稜線の雪は融雪しハクサンイチゲなど咲き始めましたが、山腹には残雪が多くアイゼン推奨です
天気・気温
山と周辺の状況
■周辺状況
6/11(日)に北陸地方も梅雨入りしました。
好天の日が少なく、山荘周囲の雪溶けが進んでおり、ペースは去年より早いです。
縦溝は下部だけでなく上の方でも出てきています。
雪溶けが早かった稜線付近では
ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲ
、
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
、
ミヤマキンバイ
ミヤマキンバイ
が咲き始めました。
室堂の気温は 0℃~10℃前後です。
6/20の日の出は04:32頃、日の入りは19:13頃です。
登山道の状況
■登山道 6/14
稜線(立山方面)は雪が消えています。
降雪ない限りは基本夏道でピッケルアイゼンも不要です。
本日室堂山荘から一の越へいく道の途中までバックホーという重機で堀り進んでいます。
今後の降雨でより早く石畳の夏道も出るかと思います。。
室堂から一の越、室堂山、大走り、剱御前小舎までの道などは山腹にはまだ雪が多く、ピッケルまでは必要に感じませんがアイゼンは推奨です。ワカン、スノーシューは不要です。
当山荘からみくりが池温泉を経由し雷鳥荘までの道はほとんどの夏道が出始めています。
先日雷鳥沢のテント場から剱御前や奥大日に向かう際に渡る浄土沢に橋が架かりましたので、今後は橋を利用して対岸へ行けます。
登山装備
スキー、スノーボード、登山の方は春山残雪期の装備が必要です。
日中天気がいい日と朝晩の風が強い日で体感の寒暖差が20℃程違います。
稜線上は体があおられるほど風が強いこともあり、ウェアは、雨・風雪にしっかり耐えられるレベルが必要。
紫外線が強いのでサングラスと日焼け止めは通年必須。
観光の方も、それなりの装備が必要です。
雪や寒さ、濡れに対処するため防寒具、雨具、手袋や暖かい帽子、防水の靴(長靴、トレッキングシューズ)などが必要です。
雪の照り返しから目を守るため、サングラスも絶対必要です。
駅ターミナルから室堂山荘は、雪の上を歩きます。
ターミナル前広場には看板がありますし、ルート上に竹ポールを刺してありますが、濃霧等天候によってはルートが不明瞭なこともあります。
その際はお電話にてお問い合わせ下さい。徒歩でお迎えに上がります。
注意点
■天気が安定せず時間ごとに目まぐるしく変わります。
山に入るときは事前に行動予定日の天気をご確認下さい。
■アルペンルート
2023年度の営業期間は、4月15日(土)~11月30日(木)
黒部ダムの観光放水は6月26日から
https://www.alpen-route.com/index.php
お知らせ
■室堂山荘
電話 076-463-1228
室堂山荘HP、Twitter
http://www.murodou.co.jp/
https://twitter.com/murodousansou
■宿泊には予約が必要です
当山荘空室状況は立山室堂山荘ホームページに記載してありますのでご確認下さい。
■奥黒部ヒュッテ(系列の小屋になります。黒部ダムの近くです。)
今年は7/22より営業開始し9月末まで営業予定です。
昨年の今頃の様子は?
融雪進みルートにより装備が異なる時期です油断しないように。サングラスは観光でも必須です2023.05.11
融雪進むも登山にはアイゼンやピッケルの用意を。サングラスは観光でも必要。植生保護に留意2023.06.01
雪解けが進んでいますが、天候崩れればまだ冬に逆戻。登山装備は油断禁物(サングラス必須)です2023.06.07
稜線の雪は融雪しハクサンイチゲなど咲き始めましたが、山腹には残雪が多くアイゼン推奨です2023.06.14
立山室堂山荘周辺の過去の様子
立山室堂山荘
- 現地連絡先:
- 076-463-1228
- 電話番号:
- 076-463-1228
- 連絡先住所:
- 〒930-1414 富山県中新川郡立山町室堂