8合目辺りから山頂避難小屋までの間に目印の青色ポールを整備しました。目印ポールを目指して登山してください
天気・気温
午前8時半の大山寺の天候:くもり 無風 気温2℃
お昼の山頂の天候:晴れ 7~8m/s 気温マイナス4℃
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
※今回の情報は佐々木淳一ガイドよりの提供です。
今の季節なりに、それなりに積雪が増えてきています。ただ、まだまだ柔らかい雪が登山道以外に積もっている段階ですので、特に8合目過ぎて木道に差し掛かった時に、木道から外れると大きくハマってしまいます。
こういう状況ですので、まだまだピッケルを使うツルピカの場面がなく、ストックでバランスを取ったほうが有効だと思われます。
ただし、アイゼンは必ず10本以上の前歯のついたものをお持ちください。
厳冬期の大山はその日の天候にもよりますが、チェーンアイゼンとか軽アイゼンで登れる山ではありません。あるメーカーより、10本の爪の短いものが発売されていますが、これは軽アイゼンと同じとお考え下さい。くれぐれも『安物買いの銭失い』にならないようにしましょう。これから3月ぐらいまでは中途半端な装備では難しいと思います。
【目印の青色ポールを整備】
8合目辺りから山頂避難小屋までの間に目印の青色ポールを整備しました。これは山頂に到達するための目印ではなく、次のポールが見えなくなったらば、そこで引き返すための目印ポールです。無理をして山頂まで登っても、それなりの装備・技術がないと下りで困ることになります。
冬の大山はまず天気予報の確認からスタートです。悪天候が予測される場合は絶対に無理をしないでください。また冬の大山においては出来るだけ単独での登山は避けてください。同時に登山届も提出するのも当たり前です。
最近はスポーツショップに行けば、冬山道具をひと通りそろえることが出来ます。しかし大切なことはその使い方、意味を熟知しているかどうかです。使い方はネットを見ればわかるなんて甘い考えは通用しません。必ず各都道府県所属の山岳会なりに所属して、冬山登山の基礎から学んでください。
また冬山登山教室なども各自で探してみてください。どうしても見つからない場合は、私たちにご相談ください。道具もお貸しできる道具がありますから、まず使ってみてから購入するのも遅くはないと思います。
無雪期と違って厳冬期の大山では気を抜くと自分の命に係わる事故に繋がります。自分の趣味に命を賭けてはいけません。絶対に無理をしないでください。
登山道の状況
大山の登山道は、積雪があります。冬山装備を準備して登山をしてください。
お知らせ
日本山岳ガイド協会認定登山ガイド (自然公園指導員) 久保昌之
電話 090-7999-2931(携帯)
★Facebook「大山プロガイド協会」にて山のよもやま話、夏山登山道含めて大山山系の山々の情報を不定期に更新していますのでぜひご覧ください。
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登山に関するお問い合わせはもちろんのこと、ガイドに興味がある方など資格取得に向けてお手伝いもさせていただきます。気軽にお問い合わせください。
昨年の今頃の様子は?
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8合目辺りから山頂避難小屋までの間に目印の青色ポールを整備しました。目印ポールを目指して登山してください2024.12.23
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大山プロガイド協会周辺の過去の様子
大山プロガイド協会
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