奥多摩全域で残雪、凍結がありアイゼン（6本爪推奨）必携です。舗装路はアイスバーンがありチェーンの用意を。気温低く寒いです。

関東近辺

奥多摩駅前　夜の降雪後朝(2016.02.25　東京都奥多摩ビジターセンター )

天気・気温

02/05(金) 晴れ　15:30の気温+5.6℃　07:00以降の最低気温0℃　

千代田区の天気予報

明日

曇時々晴

24℃

18℃

明後日

晴

29℃

16℃

日本気象協会提供　2024年4月26日 10:00発表

甲府市の天気予報

明日

曇時々晴

26℃

16℃

明後日

晴

32℃

14℃

日本気象協会提供　2024年4月26日 10:00発表

※ご利用上の注意

山と周辺の状況

本日見渡す奥多摩の山々は、融雪は進まずまだ雪が残っているのが見える状況です。

2/1は奥多摩では小雨が降ったり止んだりの天気が終日続き、標高の高い場所では雪になった場所もあります。
情報が入っている各地の積雪量は次の通りです。（2/2　09:00の状況）
・奥多摩駅（標高330ｍ）：　0cm
・御岳山集落内（標高929ｍ）：　1cm（新たな積雪+1cm）
・雲取山荘前（標高1830ｍ）：50cm（新たな積雪+12cm）
なお、1/18に降った雪は山域で残り、日当たりの悪い場所では概ね40cm程度の積雪となっています。
雨に濡れた舗装路が凍結し、アイスバーン状になっている場所が多数確認されています。お車でお越しの方は冬用タイヤの着用、登山の方はアイゼンを必ずお持ちください。

寒さも一層厳しくなっているため、防寒対策も万全にお願いいたします。
装備などの詳しい情報は登山の心得をご覧ください。

登山道の状況

奥多摩全域で積雪しているため、登山の際には必ずアイゼン（6本爪推奨）をお持ちください。また、雪山登山は無雪期よりも時間がかかります。時間に余裕をもった登山をご計画ください。

幹線道路から一本入ると、凍結しているところが多数あります。
倒木があるところも出ています。
雪の状況が悪くなるところもあり、慎重な入山をお願いします。
・奥多摩湖南岸にある湖畔の小道で倒木が発生し、通行止め

・鳩ノ巣渓谷にも凍結があります。
・吊り橋や橋（むかし道など）では橋の上に雪があり足元には要注意。
・奥多摩むかし道　橋詰バス停～境集落　落石のため通行止。青梅街道で迂回可能。
・氷川渓谷遊歩道　凍結のため通行注意

詳しくはこちら
http://www.okutama-vc.com/%E7%99%BB%E5%B1%B1%E9%81%93-%E9%81%93%E8%B7%AF%E7%8A%B6%E6%B3%81%E4%B8%80%E8%A6%A7/

●御岳山ケーブルカー運休。
2016年1月18日(月)～2016年3月31日(木)

●雲取山頂避難小屋トイレについて
冬期、雲取山の気温は-10℃以下に達することもあり、山頂付近の避難小屋のトイレは凍結のため使えなくなる場合があります。ご注意ください。

登山装備

基本は寒さと凍結に対応できるハイキング装備、ルートにより冬の登山装備等が必要です。
各ルートともアイゼンは必携。場所によりピッケル、ストックも必要です。
冷たい雨のこともあり濡れないような対策が必要。雨具は忘れずに。
防寒装備必要です。手袋や帽子も必携です。ワードローブは着脱できる工夫を。
ライトは日帰りでも必携です。地形図・コンパスなどは基本的装備。天気の急変に備えた準備もお願いします。

注意点

●この時期の登山の心得　
奥多摩の山域は全域雪で覆われています。そのため、降雪直後は道迷いが発生しやすい状況となっています。
今年に入り奥多摩では道迷いによる2件の山岳遭難が発生し、2件とも無事救助されていますが、発見が遅れた場合には死亡する危険もありました。
奥多摩での登山を計画されている方は、天気や現地の状況などの情報収集し、単独での行動は控え時間に余裕を持った登山をお願いします。
・天候急変に注意。冬の装備でお願いします。
・下山時間に注意。奥多摩は樹林帯が多く日没前に登山道は暗くなります。森林内ではさらに早く真っ暗になります。雪により所要時間は通常よりかかることを忘れずに。

●「東京都自然公園利用ルール」
ぜひご一読下さい。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/KEIKAKU/2015/03/70p3u400.htm