
電話 090-7999-2931（携帯）

★Facebook「大山プロガイド協会」にて山のよもやま話、夏山登山道含めて大山山系の山々の情報を不定期に更新していますのでぜひご覧ください。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100029865155796

登山に関するお問い合わせはもちろんのこと、ガイドに興味がある方など資格取得に向けてお手伝いもさせていただきます。気軽にお問い合わせください。

昨年の今頃の様子は？

大山はようやく冬の様相になってきました。アイゼンは前歯のついた10本または12本をご用意ください。2024.12.12

8合目辺りから山頂避難小屋までの間に目印の青色ポールを整備しました。目印ポールを目指して登山してください2024.12.23

ここ数年の中では雪の多い年となっています。予報で悪天候になるのが予測される場合、決して無理をしないでください。2025.01.10

大山プロガイド協会周辺の過去の様子

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