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雪山シーズン開幕穂高岳山荘に冬が来た/LEVEL63

涸沢岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 2人 (とっち さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

初日:吹雪、低温、強風、2日目:晴天、暖かい、弱風

利用した登山口

上高地バスターミナル  

登山口へのアクセス

バス
その他: さわんどのホテルに前泊して、翌朝さわんどバスターミナルP3上段に停め、バスにて上高地バスターミナル。

この登山記録の行程

【1日目】
上高地バスターミナル(05:50)・・・河童橋(05:55)・・・明神(06:35)[休憩 10分]・・・徳沢(07:28)・・・横尾(08:21)[休憩 22分]・・・本谷橋(09:40)・・・涸沢(11:03)[休憩 50分]・・・ザイテングラート取付(13:36)[休憩 26分]・・・穂高岳山荘(14:52)

【2日目】
穂高岳山荘(06:51)・・・涸沢岳(07:19)・・・穂高岳山荘(07:29)[休憩 6分]・・・ザイテングラート取付(08:15)・・・涸沢(08:56)[休憩 17分]・・・本谷橋(10:16)・・・横尾(10:54)・・・徳沢(11:45)[休憩 16分]・・・明神(12:32)・・・河童橋(13:04)・・・上高地バスターミナル(13:06)

コース

総距離
約35.6km
累積標高差
上り約3,066m
下り約3,066m
コースタイム
標準16時間20
自己12時間50
倍率0.79

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

年内にジャンダルムをもう一度行こう上高地から西穂山荘に上がってジャンを通過して穂高岳山荘に泊まろう台風15号のあたりから天気が崩れて金土は大雪で気温は-10度風速は20mとか小屋のHPには前爪がいるとか仕方ないから涸沢経由でピストンするか
歌舞伎座横のクリニックが意外に早く1600に終わるうどんでも食べようかでも店開いてないねじゃあなか卯はどう?と車を停め直して店に入ると客は4~5人券売機で苦労して親子丼とうどんのセットを買う料理はすぐ出てきて食べるとゼンショーの前の方が美味しかった気がするけどまあ美味しく食べてご馳走さまと店を出る1630昭和通りに戻らずマロニエ通り銀座通り晴海通りで国会正門前をトンボして霞が関ICから首都高に入り混み始めた新宿線を走り八王子料金所中央道岡谷JCT長野道松本ICで降りて野麦街道を走る新島々のコンビニは商品がないので新村のコンビニで明日の朝食と飲料行動食を買って先に進むと稲核ダム手前で現金がないのに気付くコンビニまで戻るのかよ車を停めて山小屋のHPを見るとクレジットが使えるようになりましたよかった!とさわんどに着くと何台もが橋を右折していくあんなに車中泊かよいつものホテルに到着して2033雨の中荷物を降ろしてフロントに行くと若い姉ちゃんお孫さんか入湯税と暖房費を払って館内のご説明を先週も来たからいいです玄関には別のスリッパがあるのでもう一組入るのか2Fの部屋に上がって荷物の準備を始めると彼女は早速お風呂に行く入れ代わりに僕もぬるい風呂に入って22時ころには寝たかな
朝はアラームで0350に起きるカップうどんを食べて準備を終えて1Fに降りると婆さんが見送りに起きているお世話になりましたと小雨の中宿を出て0459さわんどバスターミナルP3に向かうと空いていて上段に停められる外にでると雨は止んでいてトンネルを抜けてタクシー乗り場に着くと車がない0515のバスが間もなく発車しますのアナウンスで往復のチケットを買ってバスに乗りこむと上高地バスターミナルに着く0545先週より15分遅くてもう明いヘッドライト無しで寒くてシェルを着て小雨の中を歩き出して河童橋0550明神0635トイレを使って10分休憩して歩き出すと川沿いの道は先週より紅葉が進んでいる雨は上がって徳沢0728その先で梓川右岸の道が閉鎖で橋を渡って左岸の車道に入り新村橋0749彼女は遠回りよむくれてるその先の橋で右岸に戻り河原を歩いた先で登山道に戻り横尾0821トイレを使って小屋前でコンビニパンを食べて22分休憩して橋を渡ると間もなく谷あいの向うから雲が切れてきて日が差し出す岩小屋跡あたり0904から登山道が岩交じりになって緩い傾斜に変わる製材所跡0918 