雪解けが進んでいますが、天候崩れればまだ冬に逆戻。登山装備は油断禁物(サングラス必須)です
天気・気温
山と周辺の状況
■周辺状況 6/5
ここ2週間ほど降雪しておらず、周囲の雪どけが進んでいます。
上部はまだ大丈夫ですが、室堂平から山腹まで縦溝が多くなってきました。
本日6//5の富山市内は最高気温が30℃と真夏日の予報ですが、室堂では日差しが弱く昼過ぎの気温で5℃前後で寒く感じます。
室堂の気温は 0℃~10℃前後です。
6/10の日の出は04:32頃、日の入りは19:09頃です。
登山道の状況
■登山道 6/5
一の越から雄山までの稜線は雪が消えています。
降雪直後でない限りは基本夏道でピッケルアイゼンも不要です。
室堂から一の越や、室堂山、大走り、剱御前小舎までの道などは山腹にはまだ雪が多く、ピッケルまでは必要に感じませんが少なくともアイゼンは推奨です。
降雨後はステップが消えますので雪渓歩き慣れていない方はピッケルの用意があったほうが良いかもしれません。また、あまり踏み抜きもないので足跡があるルートを辿る場合はワカン、スノーシューは不要です。
室堂ターミナル前や、当山荘からみくりが池温泉を経由し雷鳥荘までの道はほとんどの夏道が出始めています。
●立山一帯では、登山者及びスキーヤーは 入山届の提出と雪崩ビーコンの 携帯が必要です。
詳細はこちら! http://toyamaken-sotaikyo.jp
http://chubu.env.go.jp/nagano/to_2015/post_11.html
登山装備
スキー、スノーボード、登山の方は春山残雪期の装備が必要です。
日中天気がいい日と朝晩の風が強い日で体感の寒暖差が20℃程違います。
稜線上は体があおられるほど風が強いこともあり、ウェアは、雨・風雪にしっかり耐えられるレベルが必要。
紫外線が強いのでサングラスと日焼け止めは通年必須。
観光の方も、それなりの装備が必要です。
雪や寒さ、濡れに対処するため防寒具、雨具、手袋や暖かい帽子、防水の靴(長靴、トレッキングシューズ)などが必要です。
雪の照り返しから目を守るため、サングラスも絶対必要です。
駅ターミナルから室堂山荘は、雪の上を歩きます。
ターミナル前広場には看板がありますし、ルート上に竹ポールを刺してありますが、濃霧等天候によってはルートが不明瞭なこともあります。
その際はお電話にてお問い合わせ下さい。徒歩でお迎えに上がります。
注意点
■天気が安定せず時間ごとに目まぐるしく変わります。
下界では最近真夏日なっていますが、北アルプスは天気が悪いとに戻ります。
山に入るときは事前に行動予定日の天気をご確認下さい。
■アルペンルート
2023年度の営業期間は、4月15日(土)~11月30日(木)
https://www.alpen-route.com/index.php
お知らせ
■室堂山荘
電話 076-463-1228
室堂山荘HP、Twitter
http://www.murodou.co.jp/
https://twitter.com/murodousansou
■宿泊には予約が必要です
当山荘空室状況は立山室堂山荘ホームページに記載してありますのでご確認下さい。
■奥黒部ヒュッテ(系列の小屋になります。黒部ダムの近くです。)
今年は7/22より営業開始し9月末まで営業予定です。
昨年の今頃の様子は?
融雪進みルートにより装備が異なる時期です油断しないように。サングラスは観光でも必須です2023.05.11
融雪進むも登山にはアイゼンやピッケルの用意を。サングラスは観光でも必要。植生保護に留意2023.06.01
雪解けが進んでいますが、天候崩れればまだ冬に逆戻。登山装備は油断禁物(サングラス必須)です2023.06.07
稜線の雪は融雪しハクサンイチゲなど咲き始めましたが、山腹には残雪が多くアイゼン推奨です2023.06.14
登山は春山残雪装備で。稜線までは残雪多くアイゼン推奨。稜線は融雪し高山植物咲き始め2023.06.21
立山室堂山荘周辺の過去の様子
立山室堂山荘
- 現地連絡先:
- 076-463-1228
- 電話番号:
- 076-463-1228
- 連絡先住所:
- 〒930-1414 富山県中新川郡立山町室堂