主なルートにはトレースがあります。雪や凍結で時間がかかることもあり行動にはゆとりを持ちましょう。
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
昨日は暖かい日でした。奥多摩小屋で9時頃には小雨が降っていました。11時頃の鷹の巣山避難小屋あたりでは気温4℃ほどで雨は止んでいました。
登山道の状況
主なルートにはトレースがあります。風で吹き寄せられて雪が溜まっているところや、谷筋に雪が崩れたところなどは、吹き溜まり状になっています。稜線で風が強く当たるとこは地面が出ていることもあります。このことから先日の大雪による積雪はかなり風の影響があったと思われます。
今のところ、標高1000m程度で日当たりの良いところは、雪どけして泥でぐちゃぐちゃですが、朝晩その箇所は逆に凍結してカチカチになることもあります。
標高のもっと高いところで、雪がすでに凍結してカチカチになっているところの報告はありません。
場所にもよりますが、マイナーなルートにはトレースのないところもあります。
●川乗山方面
・細倉橋~百尋ノ滝間は、滑りやすい箇所があるため、通行注意。
・大丹波川沿いの登山道は橋の崩落、倒木等があり通行止めでしたが、倒木等の処理は終了し11月14日から通行可となりました。
・大ダワから北東方面に向かう登山道は、途中の桟橋が崩落しているため、通行できません。
・大ダワ~足毛岩間は、登山道崩壊のため通行止め。
●奥多摩湖浮橋 留浦(とずら)の浮橋は、小河内貯水池(奥多摩湖)の水位低下により、1/23から当分の間(水位が回復するまで)通行止め。麦山の浮橋は通行可。ただし、強風時などは通行止めとなることがあります。
その他、詳しくはこちら http://www13.ocn.ne.jp/~okutamav/tozandou.html
登山装備
積雪があり6本爪アイゼン必携です。防水の靴、スパッツ、ウェアも必要です。アイゼンをつけるとバランスをとるのに大切なストック(I型グリップ)も、冬山登山の必携装備です。
地形図、コンパス、防寒具、レインウェア、ヘッドライトなどの普段からの必要装備も忘れずに。
注意点
・この時期は、単独行を避け、経験のあるルートに入山しましょう。雪や凍結など思わぬ時間をくうこともあり、行動時間にゆとりを持ちましょう。
・まだ日没が早いため、15時台には下山する計画で登山しましょう。
奥多摩は森が深く下山口近くなるほど早く日が差し込まなくなるため、日没がとても早く感じます。登山の際はヘッドライトを忘れずに。16時には暗くなります。
・充分な事前準備をして、余裕をもったスケジュールで登山しましょう。奥多摩の山は高低差が大きく急峻です。山頂までの道程は長くありませんが、登山口から急な登りが続きます。
・奥多摩は、谷が深く携帯電話が繋がりにくいエリアがたくさんあります。地図を携帯に頼っている方もいますが、バッテリーの消耗を考えネットワークを切るなどの対策が必要です。
・狩猟期(11/15~翌年2/15)には、目立つ色の服装で、登山道を外れないよう
に注意しましょう。
お知らせ
ビジターセンターの山岳情報コーナーには、登山の基礎から情報があります。登山を始めたい方、初心者の方も、ぜひお気軽にご利用ください。
登山の前には、登山計画書を出しましょう。登山計画書は青梅警察署山岳救助隊のホームページからダウンロードできます。青梅警察署山岳救助隊はこちら http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/9/ome/05sangaku/01sangaku.htm
登山計画書は、青梅警察署、管内の交番・駐在所、JR青梅線の各駅(登山届ボックスあり)にて受け付けています。
昨年の今頃の様子は?
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