2のガリー0921 3のガリー0927本谷橋に来ると雪とガスに覆われた北穂が見えだす結構な人数が河原の岩に腰かけて休んでいる上手の橋を渡って0940岩が敷き詰められた登山道を登るSガレ1031段々と気温が下がってきて僕も彼女もとうとうシェルを脱がないまま涸沢小屋分岐1055彼女がトイレに行きたいと近いヒュッテに向かうつぐみだろうか赤い実をさかんについばんでいる登山道に雪が積もりだして涸沢ヒュッテ1103彼女はトイレに行って僕は右手の誰もいない売店を覗く彼女がトイレから出てこないので後続の登山者で混んできた売店でカレーを注文して半分食べていると彼女が出てきて残り半分を食べる食器を片すときに受付の姉ちゃんに上は雪付いてますか?上で聞いてください何だよそれ一服してテラスに出てテント場に歩き出す休憩は37分コートを着たテン泊者がベニヤ板を引きずってテン場に歩いていく何に使うのかパノラマコースはノートレースで雪の付いていない岩の側面のペイントマークと岩の高低の滑らかさを登山道だろうと判断して歩く結局左のブッシュ際を歩くと涸沢小屋方面から男性ソロが二人ザイテングラートに向かうのが見える涸沢小屋分岐に着いて1242そろそろ履こうかとザックから二人分のアイゼンを出して履き始めると彼女が旨く履けなくて手間取っていると後のソロ男性が僕らを追い越していく適当にアイゼンを調整してなんとか歩き出すと1300降りだまりでは膝くらいの軽いラッセルが続く予報通り北西の風のためカールの風は弱く寒くもないさっきのソロ男性はピッケルもポールもないのでバランスが取れずザイテングラート取付きで追いつく1323結構降りましたねと声を掛けると涸沢泊で穂高岳山荘にピストンというもう大したことないですよと言ってザイテングラートを登り振り返ると取付き前のトラバースを戻っていく先のソロ男性のトレースが無いけど最初は尾根の左を巻いたらしく半分くらい過ぎてからトレースが戻るシーズン始めだからか彼女の脚が遅く12分ほど彼女が追いつくまで休憩する下にはザイテングラート取付きに到着した4名ほどのグループが見える鎖場を通過してホタカ小ヤ20分と書かれた岩を過ぎると1413稜線の三角の櫓が見えてきてすぐ脇を通過すると風が強まる最後のトラバースを通過して穂高岳山荘1452小屋前でアイゼンを外して小屋に入って正面の受付で宿泊カードを記入してカードで宿泊料を払うザックと靴は部屋前に持って行ってください奥穂側はどうですか?この1週間だれも行ってないのでノートレースですね後からまだ上がってきますか?30分遅れで4名くらい上がってきますよ受付の姉ちゃんが穂高岳山荘100周年のバッチを二つくれるいらないのに(笑)僕が手続きしている間に彼女はさっさと乾燥室で自分の道具を干して部屋に上がってしまう上がりかまちでザックの雪を落して靴を脱ぐ右手のストーブ前ではさっきの先のソロ男性がコーヒーを飲んでいる僕らは2着かまず靴を乾燥室に置いて濡れたザックを持って2Fの笠ヶ岳に入ると4人部屋の窓際で横向きの布団を一列に並べる配置どうしてこうなるのかね(笑)ザックを開けるとあちこちに雪が詰まっていてまた1Fの土間に降りて雪を落して部屋でシェルを脱ぐと凍っていてまた1Fに降りて乾燥室に干す部屋の出入の都度低い天井の梁に頭をぶつけるザックを部屋外の棚に上げてビール飲もうよと言うと人が来る前に着替えるわと極寒の部屋で着替えを始めるいいよ一人で飲むからと売店でロング缶とチップスターを買うとストーブ脇にいたソロ男性は談話室にいるストーブは点いてなくてブルーヒーターの脇に座ってビールを飲みだすと彼女が降りて来て売店で買った赤ワインのハーフボトルとポップコーンとかっぱえびせん大袋を持って来て何よ一人でチップスターでロング缶を開けて赤ワインを飲むと意外に酔っ払う標高高いから?(笑)後続が遅いねとか言ってると1時間も遅れて10名近くが一挙に小屋前に上がって来るどうやらバラバラが一緒になったらしい先頭が譲らなかったのかそれぞれが受付して年配ご夫婦が階段を上がっていくあれ私たちの部屋じゃない?