甲斐駒ヶ岳 | 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

夏前の静かな森、刃渡でツツジやイワカガミが咲いています。梅雨の合間には雲海も。雨具+防寒対策で

夕方は北アルプス方向に沈む美しい夕日が見られました(2025.06.26 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)
夕方は北アルプス方向に沈む美しい夕日が見られました(2025.06.26 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)
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天気・気温

06/13(金) 06:00 晴 11.6℃

山と周辺の状況

■自然ほか (画像は公式インスタから見ることができます)
6/13 晴 6時11.6度。
昨日は梅雨入り後の晴れ間とあって、小屋泊、日帰りの多くのお客様で賑わいました!
本日も朝日を見ることが出来、青空が広がり、暖かく風も穏やか、また画像のような美しい雲海が広がっており、幻想的な雰囲気を醸し出しております。
明日からまた雨予報となりますが、本格的な夏を迎える前の、静かな森歩きもまた楽しいものです。

黒戸尾根も季節ごとに様々な植生を眺めることが出来ます。
小屋までは長く険しい道のりですが、到着されたお客様は皆様達成感で一杯の顔をされています。
甲斐駒ヶ岳、黒戸尾根は何度も登りたくなる美しい山です。
皆さまのお越しをお待ちしております!

6/12 晴 6時11.8度。
関東甲信越地方も梅雨入りとなり、2日間強い雨降り続き、かなりの降雨量となりました。
しかし、昨日の夕方には雨もやみ、お天気は急速に回復して、綺麗な夕日を見ることが出来ました。
本日は快晴、風もあまりなく、朝から抜けるような青空が広がっています。
久しぶりに北アルプスを望むことが出来ました。

植生を眺めながら気持ちの良い山歩きが出来そうですね。
2日間の雨の影響によりぬかるんで滑りやすくなっている箇所もあると思ったますので、お足元には十分お気をつけて黒戸尾根登山を楽しんで下さい。

6/11 雨 6時12.8度
暖かな朝を迎えています。
昨日は一昨日からの雨が時折強く降り続き、生憎雨の1日となりました。
本日も朝からしっかりと雨が降っていますが、次第に天候は回復して、夕方には晴れ間も見える天気予報です
皆様のお越しをお待ちしております。
昨日、関東甲信地方で梅雨入りが発表されましたね。
登山をされる皆様ななとってはスケジュールが立てにくい時期になります。
梅雨の晴れ間もあり、夏に向けて変わりゆく植生を楽しみにぜひ黒戸尾根にお越し下さい。

6/10 雨 6時10.6度。
昨日は午前中、時折日差しもありましたが、次第にガスに覆われて雨が降り出しました。
本日は引き続き雨の1日となりそうです。
梅雨入りも間近ですが、晴れた日だけではなく、この時期ならではの幻想的な森歩きを楽しみに黒戸尾根にお越し下さい。
気温や湿度の変化も激しく、体調管理が難しいですが、元気に登山を楽しんでいきましよう。

6/9 曇 6時10.5℃
昨日は一日中曇り空で、一昨日と比べると肌寒い気候だったためか、日帰りのお客様も少なく静かな黒戸尾根でした。
ただ北アルプス方面に沈みゆく真っ赤に染まった美しい夕日を見ることが出来ました。
本日は雲が多めですが、太陽も顔をのぞかせ風もなく穏やかな朝を迎えています。
まだ梅雨入り前で湿度も低く、登山には快適な気候かと思いますので、ぜひ七丈小屋にお泊まりいただき、絵のような美しい夕日やご来光を眺めにいらしてください。

6/8 曇 6時10.6℃
昨日は一日中良いお天気に恵まれ、小屋泊、テント泊、日帰りと大変多くのお客様で賑わいました!
山頂へ行かれたお客様は皆さん最高の絶景だったとおっしゃっていました。
本日は朝から曇りでご来光を見ることは難しそうですが、小屋泊のお客様が山頂へ行かれました。

夏営業が始まり日帰りのお客様も多くなりましたので、外水道の脇の桶にコーラとポカリスエットを冷やしております。
ご購入の方は料金箱に料金を入れ、ドリンクをお取り下さい。

またおかげさまでヘリで荷上げした「うちゅうビール」が大好評をいただいております!
飲んでみたいというお客様はお早めにどうぞ!
ぜひ黒戸尾根、七丈小屋にお越しください。お待ちしております。

6/7 晴 6時12℃
2日間ほど晴れの日が続きましたが、本日もほぼ風がなく暖かい穏やかな朝です。
高曇りですが遠くの山々、北アルプスも良く見えています。
昨日入山しましたが、麓は美しい新緑に覆われて植物や樹木を眺めながらの入山は気持ちが良かったです。
これから週末を中心に沢山の宿泊予約をいただいています。
ご好評の「うちゅうブルーイングのクラフトビール」やおつまみをはじめ、各種ドリンクを取り揃えておりますのでご利用ください。
もちろん日帰りのお客様もご利用いただけます。

