山中には未だ厚い残雪が見られる屋久島ですが、里ではヤマザクラが咲き始めました
天気・気温
◆3/15白谷雲水峡コース(標高600~1000m) 曇り、北西風やや強し。太鼓岩(標高1000m)の気温10℃(11:30)
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
山中には未だ厚い残雪が見られる屋久島ですが、里ではヤマザクラが咲き始めました。
写真は白谷雲水峡入口近くのヤクシマオナガカエデの若葉です。
縄文杉ルートでは、苔の中に咲くオオゴカヨウオウレンの可憐な花に春を感じます。
ちょっと周囲を見回して、小さな春を見つけながら歩くのも良いのではないでしょうか。
暖かな日もありますが、春の天気は不安定。
向こう一週間、冷え込む予報が出ている日もあるので、服装、装備はしっかりとご準備ください。
登山道の状況
■縄文杉ルート
荒川登山口から大株歩道入口までのトロッコ道上には雪はありません。
大株歩道入口~縄文杉間の登山道上には残雪があります。
木道や階段上の雪はかなりの部分が除雪されていて、歩きやすくなっています。
冷え込みの厳しい日は、新たな積雪や、凍結の恐れがありますので、十分注意して歩いてください。
※3月から11月末までの期間、町道荒川線入口~荒川登山口の区間は、車両乗り入れ規制が実施されます。
登山バスでの移動になりますのでご注意ください。
車両乗り入れ規制に関する詳しい情報はこちらで確認できます。→ http://www.yakushima-town.jp/sangaku-syaryou/
■宮之浦岳、花之江河、黒味岳など
奥岳(島の高山地帯)には、まだまだ雪が深く残っています。
登山道が積雪で不明瞭になっている所もあり、宮之浦岳などに入るには、十分な冬山経験と技術、情報収集が必要です。
県道の通行規制に関する詳しい情報、最新の情報はこちらで確認できます→
http://www2.pref.kagoshima.jp/dourokisei/cgi-bin/mapframe.cgi?num=yakushima
縄文杉ルートや宮之浦岳等は、天候により道路状況も大きく変化しますので、ご注意下さい。
登山装備
靴・カッパ・ザックなど基本装備の万全な防水対策が必要です。また、現在、縄文杉コースなど比較的低山では、スパッツやアイゼンなどの冬山装備がなくても登れますが、天候等によっては必要になる場合もあります。事前に情報を確認してください。
屋久島の冬山は想像以上に行動時間がかかることがありますので、ヘッドライトは必須です。
※屋久島では、登山グッズレンタルショップのほか幾つかのホテル、エコツアー会社などで登山グッズのレンタルを行っています。
注意点
屋久島の各避難小屋は、電気、水道、暖房等ありません。小屋内は非常に冷え込みますが、火災の恐れがありますので、小屋内での火の使用は控えて下さい。
利用スペースはコンパクトに収め、騒音など、迷惑行為にご注意ください。利用後は必ず清掃し、利用前よりも美しい状態で、気持ちよく避難小屋を後にしましょう。
また、避難小屋内にはネズミが頻発しています。ザック内にも入りこみますので、食料は丈夫な食器に入れたり、吊るして保管するなど自衛してください。
お知らせ
その他、積雪情報や登山道、周辺の状況など詳しい情報につきましては、株式会社屋久島ガイド協会(0997-49-4191)までお気軽にお問い合わせ下さい。
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屋久島ガイド協会周辺の過去の様子
屋久島ガイド協会
- 電話番号:
- 0997-49-4191
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- 〒891-4207 鹿児島県熊毛郡屋久島町1436-56