同室かワインを飲み終えて着替えなくちゃというと酔っ払って見えたらしく彼女が着替えとウェットタオルを部屋から持ってきてくれる廊下の部屋割の絵では突当りの部屋が更衣室で入ると暖房はなくとてつもなく寒い怯んで一度廊下に戻って気を取り直してまた入る着替えをしてストーブ脇に戻るともういい時間一度部屋に戻ると彼女が梁のない側に場所を交換してくれる布団を敷いていると食事が出来たと呼ばれて食堂に降りる何回転なのか一つの長テーブルの両脇に10人くらいを座らせて遠くに小さなジェットヒーターがあるけど天井は高いし食堂の裏手は奥まで空いていて温まらない食事は凄いボリュームでハンバーグコロッケパスタサラダおでんの具だけそれにボルシチが丼一杯スナック菓子の食べすぎだけど無理矢理食べる一着のソロ男性はネットの有名人なのか別のソロ男性が声を掛けて熱心に話し込んでいる彼女も無理して完食してご馳走さま食器を片付けてストーブに戻ると1730談話室の方が暖かい兄ちゃん二人が部屋置くにいるので僕がもうストーブ脇に座ると食事なのか出ていく彼女とストーブを挟むようにして座ると誰も部屋に入ってこない彼女が充電器を取ってきてくれて暖炉脇の充電ステーションにスマホをセットする床が寒いので脚を椅子に上げると暖かいのと食べすぎて動きたくなくて30分以上寝てしまう目が覚めてもう布団で寝ようよと談話室を出ると同室のご夫婦の奥さんが一着の男性とストーブ脇で話し込んでいる土間のテーブルではグループが寒いのに酒盛りしている部屋に上がってトイレ歯磨きして19時ころには布団に入ると彼女が寒いと乾燥室から衣類を取って着て着込んでいるうちに寝てしまう寒くて寝れる?と心配したけど意外に暖かい小屋を揺らすほどの風がうるさくて寝付けなくて10時と01時にトイレに起きると1個のトイレだけ便座が暖かいついでにスマホを回収する
朝は部屋の灯りがついて目が覚める0540か身支度をしていると朝食ですと呼びに来て食堂に降りる昨日と同じように席に付いて0600焼き鮭がんもこんにゃく煮貝切干大根海苔生卵味噌汁の朝食美味しく食べて布団を片付けトイレ歯磨きして山靴を履いてシェルを着て外に出ると0651もの凄いいい天気で雲一つない右手には山影を見せている奥穂高岳左手には雪の涸沢岳が日を浴びて輝いている小屋前では同室のご夫婦が奥穂高岳に登る風情で準備してて3人ほどがザック無しで涸沢岳をよちよちと登っていく僕らもサクッと登ろうよと彼女に声を掛けると一人で行っておいで夏道を無視して前爪でキックステップして登る山頂手前でさっきの3人が下ってくるのとすれ違う雪山に慣れていないのかへっぴり腰で降りてくるあっという間に山頂に着いて0719反対側の奥穂高岳を眺めてすぐに降りだす3人組を追い抜くと一着のソロ男性が登ってくる穂高岳山荘に着くと0729彼女が見当たらない先に行ったかと降りようとするとトイレに行ってたのよと小屋から出てくる奥穂を見ると同室のご夫婦は10mくらい登ったところから下り始めている止めたのかな涸沢に向かって降りようと下から到着する3人組のグループとすれ違うと大分下では男性ペアが下っているのが見える櫓を右に大分逸れて付いたトレースを辿ると昨日より雪が付いているので歩きやすい登りのトレースが直線的なので岩を避けながら蛇行して降りると日で照らされて暑くて6分間脚を止めてシェルを脱いで降り続けると若い兄ちゃんのペアに追いついてしまうどうぞと道を譲られて下ると登ってきた3人は取付きから巻道を通ったのでトレースが無くなるつまらないのでそのまま尾根を下りザイテングラート取付き0815長いトラバースを涸沢小屋に向かうと山側に逸れてトレースが付いているこんなに岩で道が出来ているのにと本来のルートを取って歩く後を見ると兄ちゃんペアも尾根道を降りている日が高くなって日差しが強まって汗が吹き出すパノラマルート分岐0830を直進して雪付きが悪い岩だらけのルートを何度か足首をひねりながら涸沢小屋に到着する0856ベンチはすべて雪で埋まっていてスタッフがスコップで雪を掻いてからテーブルを雪が融けるように横倒しにしてる6人位のグループが小屋の右手に出発していく軒下のベンチに座ってコンビニパンを食べてアイゼンを外してフリースも脱いで長T1枚になる
