山麓ではサクラやカタクリが咲いていますが山はまだ冬。雲取山などでは凍結ありアイゼン必須です
天気・気温
山と周辺の状況
■天候
3/31 曇り 少し肌寒い感じです。少し前に強い風がありましたが今日はありません。
みなさん長袖シャツにフリースといった服装です
■自然ほか
3/31 奥多摩駅を降りると目の前にある氷川小学校のサクラが見頃を迎えています。
奥多摩湖あたりのサクラの開花はばらつきがあり、5分~つぼみ。長く楽しめると思います。
今年はソメイヨシノもヤマザクラもあり時差なく開花が進んでいます。
カタクリ
カタクリ
は海沢の
カタクリ
カタクリ
山が見頃。2~3日前の御前山は山麓のつぼみが膨らんでいたので、そろそろ咲いているかもしれません。山頂はまだつぼみが見えてきたくらいでした。
都民の森もつぼみでした。例年より少し早く4/10前後に見頃になるかもしれません。
奥多摩湖では
ミツバツツジ
ミツバツツジ
が開花しています。これも例年より早目です。
スギ花粉は落ち着いてきています。
3/28(火)長沢背稜酉谷山 を巡視しました。
積雪は日陰に薄ら残るのみ。凍結はありませんでした。
木橋は濡れるとかなり滑りやすいため注意。
暖かな日が続くこの頃、この日の避難小屋 の気温は+5℃。寒い!山頂では霰となりました。
当分は防寒着やアイゼン等、冬の装備も持参してください。
■周辺小屋よりの情報
3/31(金)10:00頃の七ツ石山 周辺の様子を七ツ石小屋さんに伺いました。
天気は曇 10℃ 小屋周辺に雪、凍結はありません。
例年より早く、
カタクリ
カタクリ
の花が咲きました!
日も長くなり、のんびり出発したくなる季節ですが、油断大敵。安全登山のため、早出早着をお願いします。
3/31(金)09:00頃の雲取山 周辺の様子を雲取山荘さんに伺いました。
天気は曇 6.9℃ 朝晩は-2℃まで冷え込みます。
雪は所々に残る程度ですが、山頂~山荘の北面、まき道は凍結。軽アイゼン必携です。
麓は春ですが、標高2000mを超える雲取山はまだ冬です。アイゼン、防寒など冬山の装備を!
■ツキノワグマ目撃情報
https://www.ces-net.jp/okutamavc/info/559
最新情報はビジターセンターにお問い合わせ下さい
出会わないためにも、クマ鈴など音を立て、自身の存在を知らせる工夫を。
特に雨や霧のときには、音な匂いがクマにわからないことがあります。油断ぜず人の存在を伝えて下さい
登山道の状況
■登山道の情報(全般)3/31
・標高の高いところ(雲取山など。)では凍結がまだまだある状況です
軽アイゼンやチェーンスパイクはお守りです。
特に、雲取山では、山頂から山荘への北斜面や巻き道には凍結があり、軽アイゼンは必須です。
・川乗橋~川苔山山頂 通行可
工事のため通行止めとなっていた川乗林道は通行可能となりました。
それに伴い、川乗橋バス停~百尋ノ滝~川苔山 山頂まで歩くことができます。
滑りやすい箇所に気を付けつつ、春の息吹を楽しんで下さい。
・留浦の浮橋 通行止め 3/13~
水位低下のためです。月曜日以降、見学予定であった方、ご注意下さい。
https://waterworks.metro.tokyo.lg.jp/topic/20230310-01.html
・麦山の浮橋 通行止 3/6~
奥多摩湖側から三頭山へ登り降りする予定の方は注意
3月6日(月)から奥多摩湖に浮かぶ麦山の浮橋は水位低下により通行止めになります。
水位が回復するまで通れません。
https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/topic/20230302-01.html?fbclid=IwAR1UEZfmztxu1YenjNQXMGlBSGcSs9LYV5izDEXxVSpMDE91T_jzXRICrbk
■登山道の情報は以下を参照
https://www.ces-net.jp/okutamavc/info/52
登山装備
山麓と山の上の環境(気温や凍結ほか)の差を甘くみないこと。
山麓に合わせた軽装(防水性の低いスニーカー、薄手の着衣ほか)での入山は、山に入ってから対応できません。
防水性の高い登山の靴や、登山用の雨具、防寒具などが必要
山麓とは異なる厳しい山の環境に対応する必要があります。
まだ防寒に配慮したハイキング装備、ルートによっては登山装備が基本です。
雲取山はチェーンスパイクや軽アイゼン必須です。
標高の低いところでも軽アイゼンやチェーンスパイクはお守りして携行した方がよいです。スパッツもあるとよいです
