行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
上高地バスターミナル(08:30)・・・河童橋(08:35)・・・明神(09:10)・・・徳沢(10:05)・・・横尾(11:00)・・・本谷橋(12:10)・・・涸沢(13:30)
【2日目】
涸沢(06:30)・・・ザイテングラート取付(07:30)・・・穂高岳山荘(08:50)・・・奥穂高岳(11:00)・・・最低コル(12:00)・・・紀美子平(12:30)・・・岳沢パノラマ(13:00)・・・岳沢小屋(14:20)・・・河童橋(16:10)・・・上高地バスターミナル(16:15)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
沢渡駐車場から、乗合タクシーで上高地バスターミナルへ向かった。待ち時間もなく、一人800円と割安だったので、ラッキーだった。
上高地はこの夏、初めての快晴とあり、大混雑。沢山の人とともに涸沢へ出発。横尾までは、ほぼ平坦な道程。ザックの重さも気にならないほど行程を進めた。梓川を渡り、横尾岩小屋を経て本谷橋までも緩やかな登り。本谷橋では沢山の登山者が休憩していた。ここからが本格的な登山となる。人も多く、すれ違いができないところもあり少し渋滞した。涸沢に到着したころ、少し曇ってきたが、前穂・奥穂などの山容は眺めることができてよかった。
はじめに、適当なテン場を捜しテントを立てた。テントの中もマットやシュラフを出し、荷物を整理した。そして、今日の労をねぎらってビールで乾杯。のんびりした時間を過ごした。まだ明るいので、涸沢小屋や涸沢ヒュッテを散策した。水が無料なのと、テント泊者はトイレも無料だということに驚いた。テン場に戻りまどろんでいると眠気が襲ってきた。昨日から徹夜でここまで来たのだから仕方がない。まだ17時だがシュラフにもぐり横になる。しばらくすると、近くでテントを張る音がした。整地をするために石をどかしているのだが、その音が気になってしまい眠れなくなった。おなかも空いてきたのでカップラーメンを食べ、もう一度シュラフにもぐった。仮眠のつもりが目を覚ますと時刻は24:30。楽しみにしていた星空を見に外に出るが、月が出てしまっていた。それでもきれいな星空だし、月明りで照らされた山が幻想的だった。
2日目、1時間寝坊の5:00起床。急いで支度し6:00に出発。昨日の疲れが残っていて、ザイテングラードまでが本当につらかった。その先の鎖場で大渋滞に会い、30分ほど 待たされた。穂高山荘に到着すると、ここでは大大渋滞。100人以上が並んでいたと思う。登り始めるまで1時間20分待たされた。奥穂高岳まで向かう途中、北には槍ヶ岳、西には笠ヶ岳など眺めることができたが、東側の八ヶ岳や南アルプス方面は雲が出ていて見ることができなかった。奥穂頂上に着くころはガスがかかってきて眺望がきかず残念だった。
この先、前穂まで行く予定だったが、出発が遅れたのと渋滞に巻き込まれたこともあり、紀美子平を通過した。それでなかったとしても、相当バテていたので、前穂は断念していたと思う。岳沢小屋までの重太郎新道に入ると、もう下るだけである。気持ちも楽になり、少し歩く速度が上がった。岳沢小屋では、自分としては反則技だが炭酸飲料を飲み元気をつけた。上高地まで道のりは長いが、最後のひと踏ん張りを頑張った。
バス乗り場で1時間半待たされた。
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