6/6 晴 6時11℃
昨日はこの時期には珍しく、夜まで快晴が続き気持ちの良い一日でした。
本日も、暖かい日差しが降り注ぎ気持ちの良い朝です。
早出の日帰りのお客様もたくさん山頂へ向かわれました!
お泊まりのお客様も多くいらっしゃるので、賑やかな一日となりそうです。
刃渡のツツジや イワカガミ イワカガミ は見頃を迎えておりますので、お越しの際は是非ご覧になってくださ

登山道の状況

■甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根 
(登山道の要所の画像が公式Instagramにあります。ホームページからも参照できます)

6/7 小屋から山頂までの雪はほぼなくなりましたが、念のためチェーンスパイクをご持参いただけると安心かと思います。
皆様のお越しをお待ちしております。

登山装備

基本は3000m級山岳の登山装備
小屋から上は一部残雪ありアイゼンまたチェーンスパイクの用意を
気温低く雨具、防寒具油断なく

注意点

余裕をもった計画で最新情報をチェックしていただき、対応できる装備でお出かけください。

■登山計画書について(重要)
必ず登山計画書を提出し、計画内容をご家族やご友人と共有の上、登山をお願いいたします。
※山梨県の条例により南アルプスに冬期(12月1日〜3月31日)登山は登山計画書の提出が義務化されました。

■麓の山小屋 アグリファームむかわ
登山の前泊なら送迎可(要相談)
※詳細は 甲斐駒ヶ岳七丈小屋ホームページにリンクがあります

■マウンテンタクシー 
2025年 運行予定  6月14日(土)~11月16日(日) の毎日 要予約
2025予約受付け 6/2 12時~
料金、ルート、時間など詳細は以下を参照
https://www.mountaintaxi.jp/

■2025年(令和7年)南アルプス林道バス
北沢峠行きは、路線名変わり「南アルプスクイーンライン」となりました。
南アルプスクイーンライン(北沢峠線)
4月25日~5月31日まで 戸台口~歌宿まで運行
6月1日~11月15日(予定)まで 戸台口~北沢峠まで運行
詳しくは以下を参照下さい
https://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html

お知らせ

■甲斐駒ヶ岳七丈小屋
https://www.kaikoma.info/

※必ずホームページを見て、利用下さい。
ご予約とお問い合わせ 090-3226-2967

■情報発信
登山道情報や小屋の情報など、日々の発信は公式Instagramに集約させますので、ぜひフォローをお願いします。
またこちらは公式Facebookとも連動しております。

公式Instagram
https://www.instagram.com/kaikoma.kuroto/

公式Facebook
https://www.facebook.com/kaikomagatake

■毎日営業中 夏営業となりました
・テント泊、小屋泊利用にあたり 以下を必ず公式ホームページを参照下さい

・予約方法など
https://www.kaikoma.info/reservation-calendar

■2025年夏山シーズンの予約 受付中
予約など詳細は小屋公式ホームページを参照下さい

■クラフトビール販売
日本全国にファンがいる国内でも最強のプリュワリーである、うちゅうブルーイングの限定コラボビールを含む4種類です。
購入していただいたお客様にはもれなくポストカード1枚お渡しています
詳しくは公式インスタ 5/27を見て下さい

■小屋前にてコーラ、ポカリの冷やし売りを始めました!
南アルプスの天然水でキンキンに冷えてます
山頂から降りて来てからの、冷えたジュースは本当に最高です
料金箱も設置しておりますので、立ち寄りのお客様もセルフでご利用頂けます!
長く険しい黒戸尾根のオアシス…是非ご利用ください!

■ポイントカード
七丈小屋ではご希望される方にポイントカードをお配りしています。
一度だけではなく、何度も足を運んでいただいて黒戸尾根をもっと好きになっていただこうと考案したカードです
10ポイントで1泊宿泊サービス、ワンドリンクサービスやクーポンサービスもあります。
期限はありませんので、ご希望の方はスタッフにお声掛けください

■七丈小屋のスタッフ(通年)を募集中
詳しくは下記のサイトをご覧ください。
https://first-ascent.co.jp/info/post-6156/

昨年の今頃の様子は?

