奥多摩 | 東京都奥多摩ビジターセンター

紅葉は終わり、明日から冬本番の冷え込み予報。防寒具、ライト、軽アイゼンは用意しましょう。日没早く注意。

大岳山の様子。(2013.12.22 東京都奥多摩ビジターセンター )
大岳山の様子。(2013.12.22 東京都奥多摩ビジターセンター )
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天気・気温

12/06(金) 天候は晴れ、朝の気温+4℃。
千代田区の天気予報
明日
晴のち曇
27℃
17℃
明後日
雨のち晴
23℃
18℃
日本気象協会提供 2024年4月28日 4:00発表
甲府市の天気予報
明日
晴のち雨
28℃
17℃
明後日
雨のち晴
26℃
16℃
日本気象協会提供 2024年4月28日 4:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

おだやかに晴れた日が続き、今朝の気温は+4℃と高めでした。いよいよ明日からは強い冷え込みが予想されており、冬本番となりそうです。

紅葉はほとんど終わりとなりました。シーズン終盤に見頃を迎える氷川大橋のカエデも一部を残し散り始めています。
快晴の日が続いているので、山でも目立った積雪はありません。
ただし、雲取山の北側斜面では残雪が凍結し、氷川渓谷周辺でも霜が降り遊歩道が凍結するような日が始まっています。
これからの奥多摩登山ではアイゼンは必ずお持ちください。
凍結していない登山道でも落葉した葉が積もっているため、ルートが分かりにくく滑りやすい状態です。

高水三山山頂あたりでも、木々が落葉し尾根筋の見通しが良くなっています。冬鳥の飛来も観察されています。

登山道の状況

登山道では日の当たらないところでは残雪の凍結や、霜による凍結、また霜や残雪が融けて落ち葉とともに滑りやすくなっているところ、落ち葉により道が不明瞭になっているところがあります。

●川苔山
・踊平~獅子口小屋跡間は大規模な土砂崩落があるため、当分の間通行止め(11/29)。
・大ダワ~足毛岩間の登山道は、登山道崩壊のため通行止め。
・古里駅~ズマド山北側分岐間は倒木があり大変危険なため通行止め。ズマド山北側分岐から川井駅方面へのルートをご利用ください。

●御前山
・境橋~御前山間の登山道は、台風18号の影響により奥多摩都民の森(体験の森)内で倒木・登山道崩落が発生したため通行止めでしたが、一部のコースを除き通行可となりました。引き続き通行止めの箇所は、栃寄沢コース、トチノキ広場~活動の広場の登山道(舗装道は通行可)、アサガラの道となります。

●奥多摩湖いこいの路
・冬期閉鎖:12月から4月第2週の木曜まで。

そのほかの登山道についてはこちら、
http://www.okutama-vc.com/%E7%99%BB%E5%B1%B1%E9%81%93-%E9%81%93%E8%B7%AF%E7%8A%B6%E6%B3%81%E4%B8%80%E8%A6%A7/

登山装備

冬のハイキング装備、凍結のある山の登山装備(アイゼンなど)が必要です。
・雨具、防寒具(帽子や手袋なども)は携行しましょう。
・日帰りでもヘッドライトは必ず持ちましょう。

注意点

・日没が早くなっているので注意しましょう。標高が下がるにつれ人工林が多くなり、針葉樹で真っ暗になります。気温も下がるので早めに下山するようにしましょう。

お知らせ

ビジターセンターの山岳情報コーナーには、登山の基礎から情報があります。登山を始めたい方、初心者の方も、ぜひお気軽にご利用ください。

●登山計画書を出しましょう。
登山計画書は青梅警察署山岳救助隊のホームページからダウンロードできます。 http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/9/ome/05sangaku/01sangaku.htm
登山計画書は、青梅警察署、管内の交番・駐在所、JR青梅線の各駅(登山届ボックスあり)にて受け付けています。

昨年の今頃の様子は?

晴れると春らしい陽気となりましたが、日により、また朝晩の寒暖差大。ウエアの着脱で体温調節を2023.04.14

朝夕は寒く、日中は暑いため衣類の着脱で体温調節をしましょう。氷川渓谷でヒメウツギ開花2023.04.21

今年はフジの花が当たり年。早くも谷あいは花房が長く見頃です。登山は早出早着+ゆとりある計画で2023.04.28

5/13青梅線17:30頃~運休。川苔山でシロヤシオ見頃。山麓と上の気温差あり衣類の着脱で調節を2023.05.11

氷川の三本杉でセッコクが見頃。山麓と上の気温差あり衣類の着脱で調節を2023.05.19

氷川の三本杉でセッコクが見頃。麓と山上の気温差が大きい時期。衣類の着脱で体温調節しましょう2023.05.25

東京都奥多摩ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 白丸湖の新緑
  • キビタキ いこいの道にて
  • オオルリ いこいの道にて
  • ヤマツツジの赤と新緑の薄緑のコントラスト むかし道にて
  • 氷川渓谷のチゴユリ
  • 氷川渓谷の白(ニリンソウ)と黄(ミヤマキケマン)
  • のんびり食事するカモシカ 登計トレイル 
  • 見はらしの丘では、満開のミツバツツジの下に、カモシカが寝ていました
  • 奥多摩湖のサクラが見頃
  • 海沢カタクリ山 見頃を迎えています
  • 海沢カタクリ群生地
  • カタクリ群生地へは、海沢の信号から斜面を上がっていくと看板があります。この看板の手前にもたくさんの株があります。

東京都奥多摩ビジターセンター

電話番号:
0428-83-2037
連絡先住所:
〒198-0212 東京都西多摩郡奥多摩町氷川171−1

地図で見る
http://www.okutama-vc.com/

施設の詳細を見る

関連する山

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 三頭山は自然豊かな美しい山。山頂付近は3つのピークからなる。主要登山口は「都民の森」として、登山者のみならず観光客も多く訪れる。  日帰りも可能であるが、できたら山麓の数馬に1泊してみたい。都民の森から登るコースのほか、笹尾根の西原峠から尾根通しに三頭山に登り、西にある鶴峠に下るコースもお勧め。そこには美しいブナ林が残っている。

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 早春、カタクリの花が咲き、それを見に訪れる登山者の多い山で、大岳山、三頭山とともに奥多摩を代表する山である。  北側の栃寄(とちより)の近くに森林公園がある。一帯は観光客によるカタクリその他の野草の乱掘が気になる。ここも自然災害により三頭山の二の舞にならなければよいが。  さて、この山へは北面から登っていくのが人気だ。山頂近くになると雑木林の下生えにピンク色に咲くカタクリの花の群れが見られる。御前山山頂からは展望は余りよくないが、下山路を南方の湯久保(ゆくぼ)尾根へと下ってゆくと、丹沢方面の山々が見えてくる。すぐ眼前の山稜は浅間(せんげん)尾根で、春は浅間嶺一帯の桜が美しい所である。  奥多摩駅で下車、境橋から御前山山頂、湯久保ノ頭から北秋川へ下り、武蔵五日市駅まで約5時間の行程。

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ケーブルカー(御岳登山鉄道)の利用で、簡単に登れることから、首都圏のハイカーに人気の山。 山頂には、武蔵御嶽神社があり、元旦には、初日の出客と参拝客とで特に賑わう。また、4月にはヤマザクラやカタクリ、6月はアジサイ、8月はレンゲショウマの花が咲き、賑わいを見せる。 ケーブルカー御岳山駅から神社へ続く参道には天然記念物の「神代ケヤキ」がある。

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