17分休憩してさあ降りようとさっきのグループの後を追うと北穂高岳の標識があって間違えたのに気付く小屋まで戻って涸沢方面に少し降りて左のショートカットに入りヒュッテからの下りの道に合流すると0927ようやく山影に入って涼しくなる石畳の登山道を結構なペースで降り始めるとちんたら歩いている青いザックのソロ男性に追いつく間違いなく後の僕らを分かっているのに絶対に追い越させないあろうことか登りの登山客に突進してすべて道を譲らせる僕らもそれに便乗してこんにちわありがとうございますを繰り返すけどソロ男性は当然挨拶もしないそんなデッドヒートを30分も続けると石畳の上の雪は無くなってしまうハイスピードに慣れていないのかとうとう足を止めて追い抜いてしまうとすぐ先に本谷橋1016ソロ男性がいなくなったのでスピードを上げて岩小屋跡1039横尾1054橋で対岸に渡り1121新村橋1131また橋を渡り返して1138ソフトクリーム食べたいねと言いながら徳沢園に着いて1145みちくさ食堂に駆け込む空いているテラス席に座って僕はソフトクリーム彼女はアフォガードで当分補給して16分休憩して出発するとここから登りの観光客が増える徳沢の宿泊やテン泊者だろうか登山ではない下りの連中も繁華街並みに多くてごぼう抜きしながら歩くとネイビーのソロ男性を追い抜くと今度はそいつが後に張り付かれてしまう引き離せないまま歩いて明神1232外国人が多い河童橋1304ソフトクリーム屋に大勢が並んでいる1315のバスに乗りたいねなんて言ってるとインフォメーションセンター手前でバス待ちの行列が始まっている仕方なく最後尾に着くとネイビーの男性は僕らの一つ空けた後にいる何時に乗れるんだよなんて言っていると臨時便が次から次へと出発して1330にバスに乗れて走り出すどの観光客も全員居眠りして山肌を降りてきた紅葉を見ようともしない僕らはキレイだねを連発しながらさわんどバスターミナルに着いて1400トンネルをくぐると蕎麦屋のポスターが貼ってあってこんな蕎麦屋あった?車に戻る着替えもせずに車に乗り込んで出発すると駐車料は1400円だか野麦街道を松本方面に走りもう食事できる店ないよね風穴の里の先の婆さんがやってる店が開いているはずと向かうと遠目で準備中の札が出ているのが分かって諦める仕方ないからあまり美味しくない茶そばの店に行こうかと走るとさっきの蕎麦屋のポスターが目に止まるそんな店あった?目的地を変更して向かうと少し前までちょっとふざけた名前の蕎麦屋があった場所でこの時間は閉まってるはずなのに開いている入ってみようかどうやらオーナーが変わったらしい彼女がトイレに行っている間にキノコの天ぷらと10割そばを二つととり天ってなに?と姉ちゃんに聞いても答えられず聞いてきますいくつもメニューないじゃんそれくらい覚えろよといらいらしてメニューを見ると山賊焼きがあるのでこれでいいやとオーダーする出てきたそばは前の名前の時よりははるかに美味しくてキノコのてんぷらもいい感じ山賊焼きを二人で苦労しながら食べてご馳走さまでも店内に蠅がいるのには閉口した僕らが風呂に入ってないから?まわりをぶんぶん飛び回り山賊焼きのキャベツに留まってキャベツは一部食べられない美味しくなってよかったねと店を出て松本ICから長野道に入るGoogleは関越道経由を指示して予想は21時近かったか坂城でお決まりの渋滞を通過すると佐久平でも渋滞しているらしいGoogleは佐久小諸JCTを中部横断道に入り佐久北ICで降りろというそうかそれなら僕の方が詳しいやとGoogleとは違う道を選んで一般道の渋滞を回避して佐久平ハイウェイオアシスから乗り直すとほぼ渋滞の先頭に出て大分時間を短縮する藤岡JCT関越道と走ると今度は東松山の渋滞でその後も軽い渋滞を抜けてほぼ1時間くらい短縮して大泉JCT外環道戸田南ICで降りて彼女の家に到着する2000
計画とは大違いのコースになったけど雪山シーズン始めとしては良かった彼女がビビりなのでシーズン初めはどうしても雪上の歩き方がおかしいもう一二回行くとすぐ慣れるよね奥穂高岳はまだ岩の上に薄く雪が積もっただけでアイゼンもピッケルも効かないと思って登らなかったでも本格的に積もるころには山小屋閉まるから登れないんだけどねでもどうせ泊まるなら穂高岳山荘より北穂高小屋にすれば良かったかジャンダルムはまた来シーズンにして来年のこの時期は北穂高小屋に泊まろうまた来るね穂高岳

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装備・携行品

登った山

涸沢岳

涸沢岳

3,110m

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