一昨日降雪。涸沢は全面雪です。雪山登山装備が基本。サングラスや日焼け止め(肌と唇)も必須です
天気・気温
山と周辺の状況
■天候
5/16 晴れ 早朝は10mくらいの強風 10時頃は少し弱まったものの5m程度の強い風
一昨日、気温-1℃。降雪から雨となりました。その雪はべちゃべちゃしていますが山荘前で3~5cm。
5/13
気温 朝晩-5~2℃ 日中7~15℃
日の出 04:40頃
涸沢より日の出は見えませんが、奥穂高岳・涸沢岳に陽が当たるモルゲンロートが楽しめます。
■自然
涸沢カールは今年積雪が少ないとは言え、まだまだ全面雪です。
融雪は進んでいますが、テントサイトはすべて雪の上
本谷はヤブ立ちしてきています。
登山道の状況
■登山道 5/16
横尾~本谷 「デブリ沢」にのみ、雪が残っています。
本谷橋 5/17仮橋を架ける予定。それまでは雪渓を渡って下さい。踏み抜きに注意
本谷~涸沢 夏道となりますが、ほぼ雪の上です。天候により氷が出たり固くなったりします。
※本谷上部 涸沢直下が雪の急斜面となります。特に下りでは6本以上のアイゼン推奨
涸沢は一面雪です。
稜線へのルートは一昨日の降雪と雨でほぼ消失。
雪の状況も天候により変わりやすく、残っているトレースよりも現状を判断して安全なところを各自見極めて登る時期となります。
落石に注意
涸沢から上最新情報を小屋などで得て下さい
前爪のあるアイゼンとピッケルが必要です。ヘルメット推奨
登山装備
3000m級山岳の雪山装備が基本です。
積雪のある登山に適した防水性が高く、アイゼン装着可能な登山靴
雪山用のウエア(インナー、アウターともに)、手袋や帽子なども必要
保温性の良い衣類の上に、防風防雪となる冬用の上着(シェル)が必要
紫外線が強くサングラスは必須 日焼け止めクリームやリップも用意しましょう。
・涸沢までの装備
6本爪以上のアイゼン(下りが心配な方は爪が多い方が良いです)、ストックが必要
軽アイゼン、チェーンスパイクは適切ではありませんでした。
・涸沢より上の装備
前爪のあるアイゼン、ピッケルが必要
・テント泊は雪山での装備が必要
注意点
■入山には、最新情報を得てください。
登山届を出しましょう。
■山麓と涸沢の気温差に注意。
涸沢はまだ降雪のある時期です。
日中太陽が出ると気温が上がりますが、紫外線は強烈です。
お知らせ
■涸沢ヒュッテ
http://www.karasawa-hyutte.com/
・SNSk
https://www.facebook.com/karasawahyutte/
現地電話 090-9002-2534(営業期間中)
東京事務所 03-3211-1023
■2023年の営業
2023年4月27日(木)~11月4日(土)宿泊まで
宿泊利用は完全予約制
・予約
ご宿泊希望日の前月同日朝8時よりヒュッテ直通電話(090-9002-2534)にて受付(19時まで)
(例 6月6日に宿泊希望の方→5月6日朝8時より予約可能)
※ただし4月27日(木)~5月25日(木)の宿泊予約のみ4月25日(火)の朝8時から予約開始。
予約開始時間、夕食準備時等電話の繋がりにくい場合があります。承知おきください。
テントサイトは予約不要
・ヒュッテ営業、宿泊、利用については詳細は以下を参照下さい
ヒュッテ利用の際には必ずご一読下さい
https://karasawa-hyutte.com/inn/
昨年の今頃の様子は?
入山しました。本日降雪中。今年の営業4/27~(宿泊要予約)。4/27~5/25分予約受付は4/25朝8時~2023.04.18
昨日迄の降雪で新雪40cm。雪崩に注意が必要。涸沢までトレース消失(4/29迄に目印付ける予定)2023.04.27
一昨日降雪。本谷橋は未設置のため雪上踏み抜き注意。涸沢からの下り不安な方は爪の多いアイゼンで2023.05.10
一昨日降雪。涸沢は全面雪です。雪山登山装備が基本。サングラスや日焼け止め(肌と唇)も必須です2023.05.16
昨夜降雪。涸沢は全面雪です。雪山登山装備が基本。サングラスや日焼け止め(肌と唇)も必須2023.05.24
本日大雨と霧。雨後は最新情報得て入山を。涸沢はまだ雪山装備が基本。サングラスも必須2023.06.02
涸沢ヒュッテ周辺の過去の様子
涸沢ヒュッテ
- 現地連絡先:
- 090-9002-2534
- 電話番号:
- 03-3211-1023
- 連絡先住所:
- 東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館B1F