ダケカンバが芽吹きました。まだ夏山ではありません。防寒具やアイゼンなどの装備が必要です。融雪が早くテント場は出てきました。
天気・気温
山と周辺の状況
昨日は終日雨。
今日は日差しはあるものの、時折パラパラと小雨も降ってきます。
今年は雪が少なく、融雪が早いです。
しかしこの時期に、その話を聞いてやって来た登山者は一様に「まだこんなに雪があるんですか!」「一面雪じゃないですか」「こんなにあるとは思わなかった」と言っています。
例年よりも、たしかに雪は少なく、融雪も早いのですが、街から来れば「雪だらけ」です。
まだまだ夏山ではありませんし、入山者も少なく簡単に涸沢から上に行かれる時期ではありません。
朝晩は暖房が必要な気温です。まだ早朝氷が張ることもあります。
入山者の少ない時期です。各自慎重な対応をお願いします。
今年の唐津は融雪が早く、テント場はだいぶ雪から出てきています。
涸沢もそろそろ芽吹きを迎え、ダケカンバの芽が出てました。
北穂沢は日当たりが良いので、融雪したところで
シナノキンバイ
シナノキンバイソウ
が咲き始めました。まだまだ走りです。
・平均気温 朝晩 0~15℃ 日中 12~25℃
・モルゲンロート(朝焼け)の現在の見頃時刻 04:40頃
涸沢より日の出は見えませんが、奥穂高岳・涸沢岳に陽が当たるモルゲンロートが楽しめます。
登山道の状況
今年は雪が少なく、融雪が早いです。
・横尾~本谷 夏道です。雪はありません。橋は、気を付けてお渡り下さい。
・本谷~涸沢 夏道沿いに 上がって来てください。また屏風岩からの落石に注意。ヒュッテ直下500mからは雪上を歩きます。念のためアイゼンの用意を
●涸沢~上部
雪上です。前爪付きアイゼン、ピッケル等の完全冬山装備とそれらを使いこなす技術が必要です。
北穂岳へのルートは先日から北穂沢から南稜ルートへと切り替わりました。状況は天候や気温によって変わることもありますで、大ベテランはアイゼン不要かもしれませんが、一般の方はアイゼンの用意があった方がよいと思います。
●パノラマコース 新村橋~涸沢
積雪により、通行不可。
登山装備
基本はまだ冬山装備。防寒防風防水を。
涸沢までの方は、軽アイゼン(雪渓トラバース不慣れな方)、ストック等
涸沢より上に行く方 前爪付きアイゼン、ピッケル等の完全冬山装備とそれらを使いこなす技術が必要です。
サングラスやリップ、日焼け止めなど紫外線対策も必要。
注意点
小屋には15時までに到着するようにしましょう。
本谷橋を14時以降に通過して涸沢に向かうのは危険です。
お知らせ
涸沢ヒュッテ
http://www.karasawa-hyutte.com/
5名以上の場合は、ご予約ください。GW以降の予約は、5月中旬以降にご予約ください。
03-3211-1023(東京事務所)
●2016年度レンタルテントについて
7月16日~10月10日までご利用できます。
ご予約は利用日の3ヵ月前の同日午前8時から電話(090-9002-2534)のみで受け付けます。
但し、7月分は5月1日午前8時からとなります。
料金(1泊):テント7000 シュラフ2000 マット700
・その他レンタル用品
軽アイゼン ¥500 ストック(2本組) ¥1000 などもあります。
ヘルメット¥1000 ※1山行料金
昨年の今頃の様子は?
入山しました。本日降雪中。今年の営業4/27~(宿泊要予約)。4/27~5/25分予約受付は4/25朝8時~2023.04.18
昨日迄の降雪で新雪40cm。雪崩に注意が必要。涸沢までトレース消失(4/29迄に目印付ける予定)2023.04.27
一昨日降雪。本谷橋は未設置のため雪上踏み抜き注意。涸沢からの下り不安な方は爪の多いアイゼンで2023.05.10
一昨日降雪。涸沢は全面雪です。雪山登山装備が基本。サングラスや日焼け止め(肌と唇)も必須です2023.05.16
昨夜降雪。涸沢は全面雪です。雪山登山装備が基本。サングラスや日焼け止め(肌と唇)も必須2023.05.24
涸沢ヒュッテ周辺の過去の様子
涸沢ヒュッテ
- 現地連絡先:
- 090-9002-2534
- 電話番号:
- 03-3211-1023
- 連絡先住所:
- 東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館B1F