ミックス部分あり、アイゼン底付き箇所あり慎重に。12本爪アイゼン+ピッケル必要。万全の装備で2024.12.12

昨夜降雪。小屋まではチェーンアイゼンで。小屋から山頂は前爪アイゼン+冬山装備必要2024.12.19

今朝曇天に小雪。昨日山頂へは一部膝ラッセル。小屋~上は前爪アイゼン+冬山装備必要(防寒油断禁物)2024.12.26

厳しい寒さ防寒油断なく。小屋~上は前爪アイゼン+ピッケル必要。営業日注意(2/17~4/17金土日)2025.01.09

昨日降雪後強風でトレース消失、吹溜りあり。小屋~上は前爪アイゼン+ピッケル必要。営業日注意(2/17~4/17)2025.01.16

冬山装備と体調を整え冬の黒戸尾根を楽しまれてください。営業日注意(2/17~4/17は金土日のみ宿泊可)2025.01.23

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋周辺の過去の様子

  • 朝日浴びる小屋前の様子。
  • 山頂への途上で
  • 小屋~山頂 九合目下のルンゼ部も雪が適度に着いて歩きやすそうです(撮影 登山者様)
  • 小屋~山頂 一部夏道をたどる箇所では、少し緊張するトラバースもありますので十分お気をつけください(撮影 登山者様)
  • 山頂方面の様子
  • いよいよ黒戸尾根にも本格的な冬が来たなと実感
  • 風も強めで地吹雪発生
  • 刃渡り以降は足首前後の積雪量
  • フカフカの新雪で、アイゼンの効きも悪く、なかなか難しいコンディション
  • 刃渡りの上でクマの足跡
  • 11/21の小屋前の様子  11/18夜降雪し翌朝マイナス8.8℃。
  • 昨日は一日中快晴でしたが、気温がとても低く先日降った雪はほとんど溶けずに残りました

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

現地連絡先:
090-3226-2967
電話番号:
090-3226-2967
連絡先住所:
山梨県北杜市須田町若神子新町1205-25

地図で見る
https://www.kaikoma.info

施設の詳細を見る

関連する山

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甲斐駒ヶ岳 標高 2,967m

 全国に駒ヶ岳を名のる山は20座を超えているという。その中で最も高いのが甲斐駒ヶ岳である。作家の宇野浩二は、『山恋ひ』の中で、「山の団十郎」と絶賛した。ふもとから仰いだその山姿は、正にその名に価する高貴な山容をもって迫ってくる。  太古、武御雷命(たけみかずちのみこと)が生んだ天津速駒(あまつはやこま)という白馬がいた。羽があって空中を飛んでおり、夜になると、甲斐駒ヶ岳の頂上で眠ったとのこと。これが命名の由来といわれている。  また、天平3年(731)には、甲斐国から朝廷に、身が黒色、尾が白い馬が献じられた。その馬に乗って聖徳太子が甲斐駒ヶ岳を往復したとか。ふもとを巡る川は、それにちなんで尾白(おじら)川と呼ぶ、などの伝説も残っている。  それはともかく、かつては駒ヶ岳講の名において、白装束の講中登山の山であった。開山したのは、信州・諏訪の小尾権三郎(弘幡行者)で、文化13年(1816)6月15日、20歳のときであった。しかし、文化11年編『甲斐国志』には、すでに「山頂巌窟ノ中ニ駒形権現ヲ安置セル所アリ」と記しているので、その真偽のほどは分からない。  登拝路のメインルートであった黒戸尾根上に残る、おびただしい信仰のモニュメントの数々を目にすると、そんな歴史上の小さな矛盾は消し飛んでいくような気がする。  かつては、白崩山の異称さえあった、真っ白な花崗岩とハイマツの緑に覆われた山頂からの眺めは、さすがに一等三角点の本点だけのことはある。この三角点のやぐら(覘標(てんびよう))は明治24年7月10日に建てられ、同年7月14日に標石を埋めた。同年9月12日から25日まで観測が行われている。南アルプス三大急登の1つに数えられる黒戸尾根を、重さ90kgもある標石を担ぎ上げた先人の苦労には頭が下がる。  甲斐駒ヶ岳は、伊那の人たちは東駒ヶ岳と呼んでいる。目と鼻の先に見える山に、他国の名を冠するほど人間はお人好しではない。  さて、甲斐駒ヶ岳を巡ってたくさんの花崗岩の岩壁がある。この一帯に集中的に挑みルートを開拓していったのは、主として東京白稜会のメンバーであった。1949年から1970年にかけてのパイオニア・ワークは、一頭地抜きん出ている。この会の代表であった、恩田善雄氏の「甲斐駒ヶ岳―わたしの覚書き」は、甲斐駒周辺の地誌、登攀記録、山名の由来、伝説などを網羅したものである(未刊行)。  登山コースは尾白川渓谷から黒戸尾根経由で山頂まで9時間。南西の北沢峠からは双児山、駒津峰を越えて約4時間の登りで山頂へ。

山梨県 長野県 / 赤石山脈北部

駒津峰 標高 2,752m

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双児山 標高 2,649m

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