登山用の雨具は必要。ハイキングという気持ちでも防寒防風にもなる雨具は必携です
安全のためライトの用意を 地図とライトはいつでも用意しましょう。
(ライトはちゃんと点灯するか、十分な電池などがあるかなどの確認もお願いします)
行動中は汗をかくので、風をよける雨具やウインドブレーカーの下は少し薄着で
休憩時には体が冷えるので暖かいジャケットなどを羽織るなどして
衣類の着脱で体温調節して汗冷えしないように工夫しましょう
注意点
■青梅警察署山岳救助隊より注意喚起
前年比約160%。この数字は、令和4年奥多摩での遭難事故発生件数(84件)です。
リーダー任せのグループ登山や、体力不足と思われる下山時の転倒事故が増加しています。
グループで行くときにも自分で行程や計画を確認し、安全に登山を楽しみましょう。
■この時期
山麓が雨でも、雲取山など標高の高いところはまだまだ雪となることがあります。
事前の最新情報を得て、無理のない計画でゆとりある登山を
※家族連れが多いこの時期、お子さんから目を離さないようにお願いします。奥多摩は山です。
■登山届を出しましょう
JR奥多摩駅にポストがあります(奥多摩ビジターのポストは開館時間中の受付)
余裕を持ったプランで安全登山を心がけましょう。
https://www.ces-net.jp/okutamavc/info/662?fbclid=IwAR3dGr7UZ6nLxHtIsrhqb79GjAgkVNtH8qUu94nGZJeFS5Gsvob5ppYOSeE
■ゴミはご自宅までお持ち帰り下さい 奥多摩にゴミ箱はありません
河原や地域の収集場所などに置いていくことはおやめ下さい ※河原での直火は禁止
■避難小屋の緊急時以外での宿泊利用はお控えください。
避難小屋の緊急時以外のご利用はお控えください。また、雲取山周辺を含めた特別地域でのテント設営などはできません。感染症対策含め、登山マナーへのご理解ご協力をお願いします。
■自然保護のルールに協力を 奥多摩には自然公園利用ルールがあります。
■雲取山登山 現在は凍結があり軽アイゼン必須の冬山です
雲取山は東京都最高峰です。通常は早朝出発し山小屋で一泊する行程です。
日帰り登山の方もありますが、無理のない計画でお願いします。
はじめて雲取山に登る方は、インターネットの登山者発信の情報だけでなく、公的な情報にも目を向けましょう。ビジターセンターでも情報提供しています。
■参考になる情報発信(ヤマケイオンライン付加情報)
奥多摩観光協会
https://www.facebook.com/okutamakanko/
お知らせ
■奥多摩ビジターセンター
・お電話でのお問い合せ TEL 0428-83-2037
(月曜日を除く9:00~16:30)
ホームページ
https://www.ces-net.jp/okutamavc/
■SNS 公式SNSにて、周辺小屋などの発信情報を拾っております
https://www.facebook.com/okutamavisitorcenter
https://twitter.com/okutamavc
■イベント【参加者募集中】
・氷川渓谷ガイドウォーク
(1)2023年4月22日(土)10時~11時40分
(2)2023年4月23日(日)10時~11時40分
※1、2共に同じ内容です
参加費 1500円(保険、講師代など)
申し込みはE-mailのみ
詳しくはこちら
https://www.ces-net.jp/okutamavc/info/2781
2023年度の予定は近日発表予定
昨年の今頃の様子は?
晴れると春らしい陽気となりましたが、日により、また朝晩の寒暖差大。ウエアの着脱で体温調節を2023.04.14
朝夕は寒く、日中は暑いため衣類の着脱で体温調節をしましょう。氷川渓谷でヒメウツギ開花2023.04.21
今年はフジの花が当たり年。早くも谷あいは花房が長く見頃です。登山は早出早着+ゆとりある計画で2023.04.28
5/13青梅線17:30頃~運休。川苔山でシロヤシオ見頃。山麓と上の気温差あり衣類の着脱で調節を2023.05.11
氷川の三本杉でセッコクが見頃。山麓と上の気温差あり衣類の着脱で調節を2023.05.19
氷川の三本杉でセッコクが見頃。麓と山上の気温差が大きい時期。衣類の着脱で体温調節しましょう2023.05.25
東京都奥多摩ビジターセンター周辺の過去の様子
東京都奥多摩ビジターセンター
- 電話番号:
- 0428-83-2037
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