屋久島では不安定な天気が続いています。晴れの日と、曇り/雨の日が数日おきに入れかわっています。
天気・気温
8/16 雨。山頂の気温約18.5℃(11時15分頃)。南西の風やや強く。登山者数:日帰り15名、高塚小屋方面縦走30名。
■縄文杉コース(標高600~1300m)
8/16 曇り時々小雨。デッキの気温約22℃(標高約1300m)。ほぼ無風。登山者数:約600名。
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
屋久島を含め九州南部地方は、不安定な天気が続いています。晴れの日と、曇り/雨の日が数日おきに入れかわっています。
原因は高気圧の周辺部、気圧の谷、南から湿った空気の入り込みなど。太平洋高気圧の西側へのはり出しが弱いためでしょうか。
屋久島では同じ島内でも、ところにより天気の差が相当大きくでます。島内を観光していると、よく晴れていたのに、急にどしゃ降りの雨に突入するなど、これが同じ島かと思うほどの違いが出ることが多いのが屋久島です。海岸部、低山(照葉樹林帯)、ヤクスギ林帯(800~1500m)、高山帯(1600m以上)では、さらに違いが際立ちます。
湿った南西風(はえ風)のときには、海岸部が晴れていても、白谷雲水峡や縄文杉コースは雨が降ったり止んだり、宮之浦岳・永田岳などは風雨強し、といったことが多いのです。
宮之浦岳コースでは、標高1,500~1,700メートル付近で近年個体数が減ってきているヤクシマシオガマが咲き始めています。
登山道の状況
■縄文杉ルート
※3月から11月末までの期間、町道荒川線入口~荒川登山口の区間は、車両乗り入れ規制が実施されます。
登山バスでの移動になりますのでご注意ください。
車両乗り入れ規制に関する詳しい情報はこちらで確認できます。
→http://www.yakushima-town.jp/sangaku-syaryou/
■宮之浦岳、黒味岳、縦走ルート
新高塚小屋にトイレが新設されました。使用上の注意など、詳細はこちらをご覧ください
→http://kyushu.env.go.jp/pre_2011/0704a.html
今の時期、各避難小屋で宿泊をお考えの方は、小屋に入れない場合もありますので、必ずテントを持参してください。
テントは避難小屋周辺以外では設営禁止ですので、注意して下さい。
登山装備
山岳部では、天気予報にはなくても、雨になることがしばしばあります。
屋久島の雨は降り方が非常に激しくなることがあります。
ビニールカッパ、ポンチョでは対応できません。
また高温高湿となりますので、必ず登山用の、通気性の良いしっかりした雨具をご用意ください。
ザックカバーも必須アイテムです。
屋久島での登山は想像以上に行動時間がかかることがありますので、日帰り登山でもヘッドライトは必須です。
屋久島では、登山グッズレンタルショップのほか幾つかのホテル、エコツアー会社などで登山グッズのレンタルを行っています。
装備に不安のある方はご利用ください。
注意点
脱水や熱中症、塩類不足による筋肉のつりなどのトラブルも起きやすくなっています。
スポーツドリンクなどで水分や塩類をしっかり補給したり、こまめに服装の調節を行って予防して下さい。
帽子や日焼け止めなど、日焼け対策も必要です。
お知らせ
その他、登山道、周辺の状況など詳しい情報につきましては、
株式会社屋久島ガイド協会(TEL0997-49-4191 http://www.yakushima-guide.com/)までお気軽にお問い合わせ下さい。
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屋久島ガイド協会周辺の過去の様子
屋久島ガイド協会
- 電話番号:
- 0997-49-4191
- 連絡先住所:
- 〒891-4207 鹿児島県熊毛郡屋久島町1436-56