行程・コース
天候
☁-2℃
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
若桜氷ノ山 響の森Ⓟ
登山届提出 トイレ・水有 開館時間内のみ
この登山記録の行程
響の森Ⓟ8:15→リフトトップ9:20→尾根トップ9:59→三ノ丸避難小屋10:28→11:35氷ノ山12:20→氷ノ越13:25→茅取場13:48→Ⓟ14:15
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
↑954m ↓956m 10.5km 5:50分 19,207歩
年明けからSKIばかりしていたが、9日は連休中日の日曜日。ゲレンデは込み合いそうなので、密集を避けて氷ノ山の深雪歩きに誘ってもらった。
響きの森の駐車場に7時50分ごろに着いたが、すでに4・5台車が止まっていて、出発準備をされています。我々も支度して早速出発と思いきや、一番大事な靴がない…(@_@)‼忘れた(>_<)。たまたま洗車用の長靴を積んだまま、スノーシューへ装着してみた。
何とかなりそう(^O^)/・・・今日は長靴登山です。
師匠が響きの森で入山届をしてくださり出発です。Ski場へ下り、2人用搬器に1人ずつ横向きになって乗ります。上部のチャレンジリフトは雪崩の危険があるようで閉鎖中。中間駅でスノーシューを装着、チャレンジゲレンデをジグを切って登ります。
次々と登山者が登って行かれます。長靴スノーシューを試しながら、30分ほどでリフトトップへ到着です。長靴スノーシューも何とか登れそうです…(^ム^) 体温調節に上着を仕舞い、景色を楽しみます。
足元のSKI場の向こうに陣鉢山や赤倉山、奥には扇ノ山へ伸びる山波が見えています。北に若桜の谷が下り、西側~北~東側まで眺望が広がります。ここからさらに150mほど高度を稼ぐと山頂稜線だ。雪の状態にも助けられ、踏み跡も明瞭で歩き易い。駐車地から約2時間、10時に稜線へ乗れました。
稜線の笹はほぼ埋もれ、広い丘をどこでも歩けます。シュカブラや霧氷・眺望を楽しみながら三ノ丸を目指します。宍粟100名山の三ノ丸標識は上部を残して雪に埋もれていました。手前の避難小屋の雪壁も2m位になっています。周りでは山SKIの皆さんが支度中。
ワサビ谷源頭辺りまで来ると、雪のモンスターが現れた。今日のモンスターはツララを沢山ぶら下げている。雪より寒そうな装いのモンスターたちです、下を通ると氷柱が刺さりそうでした。
雪をかぶった枝は重そうに、ひたすら耐えている風情です。マンモス牙の自然杉は、向こうに氷ノ山山頂部が見えている。夏は、トトロの森のような稜線のオアシスになる所。
やがて稜線南をトラバースして最後の登りへかかります、高度差100mほどの登りは頂上直下の頑張りが必要ですが、山頂小屋が見えてくると達成感に浸れます。
そして11時半登頂です。気温-3℃、小屋内-1℃、5・6人先着者がいらっしゃいました。
我々にも席を譲っていただきお昼にします。そそくさとお昼を済ませ、次々に登って来られる後続に席を譲ります。連休で、山頂のお昼も混雑状態です。下りは甑岩へ寄ってみます。夏は薮の中を歩きますが、この時季見晴らし抜群の尾根筋を下れます。
「通の撮影スポットだね」などと話しながら、撮影会です。崖の上・鉢伏高原をバックに・山頂霧氷斜面を背景にと、どちらを向いても絵になります。
少し引き返し、甑岩トラバース道へ向かいます、が、ここで長靴スノーシューの弱点、踵が外れました。やはりシビアな状況になると、靴底が柔らかい弱点が出ます。核心部のトラバースに向けて装備&気持ちを引き締めます。緊張のトラバースを師匠が撮ってくださいました。
下りは雪庇の尾根筋を下ります。眺望も楽しめますが、足元の注意も必要です。やがてブナの林へ入り、冬枯れの大ブナの間を歩けます。最後のピークは手前から巻いて、平行移動で氷ノ越へ着きました。小屋の中も、外も人がおられ、食事を取られています。13時25分、氷の越えから若桜側へ下ります。
氷ノ越の下りは、林の中を下りますが相当に急な斜面、雪が深くてバランスを崩すと雪まみれになります。足もとがそれなりに緩いので慎重に下りますが、膝上まで潜るところもあって、スノーシュウに雪が乗り、足上げに力が必要です。一度つま先が重なり、前につんのめって転倒・・・(>_<)雪まみれになりました今日3度目の転倒です。最初はスキー場へ下る道のブラックアイスバーン。2度目は甑岩から下る急斜面で踵が外れて。転ぶと消耗が激しく、一気に疲れを感じます。
茅取場まで下り雪の大斜面をフウフウ大息で下りました。前を行くお二人に待ってもらいながら、なんとか道まで下り、ヤレヤレでした…\(^o^)/
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