行程・コース
天候
☁/☀ 0℃
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
ルート29号新戸倉トンネルへ1台デポ
5人乗り合せて若桜氷ノ山Ski場へ帰り駐車
この登山記録の行程
戸倉峠デポ7:40⇒氷ノ山Ⓟ8:30→第2リフト終点8:42→リフトトップ9:20→稜線出合10:05→三ノ丸10:40→11:40氷ノ山 (昼食)12:25→神大小屋12:33→三ノ丸13:55→1,182mピーク14:23→戸倉隧道15:42→新戸倉トンネルⓅ16:00⇒氷ノ山Ⓟ16:30
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
↑1,326m ↓1,324m 18.7km 7:30分 16,436歩
沖ノ山B-Cから1週間経過、今回は氷ノ山の県境尾根を戸倉峠まで、ツアーSkiに出かけて来ました。登山届提出後リフト乗り場へ、チャレンジ第3リフトは営業終了、係の人が撤収しておられました。
距離400m・高度200m程を歩いて登らねばなりません…(-_-;) これが厄介で、最大斜度37度の急斜面はゲレンデなので、転べば下まで止りません。幸い今日は雪が柔らかく、先人の階段トレースが利用出来ました。
キックステップで直登して行き、20分ほどかけて登り切りました。1200m地点がリフトトップ、リフトが使えればここが登山口になります。稜線へ伸びる尾根に取り付きさらに150mほど急登が続きます。
稜線のブナ林到着が10時5分、SKI場出発から1時間半掛かりました。前日の雪が雪原をリセットし、真っ白な稜線が続いていました。風が強く体感は氷点下、上着を出してフードをかぶって進みます。
やがて三ノ丸避難小屋が見えてきました。振り返ると大山が近く見えます。東山・沖ノ山・那岐山・後山・三室山・そして北の扇ノ山から陣鉢山。目指す氷ノ山も三ノ丸の向こうに横たわっています。先発の登山者も含め6人で三ノ丸登頂です。
倉吉の登山者はスノーシュー、我々はテレマーカーが2人と山スキーが3人で、思い思いに山頂を踏みます。風に吹かれ寒いピークを後に、最初の斜面をシール滑走。風に押されて、結構下り滑走が出来ます。
ワサビ谷№3の降り口を過ぎ、1,448mピークはトラバースします。Nさんは今日も滑走しては登り返しを繰り返し、山頂へ向かいます。そして、11時40分の登頂でした。一しきり眺望を楽しんで、小屋でお昼にします。小屋温度は0℃、外は風の音がしています。熱々のお昼は何よりの楽しみです。6人がそれぞれお昼を用意したので室温が2℃まで上がりました。
後続に後を譲り、お楽しみの滑走タイム・・・(^_^)v 神大ヒュッテへ向けて雪原を下ります。
ここでもNさんは、さらに先まで下って登り返されて来ました。我々は小屋前でシールを装着し登り返します。前回は登れた屋根も、今日は軒先が大分雪から出ています。
休憩後往路で通った1,448mピークへ帰り三ノ丸へ登り返します。
14時前に三ノ丸へ帰り、今度はブーツセットを忘れずSkiモードにして、県境の雪原へ飛び込みました。
所が、調子いいはずの滑りがままなりません、風にあおられているせいかとも思ったのですが、どうも調子が出ません。そうしているうちに転倒。雪面を見るとクラストしモナカ雪になりエッジが引っかかるのです。
気温はさほど寒くないのですが風に吹かれて、一度溶けた表面が固まっているのです。
難しい滑走に耐えながら県境大雪原を下りました。ブナ林の尾根になって、標高も下がって来たら良い雪質で、滑りを楽しむことが出来ました。
5kmの県境尾根滑走後は、林道下りが3㎞続きます。2.5㎞降下地点の1,182mピーク付近で若干登っていますが、大した登りではありません。前回より手前で尾根を離れ植林を下って林道へ降り立ちました。林道で休憩を入れ、又しばらく下ったところで見覚えのある広場に出て、前回のトレースへ再び合流しました。
戸倉峠まで下ると、斜面が崩れ倒木と崖の雪や岩が道を塞いでいます。跨いだり踏みつけたりしながらクリアし、閉鎖された戸倉隧道入り口まで下れました。
旧道を下りショーとカットして下りましたが、最後に難関が待っていました。雪解けでスノーブリッジが、首の皮一枚になっていたのです。
恐る恐る先頭をNさんが渡りました。次に管理人、ブリッジが耐えてくれ、後の3人さんも何とか渡り終えることが出来ました・・・
無事、戸倉トンネルへ降り立ったのは16時ちょうど、下り始めて2時間が経過していました。7時間半に及ぶ行程を無事に終え、達成感に浸りながらスキー場へ帰り、皆で無事下山を喜びました…\(^o^)/
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